PVPイベント“対決戦”スタート! アルト&ヴァイスの合体攻撃も登場!!【スパロボDDコラム#61】

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 第61回『スパロボDD』コラムをお届けします。

PVPイベント“対決戦”開催中! 敵味方、最大16機のユニットが激突する!!

 かねてより告知されていた、PVP(対人戦)イベント“対決戦”がついに実装! まだベータ版ということで改良の余地を残した状態ではありますが、すでに後半戦が開幕しており、3月17日(13:59)のイベント終了まで、残すところわずかとなっています!

 “迎撃戦”にも獲得スコア(ランク)を競い合うというPVP要素がありますが、“対決戦”では、もっと直接的に他プレイヤーとしのぎを削ることに。相手プレイヤーが編成した部隊と対決し、その勝敗でポイントが増加し、一定に到達するとランクが上昇するというシステムになっています。上位ランクでは人数制限があるので、トップ争いが加熱しそうです!

 部隊は最大8ユニットまで編成が可能となっており、敵味方合わせて最大16機のユニットによる大激突を楽しめます。このワチャワチャ感が、これまでの『スパロボDD』にはなかった“対決戦”の魅力ですね。

 一方、これまでの『スパロボDD』では基本的に4機編成がメインでしたが、“対決戦”では最大8機を同時投入するため、戦力の拡充が喫緊の課題となるでしょう。

 バトルは完全オートで進行。各ユニットにおおまかな作戦を指定できる点は、敵ターン時に防御、回避、反撃などを細かく指定できなかった『第3次スーパーロボット大戦』などの初期作品を彷彿とさせます(あの頃は大変だった……)。

 精神コマンドは、定められた条件を満たすことで、左にセットされたものから順番に使用。精神コマンドのスロット数はもちろん、セットする位置も勝敗を分けるかなり重要な要素となっています。

 また“対決戦”のプレイは、1回ごとのチケット消費制。チケットはログインボーナスやミッション報酬として配布されるほか、Dクリスタルで購入することも可能です。とにかく回数をこなすことがランクアップの第一歩なので、より上を目指すなら、Dクリスタルでの購入も検討する必要がありそうですね。

 獲得できる報酬はかなり豪華! Bランク以上の順位報酬には、先日実装されたばかりの“汎用スキル”を習得できる“ブランクオーブ”や、機体超改造用の素材である“機体改造素材V”などが含まれており、これらのゲットが目的のひとつとなります。

 十分な戦力が必要になるということで、初心者には多少敷居の高いエンドコンテンツではありますが、毎日の参加報酬としてガシャチケット引換券×20がもらえるので、開催中は1日最低1回プレイしておきたいですね。

 続いては、イベント“ランページ・テイマーズ”の開催とともに、ガシャに追加された新SSR必殺技パーツ“ランページ・ゴースト”と“ハミング・バード”をご紹介!

アルトアイゼン&ヴァイスリッターに待望の合体攻撃“ランページ・ゴースト”が追加!!

SSR ランページ・ゴースト

【ユニットパーツデータ】ランページ・ゴースト



ランページ・ゴーストの評価(SS)

 久々の登場となる共用パーツですね。アルトアイゼンとヴァイスリッターが対象となります。効果としては、条件なしで気力上限が上がり、気力10上昇ごとに攻撃・防御・照準が強化されます。また、命中時には「覚醒」の効果も発動。

 これだけでも十分強力ですが、さらにアルトアイゼン装備時にはエクセレン・ブロウニングが味方編成にいるとき、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・防御力減少の効果。ヴァイスリッター装備時は、味方編成にキョウスケ・ナンブがいるとき、照準値、与ダメージが増加します。

 ランページ・ゴーストの登場で、一気に2機とも一線級の戦力としての活躍が見込めるようになりましたね。ペアでの運用が鉄板といえるので、できれば2個確保しておきたいパーツになります。

 フリーダムガンダム&ジャスティスガンダム用の“コンビネーション・アサルト”に次ぐ、『スパロボDD』2つ目の合体攻撃として、アルトアイゼン&ヴァイスリッター用の“ランページ・ゴースト”が登場! “コンビネーション・アサルト”と同じく、アルトアイゼンとヴァイスリッターのどちらでも発動できるSSR必殺技パーツとなっています。

 昨年末ヴァイスリッターに“オクスタン・ランチャーW”が追加された際、筆者は「そろそろランページ・ゴーストも……」と言っていたのですが、思いのほか早い実装となりました。

 技名は“たけり狂う幽霊”といった意味合いの英語で、アルトアイゼンとヴァイスリッターの両機が、ゲシュペンスト(ドイツ語で“幽霊”の意味)の系列機をベースとしたカスタム機であることに由来していると思われます。

 ランページ・ゴーストの初登場は、2002年発売のPS2版『スーパーロボット大戦IMPACT』。『スパロボ』シリーズで初めて合体攻撃が搭載されたのは、1999年発売のNintendo64版『スーパーロボット大戦64』なので、かなりの古株合体攻撃ということになります。アルトアイゼンとヴァイスリッターの初登場作品である、ワンダースワン版『スーパーロボット大戦COMPACT2』シリーズでは、まだ存在しない技でした。

 ちなみに『IMPACT』では、アルトアイゼン・リーゼとヴァイスリッターによる合体攻撃で、ヴァイスリッターがライン・ヴァイスリッターに強化される選択をすると使えなくなってしまうという仕様。強化前のアルトアイゼンとヴァイスリッターのコンビがこの技を使うようになったのは、約8ヶ月後に発売されたゲームボーイアドバンス版『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』からとなっています。

 2007年発売のPS2版『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』より後は、改造前のアルトアイゼンとヴァイスリッターがゲーム作品に登場する機会がなかったため、『スパロボDD』における戦闘デモは完全新規。SSV(スーパーロボット大戦シリーズスーパーバイザー)である寺田貴信氏のTwitterでの発言によると、PS2版OG(ORIGINAL GENERATIONS)を参考にしつつ、スマホでできる限界に挑戦したとのこと。

 アニメ『スーパーロボット大戦OG ‐ジ・インスペクター‐』の大張正己監督によるアルトアイゼンのアクションも盛り込まれており、これを提案したというスタッフの方グッジョブ! と拍手を贈らずにはいられません(笑)。結果として『スパロボOGs』を凌駕し、『スパロボDD』でも屈指の目にも留まらぬ早業が繰り広げられる、凄まじい完成度を誇る戦闘デモとなっています。

 ちなみに、ディーダリオンも追加ユニットとして参戦した『スーパーロボット大戦30』では、DLC2を導入することで、アルトアイゼン・リーゼとライン・ヴァイスリッターによるランページ・ゴーストを見ることができます。強化前と強化後、2つの最新ランページ・ゴースト、みなさんはどちらがお好みですか?

SSR ハミング・バード

【ユニットパーツデータ】ハミング・バード



ハミング・バードの評価(S)

 バランスタイプの攻撃力・防御力・照準値が上がります。ヴァルヴレイヴⅥ装備時には、戦闘時のみ敵ユニットの全パラメータをダウンさせるデバフ効果もついています。

 さらに命中時には命中時、防御力、気力を減少させ、また周囲2~5マス内の敵ユニットの回避率も下げることができます。1機でどうにかできる性能ではないですが、ファン・タロンと合わせて装備すれば、デバッファー役としてかなりの活躍が期待できますね。

 連坊小路アキラが乗るヴァルヴレイヴVI・火遊(ヒアソビ)2つ目のSSR必殺技パーツ“ハミング・バード”は、同機の特能武装であるハミング・バードを用いた攻撃。

 ハミング・バードは、まるで某カードキャプターの杖のような形状の武装で、同じく同機の特能武装であるマルチセンサーアーマー・森羅万象との連携により、触れた対象をハッキングし強制操作できるという、これを初めて見たクーフィアいわく「チートな」能力を備えています。

 原作『革命機ヴァルヴレイヴ』での初使用は、ヴァルヴレイヴⅥが初めて活躍した第1期最終回(第12話)。モジュール77の地下から侵入し、毒ガスを撒き散らしながら大惨劇を巻き起こしたドリル付きイデアール級機動殲滅機にハッキングをかけて撃退しています。

 この際に現れたマニュアル表示によると、支配対象物にハミング・バードの先端を強く突き刺すことで、対象に侵食回路が埋め込まれ、搭乗者による手動ハッキングが可能に。さらに森羅万象からハミング・バードを介して、対象の強制操作が可能となるそうです。

 また、複数対象の同時コントロールも可能とされており、実際に第12話、第13話では、無人機バッフェ2機のコントロールを同時に掌握して同士討ちをさせています。

 そのほか、第18話では博物館の監視システムをハッキングし、月へと向かうロケットを奪取するにあたって大きな役割を担っており、第23話では通信衛星をハッキングし、山田(サンダー)の犠牲と引き換えに、全世界にドルシアの暗部を暴露しました。戦術的に活躍したというよりは、ハルトたちが大きな苦境を脱するための戦略に影響を与えた武装といえるでしょう。

 なお、ハッキングには仮想キーボードによる手動操作が必要となるため、パイロット(カミツキ)自身にも高度なプログラミング能力が要求されます。バッフェの掌握程度なら瞬時に可能なものの、施設の機能をハッキングするとなるとそうはいかず、ほとんど無防備になってしまうようです。

 他のヴァルヴレイヴに比べて、はるかに搭乗者を選ぶ機体であり、パイロットになったのが脳筋のサンダーあたりではなく、ずば抜けたプログラミング能力を持つアキラで本当によかったと思います(笑)。

 『スパロボDD』における“ハミング・バード”の戦闘デモ演出は、本来はヴァルヴレイヴIの装備であるボルク・アームによるビーム射撃と、ハミング・バードによるハッキングを絡めた連続攻撃。経緯は不明ですが、第13話で出撃したヴァルヴレイヴVIはボルク・アームを装備しており、多数のバッフェを撃墜。さらに、クーフィアのイデアールをも退けています。

 “ランページ・ゴースト”と“ハミング・バード”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、3月15日(13:59)までの開催! 特に“ランページ・ゴースト”は期間限定排出となっていますので、ゲットしたい方はお急ぎを!!

 また、3月31日(13:59)まで『スーパーロボット大戦Z』シリーズの主人公機であるガンレオンを獲得できるショートシナリオイベント“荒野のザ・ヒート”が開催中! こちらは次回の更新で詳しくご紹介する予定ですので、お楽しみに!! 

 さらに、先日の『生スパロボチャンネル』では、『スーパーロボット大戦X-Ω』のプレイヤーにはおなじみの、シズキ・シズカワが乗るヒュッケバインMk-II(3号機)の参戦も告知され、ますます『スパロボDD』への期待が高まるところです!

 ……最後に、現在各週1枚配布中の“SSR1個確定10連ガシャ”チケットの釣果をご報告。



 比較的新しい(半年以上前ですが)エヴァンゲリオン零号機用の“デュアルソー”は、持っていなかったパーツなので、うれしいですね。また、筆者の編成ではHi-νガンダムが一軍候補なので、アムロ用のスキルオーブが付いてくる“フィン・ファンネル”も、かなり古いパーツながらありがたいです。

 といったところで、今回はここまで! 筆者は、なんとか今日中に確定申告を片付けます!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
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