【難読漢字】数の単位だった“須臾”とは?
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電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“須臾”。須は“す”と読める。臾は“臼”という字に“人”……どう読むかわかるかな?
ヒントは〇〇〇。数学好きなら、もしかしたら知っている人もいるかもしれないな。
答え
正解は“しゅゆ”! 数の単位だ。1000兆分の1を示す言葉で、漢字を使う文化圏で用いられた歴史がある。
“臾”は訓読みで“ユ”、“ヨウ”などと読むけど、音読みでは“ひきとめる”、“しばらく”などとも読む。“わずか”という意味を持つ漢字だ。
“須臾”には、“しばらくの間”という意味もあるから、“しばらく”と訓読みされる場合もあるみたいだ。
ほかにも単位に用いられる漢字は、難読なものが存在するな。“糎”は“センチメートル(cm)”、“竍”は“デカリットル(dal)”、“瓲”は“トン(t)”などだ。規則性があるから、調べてみるとおもしろい発見があるかもしれないぞ。
次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに!
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