『オーバーウォッチ2』新キャラ・ソジョーンの感想は? ソルジャー76との違いは?

シュー
公開日時

 Blizzard EntertainmentからPC / PS4 / Nintendo Switch / Xbox Oneに向けて発売予定の新作アクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』。その第1回PvPベータ(クローズドβテスト)が4月27日から5月17日にかけて行われている。

 この記事では、クローズドβテストで新たに追加されたダメージヒーロー・ソジョーンの各アビリティの詳細や、アビリティが似ているソルジャー76との比較など、担当ライターによるプレイの感触をお届けします。

高度なエイムで真価を発揮するソジョーン

 待ちに待った『オーバーウォッチ2』1回目のクローズドベータで追加されたのがダメージロールのソジョーン。彼女の特徴は高い連射性能を誇るレールガンとサイボーグ化した身体を活かした高速移動にあります。

 メイン攻撃の"レールガン"は優れた連射性能と集弾性能を持ち、さらにメイン攻撃を命中させることでエネルギーが蓄積していき、サブ攻撃でエネルギーを消費して高威力のショットが放てる特徴を持ちます。

 つまり攻撃を命中させやすいタンクや大柄な敵ヒーローを狙いつつ、高威力のサブ攻撃で相手チームの数を減らしていくのが基本的な戦い方となる中距離型のダメージロールですね。

 メイン攻撃の弾があまりバラけないため正確なエイムを必要としていますが、発射時に銃身が跳ね上がらないのが大きな利点。リコイルコントロールが必要なく、射撃に集中できます。

 しかし弾道の振れ幅が少ないため、ラッキーショットがほぼ起こらない点においては、非常にエイムに依存したキャラであるのが理解していただけると思います。

 サブ攻撃は一直線に放たれる単発射撃で、これがかなりの高威力! とくにヘッドショットを当てたときの威力は凄まじく、タンク以外のロールなら一撃で仕留められるほど。

 一方で弾丸が小さいようで、スナイパーライフルのように点で狙う感覚に近いかもしれません。ただ、このサブ攻撃に関してはクローズドβテスト中でもアップデートが行われ、攻撃判定の幅が広がったりと使い勝手も向上しました。

 メイン攻撃によるエネルギー蓄積量も多く、サブ攻撃の回転率自体は高め。そのためエイムに自身のないプレイヤーでも発射回数を武器に当てにいける設計となっています。

 1つ目のアビリティは地面を滑るように高速移動する"パワー・スライド"。スライド中はいつでもジャンプが可能で、これによって通常よりも高いジャンプが可能になります。この高速移動と高台を即座に確保できるのがソジョーンの強み。

 しかし、この"パワー・スライド"中は方向転換ができません。発動時に滑り出した方向へと高速移動するだけで、また発動時間も3秒ほどとマップを自由に駆け抜けるようなイメージとは少し離れます。使いこなすのはマップの把握とジャンプの距離感を覚え込む必要がありますね。

 移動方向はかなり自由で、正面を向きながら後方に"パワー・スライド"することも可能でした。しかし段差の落下や壁にぶつかると"パワー・スライド"が強制終了してしまうので、距離感の把握はソジョーンを使いこなす上で重要な要素ですね。

 2つ目のアビリティは着弾地点周辺にダメージフィールドを発生させる"ディスラプター・ショット"。地面だけでなく天井や横壁にもフィールドを発生させられるため、さまざまな場面で役立ちます。

 例えば相手チームが固まっているとき、ペイロードやプッシュで近付かせたくないとき、逃げる相手の退路を塞ぐときなど、活躍の場面は多い印象。

 ダメージはフィールド内にいるとHPを徐々に削っていく継続ダメージ型。決して瞬間火力で大ダメージを与えるアビリティではないので、メイン攻撃や味方との連携を意識してトラップのように置いておくと効果的でした。

 アルティメットの"オーバークロック"は"レールガン"のエネルギーが自動的にチャージされるようになり、さらにサブ攻撃が敵を貫通する特性を持つショットへと変化します。あくまで自動チャージが行われるだけなので、サブ攻撃の発動も任意。しっかりと命中させないとアルティメットのパワーを発揮できない難しさがあります。

 貫通能力が非常に強力なので、上手くいけばタンクの後ろに隠れているサポートロールごと撃ち抜けるなど状況を見極める重要さも大切。そのため敵が集まりやすいペイロードやプッシュのルールだと活躍しやすい印象を持ちました。

 高速移動と高速連射の"レールガン"、そして狙撃にもにたサブ攻撃と敵集団にプレッシャーを与える"ディスラプター・ショット"と幅広い対応力を持っているのがソジョーン。その本質は優れたエイム能力と状況判断能力を兼ねた上級者向けのヒーローと言えます。

ソルジャー76に似ている?

 連射力のあるメイン攻撃と素早い移動を可能にしている点においては既存のダメージヒーロー・ソルジャー76と似ているかもしれません。しかし、プレイしてみるとかなり役割の異なる二人だなという感触を持ちました。

・メイン攻撃のエイム感覚が大きく違う

 前述にも解説したようにソジョーンのメイン攻撃はリコイルコントロールが要りません。非常にまっすぐ飛ぶ弾道が特徴。一方でソルジャー76のメイン攻撃は連射していると少しずつ上へと跳ね上がっていく特性を持ちます。

 この微妙なエイム感の差はゲームスピードの早い『オーバーウォッチ』において大切なことですね。一方でこのリコイルコントロールの差もあり、メイン攻撃の威力はソルジャー76のがやや上となっています。

・アルティメットと対シールドの差

 大きな差としてはアルティメット。オートエイムによる高い殲滅力を持つソルジャー76の"タクティカル・バイザー"ですが、シールドに防がれる場面も少なくありません。一方でソジョーンのアルティメット"オーバークロック"中はサブ攻撃に貫通能力が付与されるのもあり、シールドの向こうに隠れている相手を狙い撃ちできる強みがあります。

 元々ソジョーンのメイン攻撃はシールドに命中させてもエネルギーが蓄積するため、サブ攻撃を連発しやすい利点を持ちます。ソルジャー76も連射力を生かしてシールドの耐久値を減らす役割は一緒ですが、強力な"レールガン"のサブ攻撃を撃ちやすくなる点においては対シールドはソジョーンに軍配が上がるでしょう。

・横の移動と縦の移動

 そして移動面の差。ソルジャー76は"スプリント"でいつでも走り出せるため、横の移動において素早く有利位置を確保でき、ソジョーンは"パワー・スライド"の瞬間的な直線移動やジャンプによる縦の移動に強みを持ちます。

 しかし"パワー・スライド"には6秒ほどのクールタイムが存在するため、ソルジャー76ほど万能とはいきません。とはいえ、横か縦の移動のどちらかを重視するかは、対戦するルールやマップによってヒーローを使い分けることが大切なのが分かりますね。

 現状は非常に高いエイム力を要求される上級者向けのヒーローといった印象です。とはいえ、まだまだ第1回のクローズドβテストの段階ですし、クローズドβテスト中にもアップデートされて変化している実績があるので、今後も時間をかけて変化していくヒーローになるかなと思います。

 連射力を活かして中距離でダメージを与えつつ、要所要所でサブ攻撃で一撃必殺を決めていく。制圧射撃と狙撃を両立させた面白いヒーローなので、オープンベータの際には是非とも使ってみてください!


©2022 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.

関連する記事一覧はこちら