VRゲームの“これから”が語られた『東京クロノス』ステージの様子をお届け【TGS2019】
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9月14日に“東京ゲームショウ2019(TGS2019)”内で開催された“VRミステリーADV「東京クロノス」新規プロジェクト発表会 in TGS2019 ”の模様をお届けします。
本イベントには、木戸衣吹さん、岸上健人さん、林克彦さん、久保田瞬さん、柏倉晴樹さん、三木一馬さんが出演。MyDearestのPS4(PS VR専用)/Oculus/Steam用VRミステリーアドベンチャー『東京クロノス』の新展開が発表されました。
また、林さん、久保田さん、柏倉さん、三木さんらによるパネルトークも行われました。
なお、『東京クロノス』の新展開に関しては、速報での紹介記事も掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
VRゲームの今後が語られたパネルトーク
木戸衣吹さんと岸上健人さんによる挨拶から本イベント始まると、まずはパネルトークではスタート。“2019年はVRゲーム元年か?”を主題としてトークが展開しました。
最初のテーマ“ぶっちゃけどう? 2019年のVRゲーム”では、ソフト側のチャレンジや酔いにくいソフトが増えているといった意見が上がりました。
転じてVRゲームの酔いやすさの話題にも移り、キャラクターとテキストを交互に見る際に目に負担がかかることから『東京クロノス』も試作段階では酔いやすくなっており、キャラスケールを大きくすることで解決したという開発秘話が語られました。
また、今後VRゲームが発展していくには、デバイスの普及台数がカギで、デバイスをより入手しやすくする必要があるのではという今後の課題ともいえるような話題も飛び出ました。
2つ目のテーマ“『東京クロノス』の可能性と課題”では、VRゲームは、物語の展開をプレイヤーが体感できることなどから、より感情を揺さぶりやすいという話題があがったり、ユーザーとキャラクターの心を同化させるためにアドベンチャーゲームとして突き詰めていきたいという今後の目標が語られたりしました。
最後のテーマとなる“2022年VRゲームはどうなっている?”では、5万円で購入できるVR用オールインワン型ゲーミングシステム『Oculus Quest(オキュラス クエスト)』が登場することは3年前は想像できなかったことから、3年後にも現在では想像しないようなデバイスが出てくるのではという意見や、アクティブユーザーが1,000万になり、“Free-to-play(フリー・トゥ・プレイ)”のタイトルも登場するという展望が挙がり、今後のVRゲームへの期待を感じさせるパネルトークは幕を閉じました。
イベント内で新作VRゲーム『プロジェクト メガリス』が発表!
パネルトークが終わりイベントも終盤に差し掛かると、『東京クロノス』の新展開が発表されました。
まず発表されたのはコミカライズ化計画、映像化、特設ブース出展の3点。映像化に関してはイベント会場で絵コンテの映像が披露された他、TVアニメ化ではない、少し異なる切り口でやりたいという展開に関する方針も語られました。
ブース出展については、10月25日~11月17日に紀伊国屋書店西武渋谷店、12月に渋谷マルイと詳細な情報も明かされました。
そして、新情報も発表し終わった……と思わせたところでステージが暗転。MyDearestの新作VRゲーム『PROJECT MEGALITH(プロジェクト メガリス)』が2020年に発売予定であることが発表されました。
本作が『東京クロノス』からかなりの時を経た後の世界を舞台していることなど、ファンには期待せずにいられないような情報も語られ、盛況のうちにイベントは終了しました。
東京ゲームショウ2019 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……9月12日~13日 各日10:00~17:00
一般公開日……9月14日~15日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)2,000円(税込)/前売1,500円(税込)
※小学生以下は無料
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