北欧デザインの多機能スマートウォッチに惚れた【ガジェットレビュー】
- 文
- 澤田真一
- 公開日時
- 最終更新
時計メーカーで知られるスカーゲンから、『Falster Gen 6』が発売中です。
これはsnapdragon wear 4100+プラットフォームを搭載した、スカーゲン最上位モデル。ステンレススティール製の42mmケースに、現代を生きる上で必要不可欠の機能が満載されています。
今回は、見た目にも高級感漂うこのスマートウォッチを試してみましょう。
上品な筐体
スマートウォッチもまさに「ピンキリ」です。しっかりした作りのハイエンドモデルもあれば、チープなプラスチックボディのローエンドモデルも混在しています。
また、デザインも多種多様です。スポーツシーンを想定したものもあれば、フォーマルでの活用を考慮したものまで。単に「スマートウォッチ」と言っても、今や一通りではありません。
では、『Falster Gen 6』はどうでしょうか。筆者はこれを箱から取り出した瞬間、その上品なフォルムに「おっ!」と声を上げてしまいました。スマートカジュアルを思わせる印象の筐体は、プラスチックではなくステンレスで作られています。
ディスプレイサイズは1.28インチ。ただし心なしか、数字よりもだいぶ広々としています。真円を描くシンプルなデザインのため、尖った要素がありません。これは「様々な場面で着用できる」ということでもあります。
各種センサーを搭載
さて、この『Falster Gen 6』の価格は3万8,500円です。スマートウォッチとしてはまだミドルレンジのあたりだと思いますが、筐体の中には様々なセンサーが組み込まれているのが大きな特徴です。
加速度計、ジャイロスコープ、コンパス、高度計、PPG心拍数、SpO2、オフボディIR、アンビエントライト。これだけのセンサーが揃っている製品は、ほんの数年前までは例外なくハイエンドモデルだったはず。筆者は貧乏公務員のせがれですから、5万円以上もするスマートウォッチなどは夢のまた夢です。
しかし、スマートウォッチも確実に安くなっています。3万円台でこれだけの機能が備わっているのなら、多少無理をしてでも買ってしまうかもしれません。てか、マジで欲しい!
Wear OS by Googleをフル活用しよう!
『Falster Gen 6』はスマホアプリ『Wear OS by Google』と連動する製品です。
文字盤デザインの変更や通知設定、カレンダーの同期等は『Wear OS by Google』で設定します。そして筆者が『Falster Gen 6』と『Wear OS by Google』を紐付ける際に知ったのは、「手洗いタイマー」という機能の存在です。一定時間が経過すると、手洗いをするように『Wear OS by Google』が『Falster Gen 6』を経由して着用者に知らせてくれます。
なるほど、今の時代はこういう機能が必要不可欠なのか! 筆者自身、パンデミック前は様々な国に渡航して日本と現地との衛生概念の落差に驚かされましたが、特に「手洗いが習慣になっていない国」には驚きを通り越した呆れたものです。フィンガーボウルはあるけれどおしぼりは用意されていないレストラン、というのもあります。
「手洗いの習慣がない人々」に手洗いを啓蒙するのも、Googleやスマートウォッチメーカーの役割とも言えます。もちろんこの機能は日本人にとっても重宝するはずです。仕事の合間にもこまめに手を洗っておきたい人は、『Wear OS by Google』の機能を活用してみましょう。
30分で最大80%充電
『Falster Gen 6』のバッテリー駆動時間は「24時間以上」となっています。
これは正直言ってしまうと、いささか短い気がします。今の時代、数日間にわたって使用できる製品も珍しくありません。ですがそれを補うように、「30分で最大80%の急速充電ができる」という特徴があります。実際、筆者が『Falster Gen 6』を充電した時も数分毎に数%の電力が蓄積されていきました。これは気持ちいい!
Amazon、楽天市場でも発売中
『Falster Gen 6』は現在、スカーゲン公式サイトの他にAmazon、楽天市場、PayPayモール等でも販売されています。
「『Falster Gen 6』の価格は3万8,500円」と上述しましたが、これはあくまでも参考価格。通販サイトによっては、それよりも割引された価格で販売されているようです。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります