原作者も太鼓判の実写版『シティーハンター』が5月7日放送!
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全国無料放送のBS12 トゥエルビは、5月7日19:00より『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2019年・仏)を放送します。
映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
フランスで実写化し観客動員数168万超、社会現象を巻き起こした大ヒット作!
原作・北条司が「これぞシティーハンター!」と太鼓判を押す完成度でおくる、抱腹絶倒のアクションエンターテイメント。
原作愛にあふれる監督&主演を務めるのは、仏コメディ界の風雲児フィリップ・ラショー。(日本語吹替)
監督:フィリップ・ラショー
原作:北条司「シティーハンター」
出演:
仏役名《日本役名》:キャスト(日本語吹替)
ニッキー・ラーソン《リョウ》:フィリップ・ラショー(山寺宏一)
ローラ・マルコーニ《カオリ》 :エロディ・フォンタン(沢城みゆき)
マンモス《ファルコン》 :カメル・ゴンフー(玄田哲章)
トニー・マルコーニ《ヒデユキ》:ラファエル・ペルソナ(田中秀幸)
エレーヌ《サエコ》 :ソフィー・モーゼル(一龍斎春水)
パンチョ:タレク・ブダリ(浪川大輔)
ジルベール・スキッピー:ジュリアン・アルッティ(多田野曜平)
ドミニク・ルテリエ:ディディエ・ブルドン(土師孝也)
他日本語吹替:恒松あゆみ、三上哲、伊倉一恵、神谷明
みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)
日本アニメへの愛にあふれたフランス映画
おなじみの「もっこり」もしっかり受け継ぐ
フランス映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の原作は、北条司の漫画「シティーハンター」だ。
1985年から91年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載されたこの漫画は、アニメ化されて人気テレビシリーズになった。
映画で「監督・脚本・主演」の一人三役を務めたフィリップ・ラショーは、80年生まれのフランス人。
子どもの頃、フランスのテレビでも放映された「シティーハンター」を見て大ファンになったという。
ラショーが長年の夢をかなえて完成させたこの実写版は、いかに基になった日本アニメへの愛情とリスペクトにあふれていることか。
水色のジャケット、赤いTシャツの主人公のファッションをはじめ、細部に至るまでアニメの表現を大切にした映像から、よく伝わってくる。
ストーリーを簡単に紹介しておこう。リョウ(ラショー)は、表ざたにできないさまざまな問題を依頼されて解決するプロフェッショナルだ。
銃の腕前は超一流で、身体能力も抜群だが、難点は度を越した女好き。美女を見ると「もっこり」してしまい、仕事のパートナーのカオリ(エロディ・フォンタン)から怒られてばかりいる。
ある日、リョウは、香りをかいだ相手を夢中にさせる「キューピッドの香水」の警護を依頼される。だが、一瞬のすきに、香水が何者かに奪われてしまう。
原作の人気ワードだった「もっこり」を、実写版でもしっかり受け継ぎ、冒頭に「モッコリー氏」まで登場する。それ以外も下ネタ満載だが、不潔な感じではない。
からっと明るい笑いを誘うのは、作り手のラショーが、主人公のリョウを大好きなためだろう。
フランス映画といえば、おしゃれな恋愛をイメージしがちだが、こうしたおバカな映画を喜々として作る映画人がいて、しかもヒットした(公開から2週間で観客100万人に達した)ことに驚かされる。
スタジオジブリの作品や「鬼滅の刃」だけでなく、幅広い日本の漫画やアニメ作品が、世界中で愛されているのだ。
日本語吹き替え版では、リョウは山寺宏一、カオリは沢城みゆきが担当。元々のアニメでリョウとカオリを担当していた神谷明と伊倉一恵も特別出演している。
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