『Tribes of Midgard』は噛むほどに味がでるスルメゲー。ラグナロクを阻止できるか?【綾那のゲームに夢中】
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- 綾那
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さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第54回をお届けします。
皆さん、ゲームしてますか?
今回書かせていただくゲームは、『Tribes of Midgard』という北欧神話をモチーフにしたサバイバルアクションRPGです。
どんなゲームかと申しますと、プレイヤーはエインヘリャルとなり、村や自らを強化して、村の真ん中に存在する“ユグドラシルの樹”を巨人やヘルの眷属から守りつつ、ラグナロクを阻止するのが目的です。
北欧神話を知ってる方なら、なんとなく想像しやすいかと思います。
『Tribes of Midgard』を紹介
始めた当初は、右も左もわからずに悪戦苦闘の連続。
資材を求めてマップの外へと向かっていると、気付いたら自分のレベル以上の敵に追い回されていたり、巨人を放っておきすぎて、気付いたらユグドラシルが瀕死になりかけていたり……。
“気付いたら〇〇していた”事象が多いこと多いこと(笑)。
資材調達班と、魔物から村を守る班で別れていても、このゲームは日数が経過するにつれて難易度が上がっていき、そのうち“フィンブルヴェスト(大いなる冬)”というものが訪れ、世界が一気に寒くなってしまいます。
そうなると装備やアイテムが充実してないと、活動範囲がどんどん狭まってきてしまうんですね。アイテム使っても凍傷で体力が奪われてしまうので、どんなに頑張ってもいずれは死にます。
それを考慮して動くことになるので、連携が要となってきますね。
ちなみに私は友だちとマルチプレイをしていたので、ボイスチャットなどで連携がとれていましたが、野良マルチだと多分そううまくはいかないかもしれませんね。こればっかりは試したことがないので、何とも言えず申し訳ありません。
とりあえず物資は共通となるので、独り占めするのはよした方がいいです!
広大なマップですが、テレポートできる祭壇があるので、とりあえずそこまで突っ込んでテレポ先を開けて、テレポで動ける範囲を広げていくのは大事なことのひとつ。
遠くにいても即村に帰れるので、防衛が足りずにヘルプを出されてもすぐ戻れるのが強み。やっぱり防衛より探索する方が楽しいですからね(笑)。
何度も死んで、やり方を考え、そのうち要領を覚えて資材集めも苦戦しなくなるので、トライアル・アンド・エラー精神でやるのが大事。この手のゲームは噛めば噛むほど味がでるスルメゲーなので、コツを掴んだらメチャクチャおもしろくなるのです。
このゲームにはクラスの概念がありまして、弓術を用いるレンジャーや防御に優れたガーディアン、罠を仕掛けられるハンターなど、総勢8種類の中から好きなクラスを選ぶことができます。
どのクラスも一長一短があるので、気になるクラスはどんどん試すといいです。ただし一度決めたら途中で変えられないのは注意。
スキルを強くしていくと夜に襲ってくるヘルの眷属も怖くなくなるので、もう彼らが経験値にしか見えなくなります(笑)。
本作にはサーガボスを倒すとクリアとなる“サーガモード”と、とにかく長く生き延びるのが目的の“サバイバルモード”の2つが存在しています。
個人的にはサーガモードが好きですね。決められた日数内に条件を満たし、フェンリルを討伐することを目的としたこのモード。やらなければならないことが分かっているので、分かりやすいんですよね。死んでもその場にアイテムは残る仕様がありがたいです。
フェンリル戦はとにかく死んで復活してを繰り返し、最後はパワーで押し切りました。
ぶっちゃけ、フェンリルへの道を開くまでが結構骨が折れます。フェンリルと戦っていても、霜の巨人は村を目指して歩いてきているので、そちらも気にしていないといけない。……というかそっちの方が大変。
なにせユグドラシルの樹を破壊された時点でゲームオーバーになるので、攻めより守りを優先しておかないと結構やばい状況に陥ったりします。
氷結の霜の巨人、灼熱の霜の巨人、雷電の霜の巨人、暗黒の霜の巨人の4体が時間をかけて襲来してくるのはドキドキします。今どこら辺にいるのかを仲間と共有しておけばさほど脅威ではないですが……。
どの順番で来るかはランダムですが、私は暗黒の霜の巨人の攻撃パターンが避けにくくて苦手です。そんな苦難を乗り越え、フェンリルを倒した時はめちゃくちゃやり遂げた感がありました。
再びになるのですが、このゲームはいわゆる“スルメゲー”なので、やればやるほどのめりこめるかと! 仲間内でワイワイするとよりおもしろいので、気になった方はぜひプレイしてみてください!
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