『エルシャダイ』の発売日。トレーラーの数々の名言が発売前から話題に!【今日は何の日:4月28日】

ネオン
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 皆さんこんにちは、恩頼ネオン(@Dol_neon)です!

 本日2022年4月28日のちょうど11年前、2011年4月28日に『El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON(エルシャダイ)』がPS3とXbox 360で発売されました。

そんな装備で大丈夫か?

 『エルシャダイ』といえば、きっと誰もが思い出すのが発売前に公開されたトレーラーですよね。「話をしよう」、「これはアーチ」、「弟の仇を取るのです」と、いろいろな言葉が独り歩きするほど大盛り上がりでした。

  なかでも大きな注目を集めたのが“ルシフェル編”。

 「あれは今から36万……いや、1万4000年前だったか」と、ルシフェルが大昔の話を始めるのかと思いきや「君たちにとっては多分、明日の出来事だ」と未来の話のように語りかけるトレーラーです。

 これだけでもルシフェルがいつのことを語っているかがわからないのに、その出で立ちはジャケットにジーンズと現代的。ビニール傘をさしたり、携帯電話で誰かと連絡を取ったりする姿まで見せつけてきて、過去、現在、未来のいつの話をしているのかさっぱりわかりません。

 しかも、ほかのトレーラーやPVを含めてルシフェルはやたらと思わせぶり! もちろん、トレーラーでストーリーをすべて明かすわけがないんですけど、間違いなくルシフェルはすべてを知ったうえで、意味深な言葉ばかり投げかけてくるんです。

 そんなわからない尽くしの内容ですが、不思議と魅かれてしまうトレーラーでした。

 そして、ルシフェルとイーノックのやり取りも『エルシャダイ』の盛り上がりを語るうえで外せません。

 普通は「そんな装備で大丈夫か?」、「大丈夫だ、問題ない」というやりとりが主人公らしきキャラクターの間でかわされたら、一騎当千の戦闘シーンを期待しますよね!? 少なくとも、敵をバッタバッタと倒していき強敵相手に惜しくも敗れる。そのくらいは善戦してくれることを期待するはずです。

 ですが、イーノックが上のようなやり取りをした直後に敗れたのは、どう見ても雑兵。根拠のない自信はどこから来ていたんでしょう!?

 その後、時間が巻き戻ったあとに「一番いいのを頼む」と真っ白な鎧を身に着けて戦うイーノックの姿はまさしく主人公。……だったのですが「大丈夫だ、問題ない」から「一番いいのを頼む」への手のひら返しの早さの方が衝撃的!

 そういった予想を裏切るトレーラーに、戸惑いながらもハマる人が続出! 『エルシャダイ』は発売前から映像のインパクトで大きな話題を呼ぶタイトルになりました♪

 と、トレーラーだけで語るとイーノックがどうしても頼りない人に見えてしまいますが、実は人の身のまま天界で神様に仕える優秀な人物。

 神と人の中間のような位置にイーノックがいたからこそ、人類を一度滅ぼすという神様の計画を止めるチャンスが生まれたんです。

 そんな『エルシャダイ』ですが、PC(Steam)版が配信中。さらに、先日Nintendo Switch版が開発中ということも発表されました。

 11年前、しかも少し変わった注目のされ方でしたが、今なお根強く愛されているタイトルですね。


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。アニメ、ゲームが大好きです! いっっっぱい遊びたいし、いっっっぱい楽しみたいけど、時間が足りないよ~。


 

※画像は公式サイトのものです。
©crim
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キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)

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