ガンレオン参戦! 長い時を経て『スパロボZ』の知られざる幕間が明らかに!!【スパロボDDコラム#62】
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バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第62回コラムをお届けします。
長い冬も終わり、ようやく春がやってきました! 東京都内は桜が咲き始めていますが、みなさんがお住まいの地域はいかがでしょうか? 筆者的には、花粉症が本格的につらい時期になってまいりました(苦笑)。
さて、今回の『スパロボDD』コラムでは、一番の目玉トピックとして『スーパーロボット大戦Z』シリーズから、主人公機の1体であるガンレオンが参戦するイベント“荒野のザ・ヒート”をご紹介! さっそく参りましょう!!
“傷だらけの獅子”ガンレオン参戦! 発売から14年を経て『スパロボZ』の知られざるエピソードが!!
2008年発売の『スーパーロボット大戦Z』で初登場したガンレオンは、シリーズの重要ファクターである12の“スフィア”のうち“傷だらけの獅子”を搭載した『スパロボ』オリジナルロボット。
分厚い装甲と高い攻撃力を備えるスーパーロボット系の強力な戦力でありながら、修理用ロボットという設定から修理装置も搭載しているという、当時としては異色の機体でした。
搭乗者であるランドとメール、修理屋“ビーター・サービス”の移動拠点(家)としての機能も備えており、ランドの豪快な気質も相まって、どことなくアメリカントラックを思わせるものがありますね(笑)。
『スパロボDD』への参戦にあたって、デザインを担当したMがんぢーさんによりコクピット内部の設定が描き起こされており、操縦席の後方には流し台も備え付けられているそうです(笑)。
なお『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』にパワーアップ形態であるガンレオン・マグナとして登場した際には、キャノピーのガラス部にガンレオンのぬいぐるみや、お守り、ランドとメールの写真などが飾られていることも明らかになっています。
ガンレオンのマグナモードはメチャクチャカッコイイので、『スパロボDD』にも、いずれ“ペイン・シャウター”や“ザ・ヒート・クラッシャー”の戦闘デモ演出で登場しないかな……と思っている次第です。
そんなガンレオンが手に入るショートシナリオイベント“荒野のザ・ヒート”では、なんと驚くべきことに、初登場作品である『スーパーロボット大戦Z』のミッシングリンクとなるストーリーが展開!
まさか、発売から10数年が経過した今、新たなエピソードが見られるなんて思いもしませんでした。ヒィコラ言いながら『スパロボZ』の攻略本を作っていた当時の自分に教えてあげたい!!
ストーリーは『スーパーロボット大戦Z』の中盤で、スーパーロボット部隊“ZEUTH”のメンバーが別行動を取り、2つに分かれた直後のエピソード。大規模補給中に、修理屋としての活動を一時再開したランドたちが、後に強い絆で結ばれることになる仲間たちと束の間出会う、という内容になっています。
登場キャラクターは『無敵鋼人ダイターン3』の破嵐万丈、『UFOロボ グレンダイザー』のデューク・フリード、『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマトと、この時はそれぞれの思惑で単独行動していたメンバー。
後にたもとを分かち互いの正義をぶつけ合うことになる2つのZEUTHが、再合流するにあたってキーマンとなった顔ぶれで、未だ迷いを抱えた彼らが力を合わせて悪と戦うことで、己の進むべき道を見出していきます。
ガンレオン&SSR チェイン・デカッター
【ユニットデータ】ガンレオン
【ユニットパーツデータ】チェイン・デカッター
ガンレオン&チェイン・デカッターの評価(S)
ガンレオンは攻撃&防御タイプ、通常攻撃が射程2の打撃で登場。チェイン・デカッターの性能は、条件なしで防御力照準値が増加し、加えて気力が10上昇する毎に攻撃力とチェイン・デカッターの必殺技威力が強化されます。
また、HPが10%減るごとに防御力が上昇していきます。やや防御面が物足りないですが、攻撃はそれなりの性能はありますね。とはいえ、攻撃&防御タイプはライバルが多いので、2つめのパーツがよほど強力でないと……という感はいなめないかなと思います。
ガンレオン参戦とともに、1つ目のSSR必殺技パーツ“チェイン・デカッター”がガシャに追加! 戦闘デモでは、新規グラフィックで『スーパーロボット大戦Z』のアクションを忠実に再現しています。
チェイン・デカッターは、両肩のチェーンソーを取り外し、両手に持って敵機を切り刻むという荒業。通常攻撃のデッカー・スパナ、R必殺技のギーグ・ガン、SR必殺技のブンマー・スパナともども、本来は工具として使うものを攻撃に転用しているのが特徴です。
『スーパーロボット大戦Z』でのチェイン・デカッターは、燃費がよく使いやすい主力技というポジションの武器で、必殺技としてはランドが“ビーター・サービスの看板工具”と豪語するライアット・ジャレンチの印象が強かったので、こちらも実装される日が待ち遠しいです!!
ガンレオンを獲得できるショートシナリオイベント“荒野のザ・ヒート”は3月31日(13:59)までの開催! “チェイン・デカッター”は恒常ガシャからも排出されますが、ピックアップ排出される4ステップアップガシャはイベントと同時に終了となりますので、お目当ての方は今すぐチャレンジ!!
敵を貫け! 強力無比な“グレートブースター”&“マッハドリル”実装!!
同じく、3月31日(13:59)まで開催中のイベント“合図一声、拳をかざせ”で追加されたSSR必殺技パーツ2種も“チェイン・デカッター”に負けず劣らずの豪快ぶり! グレートマジンガー用の“グレートブースター”と、鋼鉄ジーグ用の“マッハドリル”の2つが新たに実装されました!!
SSR グレートブースター
【ユニットパーツデータ】グレートブースター
グレートブースターの評価(S)
条件なしで攻撃力・防御力が上がり、さらに戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が強化されます。また、気力上昇ごとにグレートブースターの必殺威力も上がっていきます。
命中時には、自身に「直撃」「我慢」、敵ユニットに「挑発」を発動します。性能としては、強力なライバルひしめく攻撃&防御タイプのなかで比べると、最大限の性能はあるかなといったところですね。他に候補がいなければ、壁役での運用も問題ないでしょう。
“偉大な勇者”ことグレートマジンガーの数多ある武装のなかでも、頂点に君臨する最強武装“グレートブースター”。『スパロボDD』の参戦作品であるOVA『マジンカイザー』では、1974~75年に放送されたテレビアニメ版などから大きくアレンジが施されています。
もともとのグレートブースターは、グレートマジンガー背面のスクランブルダッシュを格納して、その代わりに装着する高速飛行用の装置でした。ところが、OVA『マジンカイザー』では、グレートマジンガーの数倍はあろうかという、とんでもない巨大さになっていたのです。
『マジンカイザー』作中でのグレートブースターは第1話で登場し、ジュンによる遠隔操縦で、機械獣に囚われたグレートマジンガー(試作型)を救出。さらに、先端の突起によって機械獣トリプルL5を貫きました。
第2話では飛行要塞グールによって鎖でがんじがらめにされたマジンカイザーを、これまたジュンによる遠隔操作で助け出したほか、機体上面にグレートマジンガーを乗せて、その空中戦をフォローしています。
『マジンカイザー』のジュンには専用ロボットがなく、主にオペレーターとして活躍していたため、実質的にグレートブースターが彼女の機体という印象です。
なお、どうやら『マジンカイザー』でのグレートブースターは開発されたばかりの新兵器らしく、第2話ではジュンに「グレートブースターに乗って!」と言われた鉄也が「なにっ!?」と声を漏らす場面もありました。驚きたいのはこっちだよ(笑)!
2度にわたって使用されたグレートブースターですが、第2話でグレートマジンガー(試作型)が破壊されて以降は登場の機会がなかったため、兜十蔵博士が密かに開発していたオリジナルのグレートマジンガーが乗って活躍するのは『スパロボ』ならではのアレンジとなっています。
さてさて、グレートマジンガー単体の必殺技としては、今回で主だったところがそろった印象。さらなるパワーアップがあるとすれば、ダブルサンダーブレーク、もしくはマジンガーZやマジンカイザーとの合体攻撃でしょうか? 『スパロボDD』にはグレンダイザーもいるので、もしかしてさらに……なんて、妄想がはかどりますね!!
SSR マッハドリル
【ユニットパーツデータ】マッハドリル
マッハドリルの評価(S)
鋼鉄ジーグらしいパーツで、命中時のバフが本命かなと思います。ただ、他のパーツのものも含めて、すべてが発動したとしてもちょっと物足りなしですね。
バフ全発動してようやく、つい先日追加されたアルトロンガンダムの補正値(SSRパーツ2種所持の場合)と同等程度です。正直、限りなくAに近いSかなと思います。
鋼鉄ジーグといえば、手足をさまざまなジーグパーツに換装して多様な戦況に対応する機体ですが、『スパロボDD』では、これまでずっと徒手空拳で戦ってきました。この“マッハドリル”が、記念すべき初の換装用ジーグパーツとなります。
原作『鋼鉄ジーグ』でのマッハドリル初使用は第4話で、司馬博士が開発しておいた「ジーグの翼であり最強の武器」として登場。その装着シークエンスは非常にリスキーで、一歩間違えば鋼鉄ジーグが串刺しになってしまうという危険性をはらんでいました。
しかし、空中から攻撃してくるハニワ幻人ガルラに対抗するため、ビルドベースから完成直後のマッハドリルを直接射出。宙はぶっつけ本番での装着に成功し、見事ガルラを撃破したのです。
以降はビッグシューターから射出することで危険性を緩和。鋼鉄ジーグに飛行能力を与えるパーツであることも手伝い、非常に多くの局面で重宝されました。その重要度たるや、第22話でイキマが「マッハドリルを失ったジーグなど、まるで陸に上がった河童のようなものだ」と評するほど。河童が知り合いにいてもおかしくなさそうなイキマが言うと、なかなか説得力があります(笑)。
突撃攻撃以外にも、装着後のマッハドリルを再び射出して敵にぶち当てるマッハドリル・シュートも頻繁にハニワ幻人へのトドメ技として使われており、第11話や第14話などではドリルらしく岩盤を掘り進むために使われたりもしています。
また、第22話ではドッキングしそびれたマッハドリルにジーグビームを照射して大爆発させることで、ハニワ幻人ギララを撃破するという離れ業も披露しています。
しかし、空に陸にと万能のように思えるマッハドリルにも弱点が。上昇できる高度が(富士山の標高を少し超える)4500メートルまでと限られており、第31話では空中戦に長けたロボット獣バルドに対して大苦戦を強いられてしまいます。以降の鋼鉄ジーグの戦い方は、アースパーツやスカイパーツ、マリンパーツなどを状況に応じて使い分ける方向性へとシフトしていきました。
それでもやはり司馬博士が“最強の武器”として豪語していた威力はダテではなく、最終回(第45話)で最後の敵として立ちはだかった竜魔帝王を打倒したのはマッハドリル・シュートでした。最初期から使われていた必殺武器が、物語の幕を飾ったと考えると、なんとも感慨深いものがありますね。
機体をさらにパワーアップ! “機体超改造”が利用可能に!!
先行して実装されていた“機体超改造”ですが、“対決戦”の報酬などで機体改造素材Ⅴが配布されたため、実際に利用することが可能になりました!
“機体超改造”では20段階目以降の改造が可能となります。通常の機体改造とは異なり、HP、攻撃力、防御力、照準値、運動性の全項目を改造しないと次の改造段階に進むことができません。また、全項目を改造して次の段階に進む時には、機体ごとに設定された特殊能力を獲得(もしくは強化)できます。
現時点では機体改造素材Ⅴの入手方法が限られているため、気軽に利用することのできないエンドコンテンツとなっていますが、機体を大幅に強化できますので、素材を入手した暁にはぜひ活用してくださいね!
ちなみに筆者は“対決戦(β版)”では、ランクA2とA1の間を行ったり来たりしていて、惜しくもSランク入りを逃してしまいました。ですが、報酬の機体改造素材Ⅴがある程度集まったので、筆者の虎の子であるディーダリオン・ザアムを超改造してみましたよ!
……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 次回は3月20日からプレイ可能となっている“第2章Part8”を中心に紹介したいと思っています!
そうそう、4月3日まで最後の1枚が配布されている“SSR個確定10連ガシャ”チケットの釣果もご報告しておきましょう! 3月21~27日までと、3月28日~4月3日までの2回分となります。
まさかのアルトロンガンダムSSR必殺技パーツ2枚抜き!? 五飛、教えてくれ。お前を使えというのか? ゼロは俺に何も言ってはくれない……。
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: Android
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
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