話題のツイッターに最適な縦長モニターが超快適【ガジェットレビュー】

澤田真一
公開日時

 サンコーがPC用外付けディスプレイ『TL縦長ディスプレイ』を発売中です。

 これはTwitterのタイムライン表示に特化した製品。1280×400、即ち上下に伸びるような形状です。これだけ極端な寸法のディスプレイというのはなかなかありません。まさに「ツイ廃しか勝たん!」というキャッチコピー通り、Twitterユーザーによる利用を前提にしています。

 そんな『TL縦長ディスプレイ』をお借りすることができたので、試してみましょう。

Twitterのタイムライン表示にピッタリ!

 筆者がこの製品の存在を知ったきっかけは、Twitterです。仮にも筆者はメディアライターですから、世の事象を一通りチェックしなければなりません。故に、SNSのタイムラインの確認は仕事の一部とも言えます。その中で『TL縦長ディスプレイ』が大きな話題になっていることを知り、急遽メーカーと掛け合って製品を取り寄せた……という経緯です。

 PCで仕事をしながらTwitterのタイムラインを確認したい。しかし、ひとつの画面にいくつもブラウザを出しておくというのも気が引けます。ゴチャゴチャしていて煩わしい……。

 というわけで、『TL縦長ディスプレイ』にTwitterのブラウザを持っていきます。この製品はタイムラインの表示に特化しているため、ツイートの枠がピッタリと収まります。おおっ、これはすごい!

 最近では様々なサブディスプレイが開発され、販売されています。4K表示を可能にする製品や薄型軽量かつ大画面の製品など、筆者もサンプルを取り寄せてレビューしたことがあります。ですが『TL縦長ディスプレイ』は誰かが考えそうで考えなかった、「タイムラインを確認するためだけの画面」です。機能を絞っているからこそ、そこに強烈な個性が発揮されています。

Twitterが多数派の国

 日本は「FacebookよりTwitterユーザーのほうが多い稀有な国」として知られています。

 日本以外の国では、TwitterよりもFBのほうがアクティブユーザー数が多いことが殆どです。プラットフォームへのアクセス自体がブロックされている中国は例外として、そうではない韓国や台湾、東南アジア諸国でもFBユーザーは常に多数派。ところが日本人だけは、日常のニュースや緊急速報すらもTwitterから得ようとします。このような国は、他にありません。

 『TL縦長ディスプレイ』は、まさに「日本ならでは」の製品と言えます。

Zoom会議でも大活躍!

 もっとも、『TL縦長ディスプレイ』はTwitterしか表示できないというわけではありません。Zoomを使ったオンライン会議の際、『TL縦長ディスプレイ』で参加者を映し出すということも可能です。その場合も、参加者の映像が団子のように縦一列に表示されます。

 そして『TL縦長ディスプレイ』は、持ち運びに難儀しないほど小さな製品です。70×208×16mm、重量は174gに過ぎません。これならバッグの中に入れておいても苦にならないはず。サッと取り出してすぐさまPCに接続することができます。

 筆者としては、外回りの多い職種の人こそこの製品を導入し、活用してほしいと思案しています。外出先でも余計なスペースを取らず、サブディスプレイとしての役割を完璧に果たしてくれるはずです。

大人気故の品薄

 『TL縦長ディスプレイ』はサンコー公式サイトで販売中です……と書きたいところですが、Twitterでバズった影響もあるせいか品薄状態が続いているようです。

 この記事を執筆している2月24日時点で「店舗在庫あり。 ご希望の方はご連絡下さい」という記載があるので、興味のある方はサンコーにコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。価格は1万1,200円。また、『TL縦長ディスプレイ』専用のスタンドも近日発売予定です。

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