『龍が如く最新作』助演女優オーディション二次審査を取材。1000人を超える応募者から選ぶポイントとは!?

kbj
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 セガゲームスが実施中の“PlayStation4『龍が如く最新作』助演女優オーディション”。その2次審査・面接の様子を取材した。

 このオーディションは、『龍が如く』シリーズ最新作の出演者を決定するというもの。合格者は、ゲーム内への出演に加えて、『龍が如く最新作』に関連するさまざまなプロモーション活動にも参加する他、副賞として賞金100万円が贈呈される。

 現在実施中の助演女優オーディションについて、書類選考を通過した応募者による二次審査が実施された。会場に『龍が如く』シリーズプロデューサーの佐藤大輔さん、『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーの横山昌義さん、『龍が如く最新作(仮)』プロデューサーの阪本寛之さんが姿を見せると、参加者が登場した。


 元アイドルや元モデル、芸能活動のない人などさまざまな参加者を確認できた。参加者の自己紹介に続いて開発メンバーは、オーディションを受けた経緯や、演技や歌唱力、自身の夢や『龍が如く』についての印象などを質問。それに対して参加者はこれまでの経験を踏まえたアピールや自分の意見などを述べていた。シリーズをプレイしている人の中には、『龍が如く6 命の詩。』の舞台となった尾道までに行ったエピソードを明かす人も。


 オーディションが一旦休憩となり、『龍が如く』シリーズ総合監督の名越稔洋さんも交えて、開発メンバーへの囲み取材が行われた。なお、以下は敬称略。

――本日これまでオーディションが行われてきましたが、その感想をお願いします。

名越:今回は外から見ている。あまり外から見ることはないので、どんな方が選ばれるのかを楽しんで見させていただいています。

佐藤:キャバ嬢オーディションとは違い、演技経験の豊富な人が受けられている。次の三次審査で演技や歌を見させていただくので、今から楽しみです。

横山:今までのオーディションの中で、二次審査にくるまで、今日の人数に選考するまでに大変でした。ポイントとしては容姿だけでなく、エピソードや生き方などを参考にしています。会ってみるといろいろおもしろい方ばかり。これから先も、たくさん悩むと思うと少し気が重い。

阪本:助演女優という大きいくくりでのオーディションはない。新たな主人公と絡んだり、作品の顔になることもあり、慎重に審査させてもらっています。実際に合格された方は代表作として、それを機に成り上がっていただけると、オーディション企画もやった甲斐がある。今は気合を入れてやっています。

――初めての助演女優の募集ということで、いままでとの違いや意識していることはありますか?

名越:助演女優にしようと言ったのは、「またか」と言われないようにしたいという考えがあります。そのうえで、いろいろな切り口でやった方が出るかたも、やるかたも楽しくなる。ただし、違う切り口になった以上、おもしろさにつなげたり、出た人が「これに出られてよかった」と思えるようにするのは我々の仕事。今回は芝居がポイントということで、ルックスからもう一つ先に進んだところを重点的に見ていくと思います。

――本人が映像として使われることになると思うのですが、そこを意識したことや、視点の違いはありますか?

横山:どういう風に登場してくるのかは、これまでにタレントさんが出るのと同じで、本人の顔をキャプチャーして、CGモデルを作って、それに声をあてることを想定している。ただ、CGにして映える顔、映えない顔もあります。それだけが選考基準ではないが、春日一番の横に並ぶので、個性も考えたうえで総合的に判断します。詳細は全然言えないのですが、見た目だけではなく、声も演技も含めての判断になります。あとは、ノリ……暗いとちょっと違うとは思います。どういうところでこの作品に対してアプローチしてくれるのかは見ています。

――台本の中である程度のキャラクター像はあるのでしょうか? それともオーディションが決まってから?

阪本:あまり具体的には語れないのですが、どちらにとっても一番いい形にしようと考えています。

――歌について質問されていましたが、そのようなシーンの予定があるのでしょうか?

横山:シーンではないのですが、主人公と一緒にプレイスポットに行って遊ぶことがこれまでの作品ではありました。カラオケを入れるのかは、現状迷っています。そのため、歌えるといいと思うのですが、歌が必須と思っているわけではありません。皆さんにリサーチして聞いている状況ですね。

――助演女優での募集でしたが、これまでのキャバ嬢オーディションとの応募者の違いや感じたことはありますか?

横山:正直言うと、受けてくる方はガラリと変わっています。本格的に演技をやっている人の割合が増えています。シリーズのファンは毎回くるので、その割合は変わらないのですが、夜のお仕事の人から演技をやっている人に入れ替わった感じはします。

佐藤:ひょっとするとハードルは上がったかもしれませんね。

横山:企画を出した初期からハードルは上がっているかと、思っていました。気軽に申し込めない形にしているのですが、前作と同じか、それ以上に応募が来ているのでほっとしました。その分、選考は大変でしたね(笑)。

――1000人を超えるの応募から60名に絞られたということですが、選定の基準はあったのでしょうか?

佐藤:いろいろな尺度があります。ビジュアルも当然そうですが、エピソードのおもしろさなど、いろいろなカテゴリーごとに選出して、いろいろな視点で絞って決めています。合格するのはたった1人なので、この時点で絞るのは相当大変でした。

横山:演技審査もあるので我々の手間のかけ方もこれまでより多いんですね。今日の段階でしっかり選んでおかないと、三次審査になった10名を見るのがさらに大変になる。一気に数を減らすのではなく、段階をおいて、絞っていきました。60人という枠があったのではなくて選ばれた方がその人数だったのです。

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