『無双OROCHI3 Ultimate』主題歌はガイア役の早見沙織さんが担当。遊びやすいようにUIなどが変更【TGS2019】

　東京ゲームショウ2019のコーエーテクモゲームスブースにて行われた『無双OROCHI3 Ultimate』ステージについてレポートする。

　『無双OROCHI3 Ultimate』は、『無双OROCHI3』のすべてが楽しめる他、語られなかった真実に迫る新たな物語やさまざまなキャラクターが活躍する舞台裏のエピソードが追加されている。さらに、“神器”が付け替え可能になることでアクションの自由度が広がる新システムや、究極のやりこみ要素“インフィニットモード”も搭載される。

　趙雲、諸葛亮役の小野坂昌也さん、石田三成、柴田勝家役の竹本英史さんがステージMCを担当。2人は、プロデューサー/ディレクターの庄知彦さんを呼び込んだ。

　庄さんは、発売日や新キャラ・ハデス、新要素のつまった新たなプロモーション映像を公開。そのまま、『無双OROCHI3 Ultimate』を解説した。

　公開されたメインビジュアルは仮のもので、もう1キャラが加わるとのこと。

　新キャラのハデスを演じるの関智一さんで、開発的に“関さんしかいない”ということでお願いしたことを明かした。ハデスはゼウスの兄で、ガイアは2人の祖母にあたるという。なお、神であるため、外見は年齢が影響しないとのこと。

　さらに、『無双OROCHI2』にでてきたジャンヌ・ダルク、リュウ・ハヤブサ、アキレウスが参戦。アキレウスは、ギリシア神話なので出ることになったと語っていた。

　上記のように、本作ではやりこみ要素を追加。インフィニットモードはキャラを育てやすいモードで、多数のキャラがいるため便利のようだ。チャレンジモードは過去の『無双』シリーズにもあった“神速”と“破壊”で、ここしか入らないものもあると語っていた。

　神器の付け替えについては、各キャラごとのイメージはあるが、いろいろな組み合わせで自由な遊び方をしてもらおうと用意したという。こちらは物語の途中でできるように。また、神様の固有の神器は使えないとのこと。

　ゼウスの祖母であるガイアについても紹介。カワイらしい見た目のキャラだが、最初からこの姿で現れるわけではないそうだ。

　気になるガイアの声を担当するのは早見沙織さん。母性のなかに、はつらつとした強さを込めたとのこと。元気なところがありつつ、親しみやすいキャラになっていて、攻撃ボイスは他とは異なり優雅な感じを出していると語っていた。

　そんな早見さんの書きおろし楽曲が、本作の主題歌になることが明らかに。本作の物語を歌詞に取り入れつつ、壮大さもあり、ちょっと切なさもあるというので期待しておこう。

　さらに、ガイアのプレイが公開された。ガイアは自分が攻撃するのではなく、巨人ヘカトンケイルの手に乗って、さらに呼び出して戦うようだ。まるで舞うように戦うため、微笑み混じりの台詞もあったことを明かした。

　本作の開発は、前作『無双OROCHI3』とは別のチームがたずさわっているとのこと。遊んでプレイヤーとして気になったところやユーザーからの要望で、UIを改善したり、見やすくしたりしているようだ。

　『無双』シリーズの特徴は、普段ゲームをしない人でも楽しめる爽快さ。ゲームにあまりやらない早見さんも、敵をなぎ倒して感動していた。

　発売日はPS4/Switch版は12月19日に、Steam版は2020年2月14日に発売予定。前作『無双OROCHI3』を持っている人はダウンロード版のアップグレードパックを購入できる。

　初回特典はガイアの特典衣装。カワイらしい衣装だが、こちらは後日販売されないので注意してほしい。さらにダウンロード版を予約すると　特製アバター3点と、特典乗り物。

　特典付きダウンロード版『デラックスエディション』には衣装や武器など、ゲーム内アイテムが用意されている。こちらにもアップグレードパックが存在。さらに会場では、スライドは間に合わなかったが、一部の衣装や武器が公開となった。

　なお、これ以外に有料のダウンロードコンテンツの予定はないという。また、前作のダウンロードコンテンツは本作でも遊べる。

　現状、ゲームの開発は最終調整中で、ほぼほぼ完成しているとのこと。最後の追い込みを頑張りつつ、今後も情報が出てくるそうなので期待しておこう。