『マリオカート ツアー』“かんたん”と“ドリフト”で爽快レースを実現。操作感や特徴をレポート

電撃オンライン
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 9月25日に配信されるiOS/Android用アプリ『マリオカート ツアー』のプレイレポートを掲載します。

 本アプリは、マリオたちが世界の都市をテーマにしたコースを駆けめぐる新しい『マリオカート』。アイテムとテクニックでライバルを蹴散らし、1位を目指していきます。

 アプリということで、どこでも手軽にプレイできるのがポイント。以下で気になる操作性を含めて、さわり心地についてお届けしていきます。

 なお、掲載されているゲーム画面はすべて開発中のもので、製品版とは異なる場合があります。

指1本でハンドル操作とアイテム使用が可能

 まずは操作方法について紹介。“かんたん”と“ドリフト”の2種がありました。

 “かんたん”では、指で画面をスライドさせるとハンドルを操作できます。本作では基本的にアクセルは踏まれているので、ハンドル操作でコース取りを決めていくようなイメージです。

 アイテムを持っている状態で、上下にスライドさせるとアイテムを使います。手前にスライドさせると後ろに使い、奥にスライドさせると進行方向に使うのは、シリーズをプレイしたことがある人にはおなじみかと。

 ここからわかるように、本作はコンシューマ版の『マリオカート』シリーズであったような、アクセルやブレーキなどはありません。さらにコースから外れないようになっているため、レースゲームがあまり得意でない人でも遊びやすいです。片手で操作するということで、工夫されていると感じました。

 一方の“ドリフト”は左右スライドですぐにドリフトが発動するという方法。前述のとおり、アクセルが踏まれっぱなしで、コースアウトしないということは、そのままだとアイテム以外の要素でタイムは変わりにくいのですが……ミニターボを発動させることでスピードをあげられ、タイムを縮められます。

 “かんたん”でもドリフトは使用可能。カーブでハンドルを入れたまま、コーナーを曲がろうとすれば、タイヤからジャリジャリと効果が出て、ミニターボが発生します。

 おそらく操作のうまい人、シリーズに慣れている人は“ドリフト”を選ぶのかもしれませんが、個人的にはミニターボが発動しすぎてしまうと感じたので、コースを覚え、操作を把握するまでは“かんたん”でいいと思いました。

 なお、これまでのシリーズにもあったように、スタート時のロケットスタートは健在でした。

 あと、画面の下部にある“180°ボタン”を押すと、背後の確認が可能。状況を見たい時にどうぞ。

アイテムフィーバーでゴールを目指そう

 おもしろいと感じたのは、アイテムによる“フィーバー”です。

 『マリオカート ツアー』は選んだキャラによって、アイテムスロットが異なります。

 スロットが3つあるキャラを使い、同じアイテムが3つ集まると“フィーバー”となります。アイテムを何度も使えるうえに、一定時間無敵になれるので、試合展開を有利に運べること間違いなし!

 なお、これまでのシリーズであった、キャラやマシンの性能差(加速や最高速度など)は感じられませんでした。

 つまり、“フィーバー”を狙って、スロットが3つあるキャラを選ぶというのもありかもしれません。

 また、選んだマシン、パーツによって、レース中のアクションポイントがアップする仕様がありました。

 レースで入ったポイントによって、レース後に“グランドスター”を獲得できました。今回のバージョンでは使用できなかったのですが、ゲーム内で使えることになると思うので、ポイントを稼ぎたい人は、アクションポイントがアップするマシンやパーツを積極的に選んでいいかと。

 今回は、キノピオカップ、マリオカップ、ピーチカップという3つのカップに用意されたる9コースと、さまざまなお題をこなすボーナスチャレンジをプレイできました。

 ボーナスチャレンジは、ジャンプアクションをこなす“きめろジャンプアクション”、クリボーを倒していく“たおせクリボー”、巨大なクッパとバトルする“VS巨大クッパ”がありました。こちらもクリアすると“グランドスター”が入りますし、操作を覚える手段としてもいいので、配信されたらぜひ挑んでください。

 今回は、あくまでレースや操作が中心となっているバージョンで、育成についてはふれることができませんでした。また、アプリということで、どのようにマネタイズされているのか、“グランドスター”をどのように使うのかは、気になるところもあります。

 ただ、動かしやすく遊びやすい操作性、またうまくなることでより早く走れるレースのおもしろさを感じられました。配信後に今後どのように運営していくのかにも注目しつつ、楽しんでプレイしたいと思います。

(C) 2019 Nintendo

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