『デッドバイデイライト』裏話も明かされたファンミーティング。ディレクターVSファンはデモゴルゴンが大暴れ
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※『Dead by Daylight』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
3gooは9月14~15日に渡って千葉県のTKPガーデンシティ幕張にて、“Dead by Daylight公式日本版リリースパーティー”を開催しました。
このイベントは、Nintendo Switch版『Dead by Daylight(以下、DbD)公式日本版』の発売をファンと祝うというもので、発売前の本作をプレイできる体験会が行われました。
2日目にはさらに、ゲームディレクターを務めるマシュー・コートさんを迎えて全3回のファンミーティングも開催。事前に公式サイトから応募したファンのなかから抽選に当選したファンが集まりました。
しかし、その応募してきた数があまりにも多かったため、急遽追加で増員したほど。その総数は、体験会と合わせて1000人以上が集まったというから驚きです。
今回はそのファンミーティングのなかから、1回目の模様をお届けしていきます。
新チャプター『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に迫る
イベントは『DbD』大好き芸人“こりゃめでてーな”の伊藤こう大さんをMCに迎えてスタート。鳥取からきたという来場者に、「何回ぐらいブリンクしたらつきましたか?」と言いながらナースのモノマネをするなど、ファンを盛り上げていきます。
会場の雰囲気が暖まったところでさっそくマシュー氏が登場し、会場に集まったファンが大きな拍手で出迎えました。
まずは、伊藤さんとマシューさんによるトークショーが行われました。序盤から伊藤さんが「Are you Dwight?」と質問する一幕も。
会場にいるファンの多くもそう思っていたようだが、これに対しマシューさんは、「ドワイトはチャリティーオークションでゲームに登場する権利を買った人がモデルで、たまたま自分に似ていたのです」と衝撃の事実を明かしてくれました。
その後マシューさんが「ホラームービーにかくれんぼの要素を加えたことで、この魔法のようなゲームが生まれました。3年前は30人ぐらいだったスタッフが、現在は150人ほどになりました」挨拶をすると、会場は「おおー」と驚きの声があがりました。
続いて会場内に最新チャプターの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のPVが流されると、そのまま最新チャプターのプレゼンが行われました。
マシューさんは「人ではないキラーが初めて登場し、サバイバーも2人追加されるなど、過去最大規模のチャプターだ」と強くアピールしたあと、新キャラクターについての解説が行われました。
新キラーのデモゴルゴンは非常に強力で、テレポートができるし“シュレッド”と呼ばれる飛びかかり攻撃が非常に強力であるとのこと。
新サバイバーのスティーブ・ハリントンは“ベビーシッター”と呼ばれる、仲間を安全に脱出させる能力がある。ナンシーは意志の強い女性で、一回決めたら止まらないキャラクターで、それをモチーフにしたパークがあるそうだ。
ここで伊藤さんから「新キャラが3人追加されることで、ブラッドポイントが足りないんですけど。もっとください」と泣きつくと、「私には何もできません、許してください。私はブラッドポイントをもらってますけど(笑)」と答えて笑いを誘います。
そしてマシューさんが最後に「すごく大きな感謝を伝えたいと思っています。私がこれだけの仕事ができているのも、オフィスのみんながすばらしい仕事ができているのも、みなさんがいるおかげです。ファンのみなさんがサポートしてくれて、ゲームを楽しんでてくれているからです」と感謝の言葉を述べて日本語で「ドウモアリガトウゴザイマス」と締めると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれてトークショーは終わりを告げました。
楽しいフレンドマッチに、マシューさんがつけたアドオンは!?
トークショーに続いて、Switch版を使ったマシューさんと来場者とのフレンドマッチがスタート! マシューさんがキラーを務めて、ランダムに選ばれた4人のファンを追いかけました。
「デモゴルゴンを見たいなぁ」と伊藤さんが声をかけると、マシューさんは「OK」と快諾。しかし「デモゴルゴンはあまり使ってないので勝てないかもしれない、と先に言い訳しておきます」とアピール。
会場のスクリーンにマシューさんの画面が映し出されると、そこにはスキンを変更して体に鎖を巻きつけたデモゴルゴンの姿が!
このスキンは、シリーズの最後にデモゴルゴンが捕まってるシーンからイメージして作られたものであることと、アメリカの裏庭を逃げて洗濯物がからみついているスキンも候補として挙げたところ却下されたという、貴重な裏話も語られました。
伊藤さんが「フレンドマッチですからね、楽しくやりましょうね。カギとかは今回はやめましょう」とトークで場を繋いでいるあいだに全員の準備が終わり、ゲームスタート!
マシューさんがどんなパークをつけたのかな、と興味を持ったところで、ローディング中に大きく映し出されたウルトラレアの黒檀のメメント・モリに会場は大爆笑!!
マシューさんがつけていたパークは、デモゴルゴン固有の“マインドブレイカー”を筆頭に“フランクリンの悲劇”“看護婦の使命”“闇の信仰心”の4種類。ゲームが始まると、ポータルを設置しながらサバイバーを探していきます。
伊藤さんから「デモゴルゴンは通常の移動速度は遅めですね。“シュレッド”を使った移動のほうが速いんですよね」と、現役プレイヤーならではの解説が入ると、ファンのみなさんがうなずく光景が。
やがて遠くで発電機が爆発する音が聞こえると、笑顔で「Hello!」と語りかけながらチェイスを開始するマシューさん。それに対して、「こないでー!」とリアルな悲鳴をあげる女性プレイヤーに、会場のファンもヒートアップ! 攻撃がヒットすると、思わず日本語で「ヨッシャー!」と叫ぶマシューさん。そのまま吊りまで成功させると、会場からは拍手が送られました。
事前のプレゼンでも強力だと言っていた突進攻撃の“シュレッド”を次々と決めていき、順調に吊っていくマシューさん。しかし会場に集まるほど『DbD』大好きなファンのみなさんの腕前もたしかなもの。順調に発電機を直しつつ吊られた仲間を救出して、ついに発電機を5つ修理することに成功!
しかしマシューさんもただでは終わらせません。逃げるファンに“シュレッド”を当てて瀕死状態にすると、メメント・モリを発動! 結果として3人には脱出されてしまったものの、会場に集まったファンたちにデモゴルゴンのメメント・モリを見せることには成功しました。
ファンと作り続けていく『DbD』
フレンドマッチが終わると、最後にマシューさんへのQ&Aコーナーがスタート。会場に集まったファンのみなさんから事前に募集したアンケートをもとに、マシューさんへと質問を行いました。
――キラーをやるうえでの心構えやコツを教えてください。
マシュー・コート氏(以下、敬称略):忍耐強くあれ、と思います。あとは自分もウロウロするだけでも楽しいので、処刑することだけを目的にしないで、ゲームそのものを楽しんでください。プレイしているといろいろなドラマが発生するので、それも楽しんでみてください。
――お気に入りのキラーとサバイバーは誰ですか?
マシュー:すごく難しい質問ですね。ハグが飛びかかるところも好きですし、スピリットもパワフルで大好きです。サバイバーだとネアと、今日は話せないのですが、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の次のチャプターで登場するキャラが好きです。
――今後、日本映画とコラボする予定はありますか?
マシュー:日本のレジェンド的な映画がいっぱいあって自分も大好きなので、ぜひコラボしたいです。何とコラボができるのかは、これからいろいろと探っていこうと思っています。
――マシューさんのプレイ時間はどれぐらいですか?
マシュー:みんながやるより1年前からやっているので、そろそろ4年半ぐらいになります。
――着ぐるみのスキンとか実装される予定はありますか?
マシュー:スキンはこれからもどんどん新しいものを導入していきたいと思っています。それ以外にも“アーカイブ”というコンテンツで、ベルトとか好きなところにつけられるチャームというアクセサリーを実装するので楽しみにしていてください。ちなみにフェン・ミンのウサギ耳のフードはまだ検討中になります。
――『ストレンジャー・シングス』に登場しているほかのキャラクターも、ゲームで使えるようになりますか?
マシュー:すでにサバイバーはかなり多いので追加は難しいですが、クールなキャラクターが多いのでもしかしたら、ですね。ただ、子どもは処刑できないのでサバイバーとして登場させるのは難しいです。でもキラーとしてなら……。
――最後にファンのみなさんに一言お願いできますか?
マシュー:まずは、ありがとうという言葉を伝えたいです。日本のファンのみなさんはとてもパッションがあってユニークで、私はいつでも日本に戻ってきたいので、これからもプレイを続けてエンジョイしてもらいたいです。
そして何か改善してほしいと思うことがあったらぜひフィードバックしてください。もう私たちだけのゲームではないと思っているので、一緒に作っていきましょう。今日はありがとうございました。
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Dead by Daylight 公式日本版
- メーカー: 3goo
- 対応機種: Switch
- ジャンル: アクション
- 発売日: 2019年9月26日
- 希望小売価格: 4,600円+税