ソニック役の中川大志さんはテイルスとの絡みにキュンキュン!? ドリカムの日本版主題歌が公開された会見レポ

kbj
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 8月19日に公開される映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』の日本語吹替版制作発表会見が、ザ・ペニンシュラ東京 ザ・グランドボールルームにて行われました。


 『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は、全世界で人気のゲームキャラクター・ソニックを題材に、ハリウッド実写映画化された『ソニック・ザ・ムービー』の待望の続編。前作で遠いキノコの星へ飛ばされたはずの超悪党、天才科学者ドクター・ロボトニックに加えて、“銀河系でもっとも危険”と謳われる最強のパワーを誇るナックルズが登場し、地球の命運をかけた戦いが展開します。


 会見には、ソニック役の中川大志さん、ドクター・ロボトニック役の山寺宏一さん、テイルス役の広橋涼さんが登場。前作から約2年ぶりとなるタイトルについての感想を述べた他、日本版主題歌が発表となりました。

 前作に続いてソニックを演じた中川さん。冒険がスケールアップしているだけでなく、敵もパワーアップしているということで、熱いシーンになっていることを宣言していました。その一方で、エネルギーを使いながら演じたため、収録が終わった際にはフラフラになっていたとか。

 1作目は“ソニックになるまでの物語”でしたが、本作では力を使いこなしているうえに、テイルスという仲間が増えたことで、にぎやかな旅になっているとのこと。テイルスとの絡みがカワイかったようで、「キュンキュンしつつ演じました」とコメントしていました。

 中川さんについて中学生のころから知っているという山寺さん。再び、ロボトニックを演じらたうえに、中川さんと対峙できたことがうれしいと語ります。

 一方で、ジム・キャリーの演技がどこまで台本か、アドリブなのかわからず、ヘトヘトになったことを告白。ロボトニックとしてはソニックやテイルスとの戦いであり、山寺さんとしてはジム・キャリーとの戦いであったことを笑いつつ語りました。

 前作では少しだけの登場でしたが、本作ではソニックとガッツリ冒険しているというテイルス。長年演じてきた広橋さんは「大きな画面で見られるということで、ただありがたくやらせてもらいました」とコメント。また、収録が他の人の後だったようで、中川さん、山寺さんの声を1番に感じつつ演技をできたことを述べました。

 ここで、ナックルズ役の木村昂さんからのビデオコメントが公開に。ナックルズについて、ストイックにミッションを遂行する、一途なキャラと説明。さらに「名前のようにすごいパンチを繰り出します。メチャカッコいいです!」とアピールしました。


 続いて、日本版の主題歌をDREAMS COME TRUEが担当することが明かされました。

 日本で公開となる英語版のスタッフロールで流れる日本版主題歌『UP ON THE GREEN HILL from Sonic the Hedgehog Green Hill Zone - MASADO and MIWASCO Version -』と、日本語吹替版エンドソング『次のせ~の!で - ON THE GREEN HILL - MASADO and MIWASCO Version』の2曲があるそうです。なお、吹替版では2曲とも聴ける仕様となっているとのこと。

 ここで主題歌を使った映像が公開になりました。

映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』日本版主題歌MV

 なお、4月7日より音源配信とMusic Videoの配信がスタートします。

 楽曲をてがけるDREAMS COME TRUEの中村正人さんが登壇。

 今回の曲は、30年前にゲーム用に作った楽曲に、吉田美和さんが歌詞を乗せたもの。30年前にDREAMS COME TRUEでデビューした中村さんは、吉田さんの歌を世界に届けたいという夢があったそうです。「この映画で夢が叶いました、まさに“DREAMS COME TRUE”です!」と語っていました。

 曲があわさった映像を初めて見たという一同。「映画の最後に見たら高揚する!(中川さん)」、「これはグラミー賞じゃないですか?(山寺さん)」と興奮気味にコメント。同じくテンションがあがったという広橋さんは、新潟にいたころに『決戦は金曜日』を聞いて、「新潟には地下鉄がないけど、都会には地下鉄があることを知りました」と当時を振り返り、会場を笑いに包みました。

 中村さんは、こういう時だからこそエンタメが大事だと考えているそうです。「ソニックの世界に飛び込んで演技を楽しんでもらえる作品なので、ぜひ家族と、お友だちと見ていただきたいです」と続けました。

 中川さんは、前作が終わった時からドキドキしつつ、ずっと待っていたことを明かします。新たな仲間、DREAMS COME TRUEの音楽も加わり、お祭りのような映画になっていると説明した後、「公開は夏と少し先ですが、早く見ていただきたいです。愛されるソニックをやらせていただき、誇りに思います」とコメントし、会見を締めくくりました。


『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』概要(敬称略)

監督:ジェフ・ファウラー(『ソニック・ザ・ムービー』)
脚本:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー、ジョン・ウィッティントン
ストーリー:パット・ケイシー、ジョシュ・ミラー
製作:ニール・H・モリッツ(『ワイルド・スピード』シリーズ)、トビー・アッシャー、中原徹、奥野仁
製作総指揮:里見治紀、杉野行雄、内海州史、ナン・モラレス、ティム・ミラー(『デッドプール』)
出演:ジェームズ・マースデン、ベン・シュワルツ、ティカ・サンプター、ナターシャ・ロスウェル、アダム・パリー、シェマー・ムーア、コリーン・オショーネシー with イドリス・エルバ and ジム・キャリー
日本語吹替版:中川大志、山寺宏一、木村昴、広橋涼、井上麻里奈、中村悠一
配給:東和ピクチャーズ

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