独りなんかじゃない。俺たちがいる(アルフェン)【テイルズ オブ アライズ名言集】
- 文
- 編集O
- 公開日時
バンダイナムコエンターテインメントのRPG『テイルズ オブ アライズ』の名言をお届けするこの企画。今回はアルフェンの名言です。なお、メインストーリー中の名言だけでなく、アルフェンの性格が垣間見えるスキットもピックアップします。
※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
独りなんかじゃない。俺たちがいる(アルフェン)
アルフェンは300年前にレナ人たちレネギスの手によりさらわれ、“招霊の儀”と呼ばれる儀式に必要な<王>の実験体にされてしまいました。
<王>と<巫女>によるその儀式は残念ながら失敗に終わり、レネギスは壊滅的なダメージを受けてしまい、その凄惨な結果にアルフェンの心は壊れそうになります。
ですが、レナ人の<巫女>であったネウィリの手で鎮静の仮面を被せられ、アルフェンは記憶と痛覚を代償に、心が壊れずに済んだという過去があるのです。
結果的にこの痛覚をなくしたことが、<荊>の呪いにより誰も自分に触れることができなかったシオンの心の壁を崩し、ふたりの距離を縮めていくことになりました。
ですが、アルフェンと同じ<王>の実験体であったヴォルラーンとの邂逅で、互いが持つ<王>の紋章が共鳴。半壊していた鎮静の仮面は完全に壊れ、同時にアルフェンは記憶と痛覚を取り戻します。
そのため、アルフェンはヴォルラーンにさらわれそうになるシオンの手を掴むも、<荊>の痛みで手を取りこぼし、彼女は失意のまま連れ去られてしまいます。たったひとりだけ自分を受け入れてくれた人からの拒絶……その現実に失意と絶望を感じたシオンは、完全に心を閉ざしてしまいました。
ですがこれまで一番近くで彼女を見て、そして戦ってきたアルフェンはそこであきらめるような男ではありません。シオンを本当の意味で救うため、アルフェンは仲間とともにシオンを取り戻すために行動を起こします。
そして<荊>に囲まれて心を閉ざしたシオンに歩み寄り、「独りなんかじゃない。俺たちがいる」と語りかけながら近づき、ついには痛みをこらえながらも彼女を力強く抱きしめ、想いを告げるのでした。「――諦めるな! 一緒に<荊>を倒そう! シオン!!」と。この一連のシーンはまさに“王道”ともいうべきヒロインの救出劇で、ここを境にふたりの距離がグッと縮まっていくことになります。
ちなみに、その後に見られるスキット“痛みの報奨”では、アルフェンは痛みを乗り越えてシオンを抱きしめたときの想いを彼女に伝えるのですが、アルフェンらしからぬ“惚気”たセリフを見ることができ、ふたりだけの世界を構築。そんな姿にニヤニヤが止まらなかった人も多かったのではないでしょうか。
香辛料をたくさん使ったから、刺激的でうまいぞ。(アルフェン)
アルフェンは激辛好きというのがあまりにも有名ですが、彼の面倒を見ていたドクの話によるとどうやら痛覚を失っていたことで、その分強い刺激に飢えていたのではとのこと(スキット“味の問題、好みの問題”)。
そんな激辛好きが垣間見えるスキットといえば、やはりローストチキンを料理したときの発生する“過ぎたるは”でしょう。煙が立ち込めて敵の襲撃かと警戒するくらい、香辛料まみれのチキンをテンション高く、そして満面の笑顔で仲間に薦めるアルフェンを見たら、もう彼の激辛好きを制止するのは無理だと悟りますよね(苦笑)。
とはいえ、単に激辛道をマイペースに進むだけではないのがアルフェンのすごいところ。なんとマーボーカレーでは、だれもがうなる辛さと旨さが絶妙なバランスの味わいを生み出すことに成功しています。
最初は怪訝な表情で食べるのをためらう一行ですが、そのうまさに病みつきになるほど。やはり痛覚が戻ったことで、そのあたりの感覚も正常になったということかもしれません。こちらはマーボーカレーを料理したときのスキット“至高の一品”で見ることができます。
シリーズの新たな挑戦が詰まった『テイルズ オブ アライズ』。シリアスな名言から、コメディ寄りな迷言(!?)など、今後もいくつか名言を紹介していきます!
Tales of Arise TM &(C)Bandai Namco Entertainment Inc.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります