いいものだな。弁当箱を空にしてもらえるというのは(ラウラ)【軌跡シリーズ名言集】
- 文
- Zenon
- 公開日時
- 最終更新
日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事で紹介するのは、『閃の軌跡』のメインキャラクター、ラウラのセリフ。武士のようにキリッとした“カッコイイ系”女子である彼女の、女の子らしい一面が垣間見える名言を紹介していきましょう。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
いいものだな。弁当箱を空にしてもらえるというのは(ラウラ)
●第6章 黒と銀 ~鋼都動乱~(英雄伝説 閃の軌跡I:改-Thors Military Academy 1204-)
ラウラは主人公のリィンと同じトールズ士官学院《VII組》の同級生。帝国最強の剣士の1人《光の剣匠》ヴィクターを父に持ち、入学時からクラスでも屈指の実力者として頼りにされている存在です。
そんな武の道、あるいは剣の道一筋で生きてきたラウラも、お年頃の女の子であることは間違いありません。士官学院に入って心境の変化でもあったのか、とあるタイミングで料理の練習を始めます。
入学から約半年、時期としては学院祭前の自由行動日(休日)。寮の部屋にいる彼女を訪ねると、“自分磨き”をしていると教えられます。
“自分磨き=剣の鍛錬”と考えたリィンは、それに付き合わせてくれと頼みます。ラウラも「ある意味いい機会か」と隠すのを考え直した様子。四の五の言わずに街道まで付いてくるよう命じました。
なにも知らされぬまま街道にやってきて、まるでピクニックのようなシチュエーションになったリィンは戸惑い100%。そんな彼にラウラは、手作りのお弁当を差し出します。
梅干しご飯、卵焼き、プチトマト、アスパラのベーコン巻き、厚切りハム、ポテトサラダ、リンゴといったメニューでしょうか。彩り豊かで美味しそうですね。
学生寮に住み込みで働いてくれているメイドのシャロンに料理を教わり始めたというラウラ。指が絆創膏だらけになるほど頑張っているようです。
努力を認められて照れるラウラはすごく貴重。
いざ実食! 形は悪いと自信なさげにしつつリィンの評価を待ちます。
リィンからは「美味しい。シャロンさんにも引けはとらない」と予想以上の高評価。さすがに世辞だと思ってやや不機嫌そうに睨むも……。
「ラウラが一所懸命がんばって作ってくれた。その心が感じられるから、数段美味しくなるんだと思う」by.リィンのクサいセリフ集
そしてリィンがペロリとお弁当を平らげたあとの感想が、今回の名言です。
「いいものだな。弁当箱を空にしてもらえるというのは」
料理を作る側、そしてそれを誰かに食べてもらう側に立つと実感することですが、キレイに残さず食べてもらえるのはそれだけで充足感を覚えるものです。ちゃんと美味しく作れた、相手を満たすことができた、喜んでもらえたなどなど。料理はすべての食材と作り手に感謝を込めていただきましょう。
そして“次”の約束をおずおずと切り出すラウラと、快諾するリィン。
「そ、そうかっ……よしっ!」とガッツポーズでも決めていそうなラウラは、もうすっかり乙女ですね。
照れ隠しか素なのか、ラウラは剣の手合わせを提案してきます。その後、満足いくまで切り結んでから寮に戻ったとのこと。そこはやっぱり剣を通じて心を通わす“剣士”ならではなのかも。
はい、というわけで今回の名言はいかがだったでしょうか。強くて頼りになる凛々しい系の同級生女子が、不器用ながら作ってくれたお弁当を美味しくいただくという、全男子学生にとって憧れのシチュエーションをお送りしました。
この時点のラウラはまだまだリィンへの恋心などを意識してはいないと思いますが、そこがまた初々しくていい的な尊さを感じていただければ幸いです。
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!
※画面はPS4『英雄伝説 閃の軌跡I:改-Thors Military Academy 1204-』のものです。
(C) 2013-2018 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります