えっ、Switchで英会話体験!? ゲームを楽しみながら、英語を“読む”から“話す”へ変化【ベティア】
- 文
- ヒムロ
- 公開日時
Nintendo Switchでゲームをしながら英会話を学べる『ベティア ペラペラ英語アドベンチャー』が、4月29日に発売されます。そんな本作のレビューをお届けします。
本作はSwitch初の音声認識による体験型英語学習ゲームです。
音声認識を使ってコミュニケーションをしながら、正しい発音や英会話のコミュニケーション力を育むことができます。
英検であれば5級~3級程度資格があれば楽しめる内容になっています。もちろんこれ以上の英語力がある人、これから英語を始めるという人にもオススメです。
マイク必須!
まず、本作をプレイするのに必要なのはSwitch本体(Switch LiteでもOK)、ソフト、そしてマイク。
マイクはSwitchのドックに接続するのであればUSB端子、本体のヘッドホン端子に接続する場合はヘッドホンマイク端子のものが使用できます。
すべての市販のマイクの動作は保証されていませんが、有線のマイク付きイヤホンであれば動作するようです。Bluetoothのマイク付きのイヤホンは使用できないのでご注意を。
詳しくは公式サイトのサポートで確認してみてください。
また、マイクの感度にもよりますが、音声が正しく認識されないことがあるので、使用するときはなるべく雑音のない状況で遊ぶのがベストです。
プレイヤーが“話す”ことによって物語が進行
プレイヤーは主人公(少年か少女から選択)を操作し、Betiaと呼ばれる世界でDevilmonという敵と戦うLinkerとなります。
キャラクターの名前はリストから選択。自己紹介などの会話で使用するので、耳馴染みのない名前は選ばない方が無難かもしれません。ちなみに名前は以降変更不可なので、決めるときは慎重に。
本作の特徴はなんといっても物語の進め方。NPCたちと会話すると物語が進んでいくアドベンチャーゲームですが、その会話方法はマイクを使った音声入力。
表示される英語を読み上げた音声を認識し、それが正しく発音できていればNPCも言葉を返してくれます。
読み方がわからないときはXボタンで確認できるので、初めて見る単語などが出てきても安心です。
認識された音声は自動で点数化。点数は画面の左下に表示されます。最大100点なので、なるべく100点の発音を目指したいところ。
一定の点数を下回るとやり直しです。もう一度読み上げるか、スキップするかを選べます。進めていくうちに、自分の苦手な発音に気がつくことも。
クリア判定となる点数は設定画面から変更できます。自分のレベルによって変更することで、さらに本作を楽しめるはず!
物語のなかのキャラクター気分で英会話を
英会話というものにピンとこない、もしくはあまりいいイメージがないという人もいると思います。そんな人にこそ『ベティア ペラペラ英語アドベンチャー』をプレイしてもらいたいです!
会話パートはNPCの英語を聞いて、表示されたテキストを読むだけ。初めはそれこそ読み上げているだけでしたが、進めていくうちに“読む”から“話す”に変化していきました。
この変化はNPCのフルボイスのおかげだと思います。本当に話しかけらているように感じられ、自分もこの物語のなかのキャラクターになったかのよう。気づけばテキストを読むのではなく、自然と相手と会話する姿勢になっていました。
1人きりのときにプレイすれば誰かに聞かれることもないですし、クリア点数に達していなくても何度でもやり直せます。この安心感から、のびのびと英会話の練習ができました。
英語に自信がある人は、NPCのセリフのテキスト表示を消してチャレンジするのがオススメ。“じまくON/OFF”でいつでも表示の有無を切り替えられます。
マイクが必要にはなりますが、音声認識で会話が進んでいくという、これまでにないゲーム。
遊んでいたらいつの間にかそれが学びにつながっているので、お子さんがいる方は親子で一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。
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