“逆転裁判20周年オーケストラコンサート”レポ。ナンバリングソングに加えて『検事』や『大逆転』の楽曲も!

電撃オンライン
公開日時
最終更新

 5月7日に、東京のBunkamuraオーチャードホールにて“逆転裁判 20周年記念 オーケストラコンサート”が開催されました。

 本公演は人気シリーズ『逆転裁判』20周年を記念したオーケストラコンサート。指揮は栗田博文さんが、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団が担当し、さまざまな楽曲を披露しました。

 また、有観客に加えて、オンライン配信が実施されています。オンライン配信は、5月15日23:59までアーカイブ視聴が可能。新鮮な気持ちで楽しみたい人は、記事を見る前に、配信をご覧ください。

イベントレポ

 演奏が始まると、スクリーンには曲にあったイベントシーンが映し出されます。配信では曲の解説が公開され、楽曲の設定や裏話などを見ることができました。

 曲の合間や休憩の前後には、MCである御剣怜侍役・竹本英史さん、トークゲストの成歩堂龍一役・近藤孝行さん、王泥喜法介役・KENNさんによるトークやキャラによる掛け合いが行われ、会場に集まったファンを笑わせていました。

 また、海外からの視聴に向けてゲストが英語でトークする場面も。


 『成歩堂龍一 〜異議あり!』、『王泥喜法介 〜新章開廷!』とナンバリングの主人公のテーマ曲に続いて、スピンオフ作品『逆転検事』シリーズより、『逆転検事組曲 華麗なる軌跡』が演奏されました。

 ジャズテイストな楽曲が印象的な『ゴドー ~珈琲は闇色(やみいろ)の薫り』の次は、シリーズ初期3部作の法廷シーンをメドレーにした『逆転裁判1〜3 法廷組曲』。構成が変わるたびに、曲のテンポが大きく変化するという目まぐるしい作りで、次々と状況の変化する法廷のようでした。

 休憩をはさみ、『逆転裁判1~6 麗しの組曲』がスタート。シリーズのヒロインのテーマ曲メドレーということで、画面にはさまざまな女性キャラが映し出されていました。ダウンロードコンテンツの映像が流れるという、ファンにはたまらない場面も。


 『逆転裁判 革命と継承の組曲』では『5』や『6』の曲を楽しめました。名シーンにマッチした迫力の演奏で、プレイしていた時のことを思い出した人も多いのでは?


 下野紘さんのビデオメッセージ中の振りで始まったのは、『大逆転裁判組曲』、『大逆転裁判 覺悟の大法廷組曲』。成歩堂龍ノ介が活躍した『大逆転裁判』シリーズからの楽曲にあわせて、作品とは切り離せないホームズとの共同推理がスクリーンに映し出されていました。

 最後の曲は『逆転裁判3 終幕』。画面には、『1』~『3』のキャラや犯人の姿のセリフを確認でき、コメントは大いに盛り上がっていました。キャラの中には『蘇る逆転』の宝月巴も。

 アンコールでお披露目されたのは、『続・大逆転裁判組曲』。亜双義一真や御琴羽寿沙都などの主要キャラのテーマをメドレーにしたものでした。

 続いての曲はカラオケでも配信された『大江戸戦士トノサマン』。栗田さんは両手に扇子を持ち、観客の手拍子を促しつつ指揮をとっており、会場が一体となっている様子を確認できました。

 出演者による「意義あり!」で起こった大きく長い拍手に会場は包まれたまま、公演は終了となりました。

 なお、冒頭で記したように公演の様子はオンラインで配信され、15日まで見ることができるので、気になる人はチェックしてください。

セットリスト

01.『成歩堂龍一 〜異議あり!』
02.『王泥喜法介 〜新章開廷!』
03.『逆転検事組曲 華麗なる軌跡』
04.『ゴドー ~珈琲は闇色(やみいろ)の薫り』
05.『逆転裁判1〜3 法廷組曲』
06.『逆転裁判1~6 麗しの組曲』
07.『逆転裁判 革命と継承の組曲』
08.『大逆転裁判組曲』
09.『大逆転裁判 覺悟の大法廷組曲』
10.『逆転裁判3 終幕』
アンコール
11.『続・大逆転裁判組曲』
12.『大江戸戦士トノサマン』


(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 2021 PROMAX Inc. All rights reserved.
「逆転裁判20周年記念オーケストラコンサート〜Bunkamura オーチャードホール」より

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら