【ぶくスタ第42回】ピュアな心が中二を呼ぶ……! 忍を取り巻くハートフル(?)ストーリー
- 文
- ヒムロ
- 公開日時
こんにちは、ライターの氷室です。『あんスタ!』のテレビアニメの放送日が決まり、すでに夏が楽しみで仕方ありません! 動いているアイドルたちを早くテレビ見たい!!
さっそく大川ぶくぶ先生描き下ろしのコミックをどうぞ☆
“追憶*流星の篝火”(3月31日から4月10日まで開催)
今回は夢ノ咲学院の過去を描く追憶シリーズの、“流星隊編”とでもいうべきイベント。これまでの追憶シリーズは1年前のエピソードが多かったのですが、今回は2年前の学院も登場します。現在3年生のアイドルたちが1年生だったころということで、初めて語られる出来事が多くみられました。
ストーリーのサブタイトルにつけられた「ヒーロー失格」という言葉の意味が、話を重ねるごとに明らかになり、過去の千秋と奏汰の悲哀を感じました。“神さま”と“ヒーロー”の違いについても考えさせられます。
ストーリー概要
2年前の夢ノ咲学院は、現在の夢ノ咲学院とはかけ離れた学校でした。教師も生徒もやる気がなく、業界のなかでも評判が良くないという有り様。千秋は1年生のころから流星隊に所属していましたが、流星隊のメンバーは不真面目な生徒ばかり。ヒーローへの憧れを募らせながらも、何も行動を起こすことなく千秋は過ごしていました。
そんな彼はある日、掃除をしようと夜のプールへ向かい、奏汰と出会います。奏汰は同じ1年生ではあるものの、別のクラスの生徒。初めて奏汰と言葉を交わした千秋は、激しく水を求めたり、自分を“かみさま”と言う奏汰に驚きます。そして、友達がいないという共通点を見つけてうれしくなったよう。
自分は神さまだから願いを叶えると奏汰。千秋はそれを取り合いませんでしたが、奏汰と会ってからなにげなく願ったことが叶うことに。
そして千秋は“かみさま”の奏汰が願いを叶えるからくりを斑から聞き、怖くなって奏汰と関わるのをやめてしまいます。そのまま2年生になった千秋は、相変わらず不真面目な流星隊に所属していました。流星隊は新入生を受け入れませんでしたが、バスケ部にはスバルが入部してきたので千秋にも念願の後輩が。
校内ではいつしか生徒会が本格的に動き始めており、優秀な5人の生徒を五奇人と呼ぶようになっていました。彼らは他の生徒たちからも一目置かれ、そのメンバーには奏汰の姿も。
千秋の知らないところで、徐々に学院の雰囲気が変わり始めます。もてはやされていたはずの五奇人ですが、Valkyrieがfineに負けたことを皮切りに他の生徒から罵られ、憎まれる対象になっていました。
生徒会が次に矛先を向けたのは奏汰でした。海神戦と称し、勝負を申し込んだのは紅月。宗の仇を取りたかった奏汰でしたが、奏汰の信者によって不戦敗になるよう戦いから遠ざけられていました。奏汰と一緒に斑に呼び出されていた千秋は2人の話を聞き、海神戦へ向かうことを決意。
千秋は1人でステージに立ち、奏汰の代わりに討たれようと考えていたのです。せっかくだからと流星隊の衣装に着替えていると、なぜか奏汰も流星隊の衣装に着替えていました。ドリフェスである海神戦は、一緒にステージに立てるのは同じユニットのメンバーのみということで、奏汰は流星隊に加入。
そして、流星レッドと流星ブルーとなった2人は、紅月と対峙することに――。
ライターの超個人的! ハイライトシーン
氷室が個人的に「いいね!」と思ったシーンをご紹介します。5点と決めているシーンですが、いつもいつもいいシーンが多くて困ります。シリアスではないちょっとコミカルなシーンを多めにしてみました。
“スカウト!中二病トラブル”(3月30日から4月14日まで開催)
インパクト抜群の「中二病トラブル」には、流星隊の忍と翠、それからなずなと薫という珍しい4人が登場。カードイラストで着ている中二病衣装はもちろん、カード名の「封印のナイトレイド」や「刻印のアンダーテイカー」、ライブスキルの「永久凍土の氷柱」や「蒼き焔の刃」など、随所に“中二病”が散りばめられています。
忍が公園で見つけたのは、なんと忍者の秘術が書かれたその名も「ひ伝の巻物」! “秘伝”ではなく“ひ伝”なのが気になるところですが、さっそく忍はそこに書かれた術を実行してみることに。
姿を隠す術を実行中の忍をあっさり見つけた翠は、忍から巻物や秘術の話を教えてもらいます。巻物のことを信じきっている忍に対し、翠はその巻物が偽物である可能性や、落とし主にとっては黒歴史のひとつではないかということを言い出せません。
忍者同好会の新入生獲得を狙う忍は、この巻物に書かれている秘術を実行し、その動画を撮ってアピールできないかと翠に相談。成り行きで翠は忍の動画作りに協力することに。
次回のぶくスタもお楽しみに!
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