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音楽/録音/テトリスまで! 6,000円で買えるスマートウォッチがコスパ最高すぎた【ガジェットレビュー】

澤田真一
公開日時

 Amazonで『スマートウォッチNY17』という製品が販売されています。

 これは1万円を大きく切る製品で、マイクとスピーカーが内蔵されているというもの。スマホとペアリングしている状態であれば、時計本体を使って通話することができます。

 1万円以下のローエンド機種のスマートウォッチは目覚ましい性能向上を遂げていますが、『スマートウォッチNY17』はそれ自体がオーディオ機器のような性質を持っています。今回はこの『スマートウォッチNY17』を試すと同時に、どのような場面でより性能を発揮するかを考察していきたいと思います。

スマホを取り出す必要なし!

 アニメの『ウマ娘』を観たことがある人は、この記事の読者にもいるでしょう。

 『ウマ娘』にこんなシーンがあります。同じウマ娘同士の電話で、妙に長い受話器を取る場面。彼女たちの耳は頭頂部に近い位置にあるため、人間用の受話器では短過ぎるというわけです。スマホで通話する時は、必ずハンズフリーにします。

 もしもウマ娘たちに『スマートウォッチNY17』を渡したら、喜ばれるかもしれません。というのもこの製品、「スムーズかつ明瞭なハンズフリー通話」に重点を置いています。

 本体にマイクとスピーカーを内蔵し、スマホとBluetooth接続をすればポケットからスマホを取り出す必要なくハンズフリー通話ができます。たとえば、自宅でPCのキーボードを叩きながら『スマートウォッチNY17』の画面を操作して電話をかける……ということも可能です。「スマホが身近にあるとつい触ってしまうから、敢えて遠ざけている」という人には最適のスマートウォッチかもしれません。

音楽を収録可能!?

 また、『スマートウォッチNY17』は「ウォッチローカル音楽再生」という機能があります。これは平たく言えば、製品本体のストレージに音楽を収録できるということ。

 今までのローエンド機種は「スマホのオーディオ機能の操作」はできましたが、「製品本体に音楽を記憶させる」ということはできませんでした。そのような機種は、どうしても値段が高くなってしまいます。

 故に、1万円以内の製品でこの機能が内蔵されているということに筆者は驚きました。ま、マジか!? ちなみに、『スマートウォッチNY17』とワイヤレスイヤホン等を接続することも可能です。これは使い方次第で、スマホのストレージ節約にもなるのではないでしょうか?

スマートウォッチでテトリス!

 『スマートウォッチNY17』は活動量計(心拍数・カロリー・血圧、歩数等)や8種類のスポーツモードも内蔵されています。さらに、スマホ探知、録音、電卓、パスワードロック、SOS緊急ダイヤル、カメラ制御、天気予報、ゲーム、アラームといった機能まで用意……ん? ゲ、ゲーム?

 この製品には『ジグソーパズル』と『テトリス』が収録されています。何とスマートウォッチで、あの有名な『テトリス』がプレイできるというわけです。筆者は今年3月で専業ライター生活8年目を迎えますが、スマートウォッチでテトリスをプレイするというのはこれが初めての経験。何だか不思議な感じだ……。

 また、筆者にとって嬉しいのが録音機能。これは取材に役立てることができます。もっとも筆者は普段の取材でICレコーダーを使うことは殆どないのですが、相手が政治家や大企業の重役(つまり社会的影響力が高い人物)になると話は別。相手の同意を得た上でレコーダーを回します。そうしたことも、『スマートウォッチNY17』ならできるというわけです。

 この製品、同業者の間で流行らないかな!?

最強コスパ製品!

 『スマートウォッチNY17』はAmazonで5,980円(3月31日時点)という値段が設定されています。筆者は「安ければそれでいい」という考えの持ち主ではありませんが、これに関しては安さを絶賛したいと考えています。コスパ高過ぎだろ!?

 そして、今年2022年は「1万円以下のスマートウォッチ」に要注目です。『スマートウォッチNY17』のような多機能高品質の製品が続々登場し、日本人の日常にも大きな影響を与えることでしょう。

 なお、『スマートウォッチNY17』の難点として「Bluetooth接続がいささか複雑」ということがあります。これには筆者も、最初は戸惑いました。しかしこの疑問を解決する動画があるので、こちらも要チェック。

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