『∀ガンダム』10話で入れ替わるディアナとキエル。このいたずらが後に大きく歴史を動かす

電撃オンライン
公開日時

 ガンダムチャンネルにて、アニメ『∀ガンダム』の第10話“墓参り”が配信中です。

 『∀ガンダム』は、1999年4月9日から2000年4月14日の間、フジテレビ系列にて全50話が放送されました『機動戦士ガンダム』誕生20周年記念作品として作られた本作は、これまでの宇宙世紀で起きた戦争の歴史を“黒歴史”と称して、全ての作品の終着点になる物語とされています。

 10話では、瓜二つのディアナとキエルが入れ替わりを実行します。ふとした思い付きで行ったこの行動は、後の物語の展開を大きく左右することになるとは、この時は誰も知る由もないのでした。

あらすじ(一部抜粋)

 ボストニア城で月と地球側の会議が行われた。月側の休戦協定破りを責める地球の領主達に対し、ディアナは今まで入植したムーンレィスを引きあげることを申し出て、交換条件として交渉再開を約束させる。

 同じ頃、ボストニア城にはキエルが招かれていた。民間レベルの情報交換のために、ディアナが希望したのだ。グエンは更にディアナに飛行船での地上視察を勧め、準備を始める。

 出発を待つディアナとキエルは、自分たちが似ていると気づく。そして遊び心から衣服を交換、すり替わったまま視察へと出かける。飛行船にはビシニティに帰るソシエとロランも乗っていた。

 ソシエは、姉キエルに扮したディアナに母を見舞うよう訴える。グエンはソシエの願いを聞き、飛行船をビシニティへ向けた。護衛のハリー中尉のゴールドスモーが遠くから見守っている。キエルに扮したディアナは、途中の車内から町に残る戦火の爪痕を見て心を痛める。やがてビシニティ空港へ到着、一行はハイム家を訪れる。

 キエルに扮したディアナは夫人の痛々しい様子を見、さらにハイム氏の墓を見て、自分の責任を痛感する。墓前にひざまづき謝り続けるその姿にキエルは心打たれ、父の墓を前にキエルだと名乗れず涙ぐむのだった。

■『∀ガンダム』に関連するアイテムを楽天で探す


©創通・サンライズ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら