電撃文庫「怖がる女の子は可愛い」と語る西塔鼎先生がオススメする最新作の注目シーンは?

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 電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする“Spot the 電撃文庫”。今回は、『ひとつ屋根の下で暮らす完璧清楚委員長の秘密を知っているのは俺だけでいい。』を執筆した西塔鼎先生のインタビューを掲載します。

 本作は、外では完璧過ぎるスーパー清楚委員長ですが、実はビビりの幼なじみ“黒河スヴェトラーナ”と主人公が同居することになり、彼女の弱点の克服に協力することになる、ギャップ萌え青春ラブコメディです。

 前作『先輩、わたしと勝負しましょう。ときめいたら負けです! イヤし系幼女後輩VS武人系先輩』が思ったよりラブコメではなかったと語る西塔先生が、本作でラブコメに再挑戦した結果──!?

──この作品を書いたキッカケを教えてください。

 死ぬまでに一度はラブコメを書きたいなと思って前作を書いたのですが、思ったよりラブコメじゃなかったというかラブ2コメ8くらいの割合になったので改めてちゃんとラブコメをやろうと思った結果、こうなりました。

 あとは最近ホラー映画・動画をよく観ているのもキッカケのひとつです。

──作品の特徴やセールスポイントを教えてください。

 怖がる女の子は可愛い(語弊しかない)。

 とにかく頭の中を空っぽにして、気軽に読めるお話になったと思います。

──作品を書くうえで悩んだところは?

 真面目な話をすると、怖がり方や反応がなるべくワンパターン、マンネリ化しないように……というところで苦心しました。限りなく軽めの内容なはずなのに、書いているときはむしろ普段より頭をフル回転させていたという。

──執筆にかかった期間はどれくらいですか?

 もともと出した初期案からものすごい勢いでカーブしてこうなったので、プロットで3ヶ月くらいはあーでもないこーでもないとやり取りしていたような気がします。

 本文執筆自体は約1ヶ月+直し2週間くらいでした。

──執筆中のエピソードはありますか?

 「もっと過激にしちゃってもいいですよ」と言ってもらったので好き放題にシーンを放り込みまくったんですが、全体のテンポの都合で最終的にはいくつか自主ボツに。

 我ながら「これはアウトじゃないか……?」と思うシーンも中にはあったのですが、編集さんサイドからは一切ボツを言い渡されることはなかったので電撃文庫の懐の広さを思い知りました。

──本作の主人公やヒロインについて、生まれた経緯や思うところをお聞かせください。

 私の今までの作品史上最も肺活量の高いヒロインだと思います……というのはさておき、とにかく純情である意味頑固なところもある子です。

 可愛がってやって下さい。

──特にお気に入りのシーンはどこですか?

 二人で夜のコンビニに出かけてゴム(極薄)を手に取るシーンです。嘘は一切ない。

──今後の予定について簡単に教えてください。

 一冊で十分走りきっている作品ではありますが、食べ足りない! というありがたいお声があったらおかわりもできるとは思います。

 ……どう思います、担当氏?

──小説を書く時に、特にこだわっているところは?

 台詞を書く時などに特に意識しているのですが、実際声に出して話した時のリズム感のようなものに気を遣っています。

 漫才はとにかくリズム第一だと思うので。

──アイデアを出したり、集中力を高めたりするためにやっていることは?

 書けない時は無理して書かない。

 待っていればそのうち「書きたい波」が来るので、むしろ焦らないのが大切かなと。

──学生時代に影響を受けた人物・作品は?

 角川スニーカー文庫の『トリニティ・ブラッド』は私のバイブルです。あと富士見ファンタジア文庫で鏡貴也先生の作品全般。電撃文庫だと『ダブルブリッド』『キノの旅』が私の青春の奥深くに突き刺さってます。

 小説以外では、音楽ユニット「Sound Horizon」様の作品に性癖を完全に染め上げられましたね……。

──今現在注目している作家・作品は?

 恒川光太郎先生の作品に急にドハマリしました。

 電撃文庫では神田夏生先生を密かに応援してます。

──その他に今熱中しているものはありますか?

 Vtuberに挑戦中です。「ウォッチャーO8(オーエイト)」名義でゲーム実況だとか著作の宣伝だとか無軌道にやってますので、チャンネル登録などぜひ(ドサクサに紛れて宣伝)。

──最近熱中しているゲームはありますか?

 『ジャッジアイズ』シリーズに遅れてハマってます。あと、元々『デモンズソウル』シリーズが好きなので『エルデンリング』も触りたいんですが……やることが多い。

──それでは最後に、電撃オンライン読者へメッセージをお願いします。

 忙しい現代社会、短時間でサクッとkawaiiを摂取したい場面もあると思います。そんな時には本作を是非。

 この作品との出会いが、貴方にとって益体のあるものでありますように。

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