『二番目彼女』3巻。桐島を共有する歪んだ三角関係の行方は…?
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『わたし、二番目の彼女でいいから。』シリーズの最新巻『わたし、二番目の彼女でいいから。3』(著者:西条陽、イラスト:Re岳)が、電撃文庫(KADOKAWA)から5月10日に発売されます。
本作は互いに1番好きな人がいるのに、2番目同士で付き合っている主人公と“早坂さん”の、危険で不純でこじれたラブストーリー。3巻では、“早坂さん”と“橘さん”2人が桐島を共有する歪んだ三角関係が、ついに軋みをあげ始めて……。
桐島くんを二人で共有しよ? 加速する歪な三角関係が堕ちる先は……。
「ねえ、私たちで桐島くんを共有するの、ダメかな……?」
俺は今、橘さんと付き合いながら、早坂さんとも付き合っている。
共有のルール。それは互いに抜け駆けしないこと。「一番目」になれない方が傷つくなら、それは優しい関係とすら言えるだろう。
たとえそれが、歪で、甘美な延命措置に過ぎないとしても。
だけど……。
二番目でよかったはずなのに。
それでも一番目になりたくて。
互いにエスカレートする好意と行為。
その果てに、俺らの関係はやがて軋みを上げ始め……。
もがいて、すがりついて、大事だった何かを摩耗させながら。
どこまでも深みに堕ちていく。
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『わたし、二番目の彼女でいいから。3』
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2022年5月10日
- ページ数:328ページ
- 定価:726円(税込)