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賞金200万円を手にしたのは“まゆげ信者”チーム! GGGP2022の結果をピックアップしてレポート

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 創通主催により、3月5日・6日に東京・品川で『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト』を使った大会“GGGP2022(ガンダムゲームグランプリ2022)”の本戦が開催されました。

 大会は、シャッフルとチームホールドによる2つの部門で実施されました。また、入賞者には賞金が用意されており、順位に応じた賞金が渡されます。

 賞金の内容は以下の通り。

賞金概要

シャッフル部門

1位100万円
2位50万円
3位30万円
4位10万円

チームホールド部門

1位200万円(1人100万円)
2位70万円(1人35万円)
3位30万円(1人15万円)
4位10万円(1人5万円)

 オンラインマッチでの厳しい予選と、競争の激しい当日予選を勝ち抜き、本戦に出場したトッププレイヤーによる熱い戦いが展開。シャッフルとチームホールドでは戦い方や戦略の違い、当日にかけるプレイヤーの意気込み……さまざまな面で楽しめる大会となっており、全プレイヤーだけでなく、対戦ゲームを見るのが好きな人も必見の内容となっています。

 激戦を制して優勝を果たしたのは、シャッフル部門はこざやま選手、チームホールド部門はちゃんるい選手とRe-sinon選手の“まゆげ信者”でした。


 以下では、各部門の準決勝からのマッチアップを紹介していきます。

シャッフル部門(128名)

 シャッフル部門は、準決勝までは3試合ずつ実施し、試合の結果によるポイント制で勝敗を決します。

 決勝戦では誰かが3勝するまで試合を続け、3勝が決まった段階で、勝ち星に応じて順位付けが行われました。

準決勝プールA(動画の4:59:40~)

出場選手

Mac選手(ジャスティスガンダム)
あまつかぜせつな選手(ジャスティスガンダム)
dat選手(ウイングガンダムゼロ(EW版))
SHO∞選手(サザビー)

 1試合目は、dat選手の“ウイングガンダムゼロ(EW版)”とSHO∞選手の“サザビー”がペアに。3000&3000コストのペアという試合展開が難しい組み合わせでしたが、それを思わせない見事な技術をみせつけます。

 対するMac選手とあまつかぜせつな選手は、“ジャスティスガンダム”を駆り、3000コストの強力な攻撃をさばき続けるも、一歩及ばず、1試合目はdat選手とSHO∞選手の勝利となりました。

 3試合目もdat選手とSHO∞選手のペアとなりましたが、こちらも1試合目同様、3000コスト同士のペアが勝利。プールAの勝ち上がりはdat選手とSHO∞選手となりました。

準決勝プールB(動画の5:17:20~)

出場選手

koji/sfgooi選手(ストライクフリーダムガンダム)
こざやま選手(ジャスティスガンダム)
らいひ選手(∀ガンダム)
村もん選手(ジャスティスガンダム)

 本大会でも珍しい“∀ガンダム”と“ストライクフリーダムガンダム”を含んだ注目の準決勝。

 攻めの“∀ガンダム”、守りの“ストライクフリーダムガンダム”という試合の展開になりますが、どちらも一進一退の攻防を繰り広げます。

 また、“∀ガンダム”の逃げ、“ストライクフリーダムガンダム”の攻めの要素も試合展開中には含まれており、見ごたえバツグンの試合でした。

 ペアを組むお互いの3000コストの動きに合わせた、ジャスティスガンダムの動きにも注目です。

 プールBの勝者は、こざやま選手とらいひ選手です。

決勝戦(動画の5:50:45~)

出場選手

dat選手(ウイングガンダムゼロ(EW版))
SHO∞選手(サザビー)
こざやま選手(ジャスティスガンダム)
らいひ選手(∀ガンダム)

 準決勝までのルールと異なり、時間無制限になる決勝戦。

 準決勝同様、dat選手の“ウイングガンダムゼロ(EW版)”とSHO∞選手の“サザビー”がペアになりますが、準決勝でペアになった経験もあってか、勝利します。

 ひと息ついたのもつかの間、続く2試合目、3試合目でも同様のペアに。しかし、らいひ選手とこざやま選手が見事な連携から勝利。dat選手が1勝とSHO∞選手が1勝、らいひ選手とこざやま選手が2勝と、2人は優勝にリーチをかけます。

 4試合目では、SHO∞選手とこざやま選手がペアを組みました。こざやま選手が2試合目から3連勝をやり遂げ、優勝に輝きました。

チームホールド部門(64チーム128名)

 チームホールド部門は、Phase1とPhase2という構成。64チーム・8つのプールに分けられたダブルエリミネーション方式(1試合先取)のトーナメント戦であるPhase1を勝ち抜いた選手が、Phase2に進められます。

 Phase2では、8チームによる1回戦を経て、準決勝、3位決定戦、決勝戦が行われます。1回戦も白熱の試合が満載となっているので、動画を視聴する際は、チームホールド部門動画内の4:19:00~のPhase2開始からチェックしてみてください。

準決勝1試合目(5:39:20~)

出場選手

【みたいな感じの立ち回りです】ナリ・ヤマト選手(マスターガンダム)/俺俺俺俺俺俺俺俺のメイン選手(ブルーディスティニー1号機)
【スクショ@330】こたんぐ選手(サザビー)/レオシグ選手(アカツキ)

 “マスターガンダム”と“ブルーディスティニー1号機”により、強力な攻め能力をいかす“みたいな感じの立ち回りです”チームに対し、機動力の高い“サザビー”が縦横無尽に駆け回り、中距離での支援をし続ける“アカツキ”というバランスの取れた“スクショ@330”チーム。

 見どころは、ナリ・ヤマト選手の“マスターガンダム”による強力な攻めや、レオシグ選手によるアカツキの機体性能を世に知らしめた動きなどになります。

 一瞬の油断が命取りになる組み合わせですが、EXバーストのチャンスを外してしまった“みたいな感じの立ち回りです”チームが劣勢となり、そのまま“スクショ@330”チームが準決勝1試合目の勝者となりました。

準決勝2試合目(5:51:31~)

出場選手

【ジムニャン】ぱん(G-セルフ(パーフェクトパック))/リック(ジャスティスガンダム)
【まゆげ信者】ちゃんるい(G-セルフ(パーフェクトパック))/Re-sinon選手(ジャスティスガンダム)

 プレイヤー間で“強機体”と話題だった、“G-セルフ(パーフェクトパック))”と“ジャスティスガンダム”というペア同士の対決。

 有利なポジションが見えた時には2機で1機を追う、いわゆる“ダブルロック”をするや、EXバーストにはEXバーストで対処するなど、細かな戦法が飛び交っていました。

 お互い無駄な被弾を許さず、タイムアップまでを想定していると思われる動きを見られました。ミスが許されないまさに緊張の1戦。

 タイムアップによる判定を巧みに使い、同機体対決を制したのは“まゆげ信者”チームでした。

3位決定戦(6:10:50~)

出場選手

【みたいな感じの立ち回りです】ナリ・ヤマト選手(マスターガンダム)/俺俺俺俺俺俺俺俺のメイン選手(ブルーディスティニー1号機)
【ジムニャン】ぱん(G-セルフ(パーフェクトパック))/リック(ジャスティスガンダム)

 準決勝の試合を惜しくも敗れてしまった2チームによる対決。

 ナリ・ヤマト選手は“マスターガンダム”の他に“サザビー”を使用している様子もあり、機体変更も匂わせつつ、結局は“マスターガンダム”をチョイス。

 それに対して、“ジムニャン”チームは終始“マスターガンダム”の攻めをさばき続けます。ぱん選手の“G-セルフ(パーフェクトパック)”による的確な迎撃や、リック選手の“ジャスティスガンダム”によるバランスのとれた立ち回りを崩しきることができませんでした。

 そのまま“ジムニャン”チームが勝利。“ジムニャン”が3位、“みたいな感じの立ち回りです”チームが4位となりました。

決勝戦(6:27:00~)

出場選手

【スクショ@330】こたんぐ選手(サザビー)/レオシグ選手(アカツキ)
【まゆげ信者】ちゃんるい(G-セルフ(パーフェクトパック))/Re-sinon選手(ジャスティスガンダム)

 決勝戦を飾るのは、攻め重視のペアである“サザビー”&“アカツキ”ペアと、守り重視のペアである“G-セルフ(パーフェクトパック)”と“ジャスティスガンダム”というカード。

 3位決定戦と決勝戦は時間無制限であるため、じっくりとした展開になると思いきや、ペアの強みをいかした攻めのプレイで、“スクショ@330”チームが先に1勝を勝ち取ります。

 2試合目は打って変わり、攻めのプレイを見せる“スクショ@330”チームの攻撃をうまくさばき切り、“まゆげ信者”ペアの強みが存分にいきた試合展開に。“まゆげ信者”が勝利しました。

 続く3試合目を“まゆげ信者”チーム、4試合目を“スクショ@330”チームが勝ち取り、フルセットでの5試合目までもつれ込みます。

 お互い1歩も譲れない5試合目の展開は、お互いのコスト残り500、耐久値は限界近いというものに。そんな接戦を見事勝ち抜いたのは、ちゃんるい選手とRe-sinon選手の“まゆげ信者”チームでした。

 試合後にちゃんるい選手は、「いろんな方から自分たちのチームが優勝候補と言われていましたが、こうやって大きい大会で優勝できたのはすごいうれしいです。何より、決勝で熱い試合を皆さんに見せられたことがうれしいです」とコメント。

 一緒に組んだRe-sinon選手は「優勝できたのはこの日のために練習してきた成果だと思いますので、すごいうれしいですが、決勝戦は自分の中で不甲斐なくて、納得できていないので、また大会の決勝に来て、次はむちゃくちゃいいプレイしたいと思います」と、早くも次の出場を匂わせることを力強く語っていました。

 “GGGP2022(ガンダムゲームグランプリ2022)”は賞金が出る大会ということもあり、選手は普段よりも一層盛り上がっているように見えた大会でした。また、昨今の情勢からなかなか大会のリアル開催できない中、こうした催しが行われたのは、何よりうれしいことですね。

 実際の大会の模様は動画で確認できるので、まだ見ていない方はぜひチェックしてください!

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト

  • メーカー: バンダイナムコアミューズメント
  • 対応機種: AC
  • ジャンル: アクション
  • 稼動日: 2021年3月10日
  • 料金: オープン

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