『フルメタTSR』が参戦する“第8章 Part8”開放!!【スパロボDDコラム#63】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第63回コラムをお届けします。

 みなさん、4月12日深夜に公開された『スパロボチャンネル』はご覧になりましたか? 『スーパーロボット大戦30』の追加コンテンツの情報が盛りだくさんでしたね!

 『劇場版 マジェスティック・ブリンス』や『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3分間~』の新規参戦の発表など、終始驚きっぱなしでしたが、『装甲騎兵ボトムズ』と『超獣機神ダンクーガ』からは、なんと今回が初出となる機体が……!! “百聞一見にしかず”ですので、ぜひご覧ください!!

 再び熱く燃え上がった『スパロボ30』ですが、『スパロボDD』も負けてはいられません!!

 今回は『フルメタル・パニック! The Second Raid』が新たに参戦する“第2章Part8”を中心に紹介して参ります!! まずは、“第2章Part8”で手に入るユニット“M9D ファルケ”について解説していきましょう!

『フルメタル・パニック! The Second Raid』参戦! クルーゾーが乗るファルケが自軍入り!!

M9D ファルケ&SSR オン・ザ・エッジ


【ユニットデータ】M9D ファルケ

【ユニットパーツデータ】オン・ザ・エッジ



M9D ファルケ&オン・ザ・エッジの評価(S)

 M9D ファルケは回避特化タイプ、通常攻撃が射程3の実弾で登場。オン・ザ・エッジの性能は、条件なしで攻撃力・運動性が増加し、また戦闘回数に応じて攻撃力・照準値・運動性が強化されます。

 また、敵ユニットの弱点属性で攻撃時に戦闘時のみ防御力を減少させる効果もあります。ステータスの補正値はまずまずで、防御デバフもあるので火力もそれなりに期待できそうです。第2必殺次第という部分はありますが、実弾系の回避壁はやや手薄なので、活躍の機会はありそうですね。

 “M9D ファルケ”は、見た目こそ大きく異なりますが、クルツやマオが乗る第3世代AS(アームスレイブ)・M9 ガーンズバックとほぼ同じ設計の機体。ファルケがD系列、ガーンズバックがE系列、ARX-7 アーバレストのベースとなった機種がC系列とされています。

 D系列機はドイツのドルトムント工場で2機のみ製造された生産試験型にあたり、四肢の重量配分などがE系列機とは異なるため、いくらか格闘戦向けのチューニングとなっています。マーシャルアーツや中国拳法を修得したクルーゾーには、最適な機体と言えるでしょう。

 ファルケにとって、1つ目のSSR必殺技パーツとなる“オン・ザ・エッジ”は、大型単分子カッター・クリムゾンエッジによる斬撃を多用した連続攻撃。ファルケといえば、原作第8話で宗介が乗るアーバレストに対して繰り出した寸勁を絡めた格闘攻撃が印象的ですが、今回はお預け。

 クリムゾンエッジは、イスラエルのIMI社が開発したAS用の携行武装で、同社製の単分子カッター・ダーク・エッジを大型化したもの。ファルケの代名詞ともいうべき武装ですが、原作小説のスピンオフ作品『フルメタル・パニック! アナザー』では、サベージの発展機に当たるRk-02 セプターも使用しています。

 また“オン・ザ・エッジ”の連続攻撃には、対戦車ダガーの投てきも組み込まれています。こちらは原作第13話(最終回)で、玉芳(ユイファン)が乗るコダールmに向けて放たれたものの、ラムダ・ドライバが発生させた力場に阻まれてしまいました。

 なお“オン・ザ・エッジ”は恒常のレアガシャなどにも追加されていますが、ピックアップ排出される4ステップアップガシャは4月15日(13:59)までの開催となっています。

人の心の光が敵を撃つ! “ラムダ・ストライク”&“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”実装

SSR ラムダ・ストライク

【ユニットパーツデータ】ラムダ・ストライク



ラムダ・ストライクの評価(S)

 気力10上昇ごとに攻撃力・運動性が上がり、さらに戦闘回数に応じて照準値が強化されます。また戦闘時のみ、敵のバリア系アビリティ効果を減少させる効果もアリ。

 命中時には、自身のパラメータを3アクションの間さらに強化するバフも発動します。ラムダ・ショットやグラーツ・マンリッヒャーにも同じようなバフ効果があり、すべてが発動したときの性能はかなりのもの。期間は短いですが、短期決戦で一気に勝負を決めたいときに発動させれば、かなりの活躍が期待できますね。

 続いては、同じく『フルメタル・パニック! The Second Raid』から、宗介が乗るARX-7 アーバレストの新必殺技“ラムダ・ストライク”。原作第13話(最終回)で、迷いを振り切った宗介がラムダ・ドライバを発動させ、ゲイツが乗るコダールiに対して放った一撃です。

 この時、ゲイツはクルーゾーが乗るファルケを人質にとって盾にしていたのですが、ファルケを素通りしてコダールiにのみダメージを与え、跡形もなく消滅させるという離れ業をやってのけました。

 物理法則をもねじ曲げるラムダ・ドライバならではの攻撃と言えるでしょう。同作のラストを爽やかに飾った必殺技なので、強烈な印象を刻まれたファンも多いのではないでしょうか。かく言う筆者も、ものすごく好きな技です(笑)。

 ところで、アーバレストの機体色が白を基調としたヒロイックなものであることには理由があります。なんでも、装甲表面を保護する繊維強化ゲルが白く、これが塗料と相性が悪いのだとか。

 しかもラムダ・ドライバを発動させると塗装が剥離してしまうため、未塗装のまま運用されることになったのだそうです。グレーカラーのガーンズバックも塗装前は、実はアーバレストと同系統の機体色だとされています。

 さて『スパロボDD』の“第2章Part8”では、なんと1パート内で『フルメタル・パニック! The Second Raid』のストーリーが完結しており、こちら“ラムダ・ストライク”の登場と相成りました。いわばアーバレストの最強必殺技なので、次はガーンズバックとの合体攻撃が来るか、はたまた続編作品から“あの機体”の登場となるのか……。どちらにしても楽しみなところですね。

SSR ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー

【ユニットパーツデータ】ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー



ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーの評価(SS)

 パラメータの増加量、気力上限の増加(しかも効果重複可能)、必殺威力上昇、ブレイクゲージ減少量増加と、どれをとっても文句のつけようがない性能です。

 Hi-νガンダムは他の必殺パーツも優秀なので、すべてを揃えていなくても活躍できますが、これがあれば、まさに鬼に金棒といったところ。特殊スキルもかなり強力なので、ぜひ獲得しておきたいパーツとなっています。

 また『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』から、Hi-νガンダム3つ目のSSR必殺技パーツ“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”も追加されました! こちらは“第2章Part8”には登場しない武器となっています。

 “ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”は、富野由悠季監督による小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』では“ハイパー・メガビーム・ランチャー”“ハイパー・ランチャー”とも呼ばれている武器で、シャアが率いるネオ・ジオンによるアクシズ落としの最終局面で持ち出され、地球へと向かうアクシズの核ノズルを狙い撃つために用いられました。

 母艦であるラー・カイラムにチューブを接続することでエネルギー供給を受けての発射が可能となり、核ノズルという的は外したものの、ネオ・ジオンの軽巡洋艦ムサックを一撃で撃沈するほどの威力を誇っています。

 『スパロボDD』では、両手で腰だめに構える比較的スマートな円柱型のビーム砲として描かれていますが、漫画版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』ではまったく形状が異なっており、肩に担いで使う角張ったデザインの武器として登場しました。

 また『スーパーロボット大戦X』『スーパーロボット大戦30』などでは、前者の円柱状のビーム砲として描かれているほか、前者デザインはMETAL ROBOT魂、後者デザインはガンプラ(RG)で立体化されています。

 なお、使用時にはフィン・ファンネルによるビームバリアの一面を解除している描写があり、『スパロボDD』でも発射の瞬間に全面のバリアがなくなっているのがわかります。

 “ラムダ・ストライク”と“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”がピックアップ排出される4ステップアップガシャも、4月15日(13:59)までの開催。“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”は期間限定排出なので、Hi-νガンダムをメインで使っている方はお見逃しなく!!

 ちなみに、今回筆者は“ラムダ・ストライク”と“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”のどちらも欲しかったので、今月頭に購入しておいたDクリスタルを全部4ステップアップガシャにぶち込んでしまいました!

 不幸中の幸いと言いますか“ラムダ・ストライク”は2周目のピックアップ確定枠で出てくれたのですが、“ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー”は3周目でも排出されず(1周目と3周目の確定枠が“グラーツ・マンリッヒャー”でした……)。結局コード200個と交換になってしまいました(泣)。今月後半は全然ガシャが回せません……。

新兵器続々登場! アマルガムが暗躍する“第2章Part8”の展開をチラ見せ!!

 というわけで“M9D ファルケ”が初登場し、アーバレストの“ラムダ・ストライク”が唸りを上げる“第2章Part8”のストーリーを少しだけご紹介! 前回解説したグレートマジンガーの“グレートブースター”と、鋼鉄ジーグの“マッハドリル”も大活躍しています!!

  • ▲未だ引きこもるアキラに興味を抱くカミナギ。アキラもカミナギに、ただひとりの友だちの面影を見る。
  • ▲カミナギと接触したシンは、彼女のことを気に入り、欠損した幻体を修復させる。
  • ▲キョウたちをも欺く形で隠匿されていた舞浜サーバーの在り処。それは驚くべき場所であった。

  • ▲ヒミカに授けられた奇策で光子力研究所を襲うミマシ。開発されたばかりの2大新兵器が勝利の鍵となる!!
  • ▲かなめの護衛役を降ろされた宗介は、そのいら立ちをテッサにぶつけてしまう。
  • ▲新たに着任したクルーゾーとの対決により、露呈した宗介“たち”の問題点。それがラムダ・ドライバを発動できなくしていた。
  • ▲一方、かなめにはテッサの兄・レナードが接触。謎に満ちた組織“アマルガム”の存在も明らかになる。
  • ▲生きていたガウルンの言葉は、宗介を絶望の底へと叩き込む。

  • ▲迷いを断ち切り“ラムダ・ドライバ”の発動に成功した宗介。ひとまず戦いは終わり、騒がしい日常が再び訪れる。

 ……今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 次回は4月30日まで開催中のショートシナリオイベント“ラスト・オブ・バニシングトルーパー”を紹介したいと思っていますので、ぜひお楽しみに!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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