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『ガンダム U.C. ENGAGE』短期連載その2:オリジナルアニメが熱い! ストーリーも注目ポイント

たく坊
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 バンダイナムコエンターテインメントが配信中のiOS/Android向けアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』の企画記事をお届けします。

 本作は、『ガンダム』シリーズの宇宙世紀作品が一堂に会したシミュレーションアプリです。過去放送された宇宙世紀作品のアニメ付きのダイジェストや、アニメとバトル、アドベンチャーパートが融合した宇宙世紀の新作を楽しめます。

 “宇宙世紀”限定のオリジナルストーリー、かっこいい演出を見られるの登場機体・キャラクターたち、“ガンダム開発計画”のIFとして新登場したオリジナルMS“エンゲージゼロ”など、気になる要素がてんこ盛り。先日は、漫画『機動戦士ムーンガンダム』の初となる映像化が本作内で見られることで話題となっていました。

 “ジ・O”と“シスクード”の登場にあわせて始めた筆者ですが、先日、プレイヤーランクが60に到達しました。遊び方にも慣れてきて、日々の日課で本作を遊ぶというルーティーンがなじみました。

 コラム第2回では、ストーリーで選択できるワールドや登場する敵、ムービーに注目していきます。

 なお、テキスト、画像は記事作成時のもの。

宇宙世紀限定のストーリーを遊ぶ

 本作の魅力の1つである“宇宙世紀”限定のストーリーモードには、『機動戦士ガンダム』をはじめ、『Zガンダム』などのTVシリーズから、『F91』、『THE ORIGIN』など、TVアニメではない映像化作品もしっかりラインナップされておりました。

 それぞれピックアップされたエピソードごとにステージを選択し、バトルに挑戦。クリアすれば次のエピソードが登場する流れとなっています。

 ストーリーモードでは、例えば『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の“ガンダム強奪”をプレイすると、そのエピソードにまつわる物語を楽しめるというわけです。

 新しいストーリーをクリアすることで次のストーリーが登場するため、基本的には好きなものを選択するというよりは、新しく登場したものをクリアしていくイメージです。

 「最近見ていなかったけど、こんなストーリーだったな」、「初めて知ったけど、こうだったのか」など、ファンであれば振りかえることができて、シリーズ初心者であればタイトルの知識を深めることができる要素となっています。

ワールド選択画面は2パターン

 ストーリーを遊ぶ時には、U.C.○○~U.C.○○といったように、どの時系列で遊ぶかを選択することに。その際、時系列を選択する画面が2種類用意されています。

 作品を知らない人でも、「この作品とこの作品の時代が近いのか」といったように、理解しやすい描写となっています。これはありがたいですね。

 新しく登場したエピソードだけを遊びたいのであれば、赤いアイコンが出ているエピソードを選択すればいいため、迷って困ることはありませんでした。

 ただ、「早く続きが見たい!」と別の意味で困ることがありましたね。そういう時は、まとめて一気にストーリーを読むか、できる範囲でストーリーを遊び、早急に次の話を解放していきましょう。

バトルの内容がストーリーに準拠

 ストーリーで戦うことになるバトルでは、その物語にまつわる敵MSが出現。中には、主人公側のMSが敵になることも。

 敵が強くなっていくと、「“ガザの嵐”隊が強い!」や「敵の量産機が倒せない」など、クスッと笑ってしまう展開と出会うこともあります。

 さらに敵のエース機が強いこともあり、機体の育成をサボっていると、ストーリーを進めることに詰まってしまいます。その分、クリアした時の達成感や没入感で、本作ならではの気持ちよさを味わえます。

  • ▲勝利時のカットインはどれもカッコいいものばかり!

 ちなみに、筆者がバトルで負けてしまった理由は、MSの属性を考えず、不利になる属性を多く編成していたことにありました。属性の重要さに気づいた瞬間でした。

育成でストーリーをスキップ

 ストーリーを進めていくために、機体の改造を進めていくことになります。詳細は本記事では省きますが、改造には指定の改造素材を使用します。

 機体の改造で使用する改造素材を集めるために、ストーリーのバトルを周回することになります。その際、アイテム“スキップチケット”を使用することで、バトルをスキップして報酬を獲得できます。なお、APは消費します。

 1回の改造で改造素材を10数個使用することになりますが、1回のバトルで入手できるのはせいぜい1~2個。そのため、10~20週スキップして改造素材を集めていきます。

 スキップすれば時間を取られないので、溜まってしまったAP消費も非常に楽です。ちなみに、スキップチケットは、ゲームのいたるところで手に入る“コイン”で購入できます。

 手に入る改造素材は、ステージごとに変わります。改造に必要な改造素材は徐々にランクが上がっていくので、それにあわせてストーリーを進めていき、手に入る改造素材を増やしていきましょう。

 ちなみに、ゲーム内で開催されるイベントによっては改造素材を獲得できるので、イベント開催中はそちらを周回するのもいいでしょう。

 また、4月に常時イベントとして追加されたMS改造計画では効率よく改造素材とコインを集めることができるので、育成に専念したい場合はこちらを活用したほうがいいですね。

オリジナルアニメーションが実装

 通常のストーリーの他に、オリジナルアニメーションを見られる“新作”という項目があります。

  • ▲“新作”の項目から、好きなストーリーを選べます。

 “新作”では、『機動戦士ムーンガンダム』をはじめ、いくつもの新作アニメーションを楽しめます。

 こちらは通常のストーリーとは異なり、各シチュエーションに応じて用意されたモビルスーツ&パイロットを使用するバトルとなります。

 なお、クリア後は専用のステージが登場し、自身の編成を使用できるようになります。

 ストーリーの合間には、テキストが展開するパートと、アニメーションが流れるパートの2種類が存在。

 『ムーンガンダム』で例えると、主人公“ユッタ・カーシム”がモビルスーツ“バルギル”のファンネルを動かすシーンがアニメーションになっており、興奮必至! 仕事を忘れて、何度も見てしまった筆者でした。

 『ムーンガンダム』の他には、“ソロモンの悪夢”というストーリーもあります。

 ファンならすぐに連想できるものですが、タイトルの異名を持っている“アナベル・ガトー”に加えて、“ソロモンの白狼”の異名を持つ“シン・マツナガ”、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する“ケリィ・レズナー”など、ソロモンでの一幕を描いたアニメです。

 上記3人がソロモンで何を思い、何をしてきたか。“サウス・バニング”率いる“不死身の第4小隊”ら連邦の兵士からは、どう見られていたのか。

 どのシーンも見ごたえバツグンで、ファンであるならばぜひ見てほしいシーンがてんこ盛りとなっています。こちらは間違いなく、本作の魅力の1つかと。

ゲーム内イベントで新規アニメも楽しめる

 通常、ゲーム内イベントはイベントごとに用意されたステージをクリアしたり、ミッションの目標を達成して報酬を受け取ったりと、いくつかの遊びがあります。それらイベントの中には、新作アニメが用意されるものが存在します。

 先日まで開催されていたイベント“ペッシェ・モンターニュ”ではガンダム開発試験0番機“エンゲージゼロ”を扱ったアニメが見られました。

 ちなみに、“ペッシェ・モンターニュ”はストーリーの“新作”で、序章を見られます。完全オリジナルの物語かつ、序章からつながる物語で、注目のイベントとなっていました。

  • ▲イベント開催中は、ログインボーナスで設計図が贈られました。設計図を集めれば機体を生産できるので、とてもありがたい!

 フラナガン機関出身のテストパイロット“ペッシェ・モンターニュ”が駆る“エンゲージゼロ”。このMSはガンダム開発計画の試験機であるため、時系列的には、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より前の時代にあたります。

 本作を遊んで“エンゲージゼロ”にまつわる新しい物語を体験してみましょう!

 以上、ストーリーにまつわる話をお届けしました。第3回では、機体とキャラクターの育成にフィーチャーしていきます。


『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』企画記事


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