騎士様、あなたが抱える罪をーー私に、ください(ルウシェ)【白猫名言集#14】
- 文
- ライオン松本
- 公開日時
コロプラのiOS/Android向けRPG『白猫プロジェクト(白猫)』に登場する、魅力的なキャラクターの名言を紹介する連載企画です。
今回は、3月末のイベントで登場したルウシェ(声優:東山奈央)セリフをお届けします。
※ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
騎士様、あなたが抱える罪をーー私に、ください(ルウシェ)
イベント“The World of Guilty”ストーリー“消せない罪”
贖罪の聖女と称される少女・ルウシェ
ルウシェがメインで活躍するのは、“The World of Guilty”という『白猫』本編とは別の外伝的なストーリーイベント。
物語の始まりは、精霊教会の総本山・大聖堂にて暗がりの中、衛兵たちが何かを探しているところからスタートします。衛兵たちが探しているのは一人の騎士、アシュレイ。彼は衛兵が消えたのと同時にとある場所へ向かいます。
まるで座敷牢のような場所へと足を踏み入れたアシュレイが探していたものは、ひとりの少女でした。名も知れぬその少女、ルウシェに対して、アシュレイはまるで当然のように剣を引き抜き、首元へと振り下ろそうとしました。なんて衝撃的な幕開け!?
そんなアシュレイの行動に、ルウシェはただ「ありがとう、ございます」とお礼を告げます。それまではルウシェに無感情のように見えたアシュレイに変化も訪れます。
一体なぜこの状況でお礼を言うのか、プレイヤー目線でも気になる疑問。その答えは、ルウシェがアシュレイを聖霊の御使いと勘違いし、裁きに来たと思ったから……だそうです。
話を読んでいるとどうやらルウシェは、司教によって“深い罪を抱えて生まれてきた人間”だと説かれていたようで、自分にはこの身を持って罪を償うしかないと一種の洗脳じみたマネをされていたようです。
これが贖罪の聖女と呼ばれるルウシェと、彼女を手にかけようとした騎士、アシュレイとの出会いでした。
ここから追手や魔物たちが現れることでアシュレイ(ルウシェの命を狙っている)とルウシェ(アシュレイが自分を守ってくれる騎士と思い込んでいる)の奇妙な旅が始まります。……プレイヤー視点で見ていると、この状況は凄くワクワクするシチュですよね。
世間知らずの聖女と本来の目的を隠してる影ありの騎士の話とか面白そうに決まってます!
主人公たちとの出会い
少し時間は流れ、ルウシェたちはとある村へと訪れていました。その村ではちょうど魔物の討伐を旅人たちへと依頼している最中の様子。その声を聞きつけたルウシェはすぐに引き受けようと声を上げます。
それと同時に反対方向からもその依頼を引き受けようとする一行が声を上げました。もちろんこの一行こそ主人公、アイリス、キャトラの2人+1匹。
そこからは互いに自己紹介したり、ルウシェのやる気に負けて、この依頼を受けるつもりのなかったアシュレイも巻き込まれて魔物の討伐へと向かうことになります。
魔物退治ではアシュレイやルウシェが持つ特別な力、アルマと呼ばれる“ソウル”の力の一旦を垣間見ることができます。その力は強大で、あっという間に魔物たちを蹴散らしました。
全ての敵を倒した後、アシュレイは目的は果たしたとすぐにその場を後にしようとします。キャトラはすかさず祝勝会へとふたりを誘いますが、「もう俺たちに関わるな」と一瞥されてしまいます。
アシュレイの過去
物語を進めていくとアシュレイがルウシェの命を狙う理由……彼の過去が語られます。アシュレイはもともとは教会の信仰者であり、ルウシェを守騎士だったようです。
司教と呼ばれる存在とアシュレイの会話をじっくりと読んでみると、以前はかなり熱心な信奉者だった様子のアシュレイですが、彼が教団に入り、司教の教えを守っていた根幹には何やら陰謀めいたものがあるようです。
どうやらアシュレイの両親は紛争で亡くなったらしいですが、その紛争の本当の原因は教会だったようで、アシュレイ自身も騙されていたようです。
何も知らないとはいえ、司教の言葉を信じて多くの者たちを手にかけてきたであろうアシュレイ……真実に気づいた時の絶望は想像できません。
そして憎むべき相手が教会だと気づき、そのトップとも言える司祭が信仰している贖罪の聖女ーールウシェを憎むようになったようです。
しかし、ルウシェと共に過ごしていくうちに彼女もまた司教によって騙されていたことに気づき、自分の目的を見失いはじめます。
司教と遭遇……そして、消せない罪
また時間は流れて再び、街にて主人公たちはルウシェ、アシュレイのふたりと出会います。アシュレイからは関わるな、と言われていましたが主人公たちはルウシェたちが扱う謎の力が気になっていたようです。
その力はアストルと呼ばれ、大きな力を使用者に与えてくれるようですが、この力の本質は贖罪であるらしく、純粋な聖の力ではないようなニュアンスが感じられました。少し負の面も入ってるのかも知れませんね。
アシュレイがまるで自分の罪を告白するかのような言葉を並べていると、そこに新たな乱入者……司教が現れました。司教の目的はアシュレイとルウシェの拘束。
この状況にルウシェはまだ自分が一体どのような状況なのかを理解できていません。その様子を見た司教はアシュレイの正体と目的を暴露していきます。
そして、信仰深かったアシュレイがなぜこのようなことをしたのか、それを問い詰めていきました。
アシュレイは司教、教会が行っている行為を糾弾していきます。力による侵略を繰り返す教会を裁くため、そして何より自分の贖罪のために起こした騒動が今回の真相だったようです。
アシュレイの目的、それは司教たちの希望であるルウシェの命を奪うこと。刃先をルウシェへ向けたアシュレイは自分の中で定めた贖罪ーーしかし、その言葉に司教は疑問を投げかけました。
その贖罪で一体誰に赦しを得ようとしているのか、と。その行為はただの自己満足だ、無意味だと弾糾されたアシュレイは明らかに冷静さを掻いていました。
まさに一触即発、そんな状況でルウシェは司教の言った「無意味」と言う言葉を否定してくれます。アシュレイも思いを聞いたルウシェは、「騎士様、あなたが抱える罪をーー私に、ください。」そう言って、アルマを出現させました。
そしてルウシェのアルマ、罪を司るアラストルの能力が発動します……それは誰かの罪を喰らうというものでした。それによって一体何が起きるのか、それはぜひ、本編で確認してみてください。
ということで以上、ルウシェの名言の紹介でした。イベント“The World of Guilty”は少し前のイベントになるのですが、物語の構成や奥深さ、何より罪がテーマと言う重めのシナリオが個人的にツボでした。あとアルマがめっちゃかっこ良いのも厨二病の私に刺さりました(笑)。
今ではシアターから簡単に読み返すことができるので、まだ未プレイの方は読んでみてください!
©COLOPL, Inc.
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白猫プロジェクト NEW WORLD'S
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2014年7月25日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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白猫プロジェクト NEW WORLD'S
- メーカー: コロプラ
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2014年7月14日
- 価格: 基本無料/アイテム課金