高解像度で作り込みの増したMeta Quest 2『バイオハザード4』。銃器や武器商人に感動【綾那のゲームに夢中】

綾那
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 さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第55回をお届けします。

 皆さん、ゲームしてますか?

 最近、Meta Quest 2を購入して、VRゲームの世界に旅立っている綾那です。VRの世界が想像の5倍ほどすごくて、初めてQuest 2を被った時はとても感動しましたね。

 映画『レディ・プレイヤー1』の世界を垣間見た瞬間でした……Quest 2、これが次世代の風かと。

 ということで、今日はVRゲームのことを書かせていただきたいと思います。

 プレイしたゲームすべてに「おぉ!!!」っと感動したのですが、中でも『バイオハザード4』に関しては開発チームの本気を見たので、今回はMeta Quest 2版の『バイオハザード4』について話します。

感動するほどに作り込まれたMeta Quest 2版『バイオハザード4』

 まず最初に宣言しておくと、私は乗り物酔いが酷いです。

 三半規管が弱いのか、FPS(※ファーストパーソン・シューティングゲームで、1人称視点のシューティングゲーム)のゲームですぐに酔うくらいなので、ぶっちゃけると自分視点のVRゲームはかなり酔います。ものの5分とかでキツいと感じるくらい酔いやすいのです。

 酔いやすい人のために考慮された移動方法もあり、スティックで行きたいところを指定して瞬時に移動することができるのですが、『バイオハザード』のようなゲーム性ですと、誤って敵の中に突っ込んでいく事故が起きてしまう可能性があるので、普通に動かす移動方法の方が個人的にはいいかと。

 はてさて、Meta Quest 2版の『バイオハザード4』ですが、どこがすごかったかをあげていきたいと思います。

 まず、通信がリアル!

 主人公のレオンをサポートするハニガンから連絡が入るたびに、通信機を自分の手であけて受け取ることになります。「通信機、ちゃんと自分で持ってる!」と興奮すること間違いなし。

 次に、武器を交換するところがちゃんと描かれます!

 最初のチュートリアルで武器の変更を教わることになりますが、ハンドガンは右腰に、ショットガンは背中に、ナイフは左胸にあるなど決まっています。

 これらの武器をちゃんと自分で取ったうえで、左腰にある弾薬を自分でリロードし、なおかつコッキングして撃つんです。

 しかも、リロードの仕方が武器種によって異なり、初期ハンドガンは下から、ショットガンは横からリロードするといったようになります。おまけにショットガンに至っては両手武器なので、両手でちゃんと持ったうえでちゃんと毎回コッキングしないと弾が出ません。ドラマや映画などで見るあの“ガチャコン”という動作を自分でできるんです。手榴弾もピンを抜いて投げるのがリアルすぎる!

 銃が好きとか詳しいとかではないんですが、この仕様には流石にトキメキが止まらなかったですね! なお、この交換の仕様は設定で変更できます。

 次に大きいものは大きく、小さいものは小さいところです。

 テキストにすると当たり前なことですが、このサイズ感はVRを体験するうえで大事な部分だと思います。

 例えばボスのエルヒガンテ。

 見上げるほどの巨体。倒したあとに突っ伏している後ろ姿を見て「尻がデカイ!」と謎の感動。

 対してアシュリーは見下ろす形になります。「アシュリーってこのくらいのサイズなのか……これは守ってあげないと!」となりますね。前は足手まといとか思ってゴメン!

 私的に武器商人が意外とデカかったのが新たな発見でした。

 次に高解像度になっているところ!

 1個1個のオブジェクトや文字などがよくわかるくらい綺麗になってます。最初のシーンで警察官が見るも無残な姿にされているのをマジマジと見てしまいました。

 そして、個人的にもっとも「VR最高!!」と興奮したのはタイプライター。

 セーブするタイプライター……なんと……自分で打てます! 指でボタンを1個1個ちゃんと押します! これは本当に感動しました。タイプライターを見つけたら駆け寄っていって、無駄にセーブするくらいです(笑)。

 エイムについても直感的にできて、しっかり狙えるので、私はVRの方が弾がよく当たると感じました。

 ただ大群が迫ってくるラッシュ時はパニックになることがあるので、リロードする場面で「どどどどどこに弾入れるんだっけ?!」とワタワタしている間に嚙みつかれることもシバシバ。

 しかし動作に慣れてくると、「弾をリロードしてコッキングして撃っている自分、カッコイイ!」と悦に入れますよ(笑)。

 過去に『バイオハザード4』をプレイしたことがある方は、新たな感動があると思うので、VR版として生まれ変わった『バイオハザード4』をぜひやっていただきたいですね。『ザ・マーセナリーズ(The Mercenaries)』の追加配信(無料)もされたそうですよ!

 高解像度になっているだけでも、かなり新鮮味を感じました。

 それなりに体を動かすので、あまりにも狭い場所でやるのは推奨されていませんが、両手を広げて腕を振り回してみても、障害物に当たらない広さがあれば安心してできます。

 もしこの記事を読んでみて、少しでも興味を持たれた方は『バイオハザード4』をきっかけに、ぜひMeta Quest 2でVRの世界へ旅立ってほしいです!

 あなたの思っている5倍は素晴らしい体験と世界がそこにはあります。

『バイオハザード4』『ザ・マーセナリーズ(The Mercenaries)』概要

 『ザ・マーセナリーズ』がいよいよ配信開始! Meta Quest 2版『バイオハザード4』をお持ちの方には、『バイオハザード』ファンに人気のエクストラゲームを無料アップデートとして提供します。

 『ザ・マーセナリーズ』は、カプコンとOculus Studiosとのパートナーシップのもと、Armature StudioがMeta Quest 2版のVRとして再構築。プレイヤーの目標はこれまでと同じ。制限時間内にできるだけ多くの敵、ガナードを撃退することです。

 独自のオンラインランキング表示や、20の新たなチャレンジで自身のスキルを試せます。チャレンジをクリアすると、“ビッグヘッドモード”やモノクロの“クラシックホラーモード”、お気に入りの武器のスキンとして利用可能な“黄金銃”といった特典をアンロックすることができ、Meta Quest 2版『バイオハザード4』本編でも使用できます。

 何度もプレイしたくなる『ザ・マーセナリーズ』の配信が開始されました。Meta Quest 2版『バイオハザード4』にまだ挑戦していない方は、今が絶好の機会です! また、すでに購入済みの方はこれを機に、今すぐ『ザ・マーセナリーズ』で腕試ししよう!

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