ギブスとギプス、どっちが正しい?【2択クイズ】
- 文
- 佐藤 汐
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事実誤認がありましたので記事の修正を行いました。お詫びして、以後注意いたします。
普段何気なく使っているカタカナ言葉。あなたは正しい発音で使っていますか?
固有名詞の場合は日常会話に登場するだけでなく、医療現場や災害時など、さまざまな場所で目にすることになります。
その中でも、今回ピックアップするのは“ギブス”と“ギプス”です。
実際に発音してみると分かりやすいですが、濁音つづきのほうが発音しやすいのが日本語の特徴かもしれません。
濁音のあとに半濁音がくると、発音のためにはどうしても口の形を大きく変える必要があるためです。
問題
それでは、以下の2つのカタカナ言葉。どちらが正しい発音かわかりますか?
A:ギブス
B:ギプス
正解は?
答え
B:ギプス
ドイツ語(オランダ語)の“Gips”が由来となっているため、「ギプス」と読むのが正しいと言えます。
整形外科や整骨院などの医療機関で耳にすることも多い、固定器具のことですよね。
骨折したり、靭帯を損傷したりすると、患部を動かさないように器具や包帯などで固定する必要があり使われていますが、元は“石膏”という意味の言葉です。
ちなみに『ギブス』という歌が存在するため、検索サイトでは『ギブス』も多くヒットします。
どこの国の言葉でどんな綴りかを知っていれば、いざという時に役立つので覚えておくといいかもしれませんね!
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