『飛び降りる直前の同級生に『×××しよう!』と提案してみた。』の赤月ヤモリ先生が刺激を受けたのは?
- 文
- 電撃オンライン
- 公開日時
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。今回は、『飛び降りる直前の同級生に『×××しよう!』と提案してみた。』を執筆した赤月ヤモリ先生のインタビューを掲載します。
屋上から飛び降りる寸前だった初恋相手“古賀胡桃”に、主人公がとんでもない提案をするところから始まる、衝撃の糖度100%ラブコメです。
“カクヨム”ラブコメジャンルの月間ランキングで1位にも輝いたWEB発人気ラブコメが電撃文庫に登場! 作者、赤月ヤモリ先生に本作が生まれたきっかけをお聞きしました。
──この作品を書いたキッカケを教えてください。
ラブコメを読んでいて「押せ! そこでもっと強く出ろ!」と思うシーンが多かったので、そんな主人公を描いてみたいと思ったのがきっかけです。
──作品の特徴やセールスポイントを教えてください。
主人公の破天荒さと、ヒロインの可愛さ。そして何より美しいイラストの数々……!
──作品を書くうえで悩んだところは?
常に悩んでいた気がします。とくに心理描写は難しいものがありました。けれどその分面白くなったと自負しております。
──執筆にかかった期間はどれくらいですか?
大まかな執筆はおそらくひと月と少し。改稿含めれば……かなりかかってしまいました。
──執筆中のエピソードはありますか?
元々WEBにて連載していた作品なのですが、あまりに際どいタイトルだったため変更になってしまったことですかね。仕方がないです。
──本作の主人公やヒロインについて、生まれた経緯や思うところをお聞かせください。
ポップな感じにしてますが根底のテーマが重いので、楽しい登場人物を描いてみました。
──特にお気に入りのシーンはどこですか?
全編好きですが、冒頭の屋上シーンは個人的に好きですねぇ。
──今後の予定について簡単に教えてください。
二巻の執筆頑張ります!
──小説を書く時に、特にこだわっているところは?
文章ですかね。読みやすさ、伝わりやすさを重視しています。思いのままに書くと、そこが抜け落ちてしまいますので。
──アイデアを出したり、集中力を高めたりするためにやっていることは?
特別なことは何も。コーヒーを飲んで「いいアイデアをください! 小説の神様!」と天に向かって祈るくらいです。あとは寝る前によくアイデアが出るので、よく寝ます。
──学生時代に影響を受けた人物・作品は?
たくさんありますが、割内タリサ先生の『異世界迷宮の最深部を目指そう』シリーズですかね。キャラ、設定、世界観、文章、どれを取っても最高の作品です。高校時代、英語の授業中に机の下で読んでいたところ、見事に涙腺を破壊されてしまった作品でございます。特にキャラクターが、もうほんと……最高なんですよね。誰を取ってもかっこよく、そして美しい作品ですので、読んだことない方は是非に。
──今現在注目している作家・作品は?
今注目している、というかよく読むのはぶんころり先生の『佐々木とピーちゃん』シリーズですね。先生の作品も昔から読んでいるのですが、どれも非常に面白いです。特にこれぞ怒涛の展開と言わんばかりの『佐々木とピーちゃん』は本当に面白いです。
──その他に今熱中しているものはありますか?
WEB小説の乱読ですかね。サイトにこだわらず面白そうなものをガーっと読んでいます。無料なのでお財布にも優しいですね。
──最近熱中しているゲームはありますか?
『Monkeys!¡』『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』など、十八禁のノベルゲームですね。全年齢では見えてこない視点が登場するので、とても刺激を受けます。
──それでは最後に、電撃オンライン読者へメッセージをお願いします。
タイトルを見て興味を持った方もそうでない方も、どちらともに満足できる内容となっておりますので、是非お手に取ってみてください。ラブコメと謳いつつテーマは忘れない。シリアスなテーマの中で、だけど楽しさがある。そんな作品となっておりますっ!
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『飛び降りる直前の同級生に『×××しよう!』と提案してみた。』
- 著者:赤月ヤモリx
- イラスト:Kr木
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2022年4月8日
- ページ数:280ページ
- 定価:704円(税込)