《みっしぃ博愛主義者》です!(ティオ)【軌跡シリーズ名言集】

Zenon
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 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

 本記事で紹介するのは、『創の軌跡』に登場するキャラクター、ティオ・プラトーのセリフ。『零の軌跡』から始まり、『碧の軌跡』『閃の軌跡III』『閃の軌跡IV』『創の軌跡』と育まれてきた、彼女の“みっしぃ”愛が成せる名言を紹介していきましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

《みっしぃ博愛主義者》です!(ティオ)

●エピソード「幸運の石と不幸の船」(英雄伝説 創の軌跡)

 ティオは『零の軌跡』で初登場した《特務支援課》のメンバーの1人。主に情報処理関連を担当する技術者です。

 基本的にクールな性格で物事に執着しないタチですが、“とあるモノ”に関しては別格の情熱を燃やします。そう、それこそが作中のテーマパーク“ミシュラムワンダーランド”(MWL)のマスコットキャラクター“みっしぃ”です。

 MWLで客の見送りをする“みっしぃ”(と、その兄メカみっしぃ)。老若男女を問わず人気があり、クロスベルの人々に希望を与える存在と言っても過言ではありません。

 ティオはかつて、とあるカルト教団に誘拐されて人体実験を行われた過去があり、そこで自分を救ってくれた男性からもらったストラップがきっかけで、“みっしぃ”に傾倒するようになります。

  • ▲モノは違うけれど、ティオがもらったストラップも多分こんな感じ。(『閃の軌跡III』分校クエスト「思い出のストラップ」より)

 それ以来、彼女の“みっしぃ”フリークっぷりときたら、家具やグッズの収集は当たり前。初期デザインから最新デザインへ至る変化の歴史や、キャラクターの家族設定など、語らせたら一晩は続きそうな、どこへ出しても恥ずかしくない立派な“みっしぃマニア”となりました。

 そんな彼女の“みっしぃ”愛は、あらゆる作品で語られています。とくに『碧の軌跡』で起きた“大変にショッキングな出来事”は必見。詳しくは下記の名言記事を参照してください。

『軌跡名言集』ティオの過去記事はこちら

 そして『創の軌跡』でも、真・夢幻回廊で見られるエピソードのなかで彼女の“みっしぃ”愛がさく裂する場面がありました。エピソード「幸運の石と不幸の船」というお話で、本編ではなくサイドストーリー的なものです。


 お話自体はクロスベル出身の商人・ジンゴが主役で、1つの石を起点に“わらしべ長者”のように物々交換していった結果、最終的にジンゴが欲しがっていた飛行船が手に入る、という内容でした。

 その物々交換のひとコマで、《西風の旅団》が置いていった“純金のみっしぃ像”。これが今回の名言に繋がる、重要なアイテムとなります。



 妙に詳しい《西風の旅団》のゼノ。みっしぃ型の小型自律爆弾を作ろうと研究していたと話していますが、じつは隠れファン……?

 一般に知られている“みっしぃ(左)”と、初期デザインの“レトロみっしぃ”。眉の形が違い、より生意気な顔つきをしていると評されています。




 ジンゴも“みっしぃ”ファンですが、このみっしぃは初期デザインの“レトロみっしぃ”と呼ばれるもので、彼女の趣味には合わなかったそうです。ジンゴの母親が店を構えるクロスベルに持ち込んで噂を流したところ……ティオが文字通り駆け込んできました!



 その勢いたるや、「みっしぃより大事なものはありません!」とのこと。噂を聞いて仕事が手につかず、周囲から「行ってこい」と促されたそうです。




 激レアみっしぃ像を目の前にしたティオはその真価をひと目で見抜き、あまりの神々しさに謎の風に吹かれてしまうほど感激していました。「眩し過ぎて直視できません!!」と言っていますが、思わずジンゴも「めっちゃ見つめてるじゃねーか」とツッコミ。

 ジンゴは自分の趣味に合わなかったレトロみっしぃを見て喜んでいるティオに、「お客はレトロみっしぃ派かー?」と尋ねます。そこで答えたティオのセリフが、今回の名言です。



《みっしぃ博愛主義者》です!

 カッと目を見開き、堂々と宣言するティオ。趣味に合わないとコレクションに加えず、売ることを選択したジンゴは自分の負けを悟ります(別に勝負ではない)。


 この悟りを開くのに至った経緯は、名言記事「人はこうして、大人になっていくんですね……」をご覧ください。


 「お客が持つべきものだから金はいらない」と言うジンゴに、「対価もなしに受け取るのはみっしぃに失礼です」と答えるティオ。ブレません。



 ティオは代わりに、ジンゴが欲しがっていた飛行船(某貴族が手放して廃棄したもの・ほぼ新品)を提供。廃棄するのにもお金がいるので、それが浮く分お互いにメリットがあるWin-Winの取引です。

 ちなみに、イベント後に人物ノートを見ると、「EP:みっしぃ博愛」が追加されていました。どんなみっしぃでも愛する、愛の極致に至ったティオ。これからも彼女は“みっしぃ”を愛し続けるのでしょう。

 ……ひとつそこで気になるのが、こちらの写真。カルバード共和国の某都市で撮影されたものですが、そこには“みっしぃ”に似た何かが映っています。今後、これがティオの目に入ってしまったら、どんな反応を示すのか、いまから楽しみで仕方ありません! 忘れず覚えておきましょう。


  • ▲この商品は“みっしぃ”ではなく、“もっしぃ”だと語る商人。その理屈は、《みっしぃ博愛主義者》の目にはどう映るのか……!?(『英雄伝説 黎の軌跡』より)

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらをピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

※画面はPS4『英雄伝説 閃の軌跡III』『英雄伝説 創の軌跡』『英雄伝説 黎の軌跡』のものです。
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