『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の発売日。二世代にわたる壮大な物語【今日は何の日:5月14日】

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 皆さんこんにちは、恩頼ネオン(@Dol_neon)です!

 本日2022年5月14日のちょうど26年前、1996年5月14日にスーパーファミコン用ソフト『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』が発売されました。

愛の絆が武器になる

 ファイヤー……じゃなくて、『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』はシリーズの第4作。前作『紋章の謎』までの作品と比べて、国と国の争いや、そのなかで翻弄される人間関係にスポットが当てられています。

 本作の特徴としてまず挙げたいのが、シグルドとその子どものセリス、世代の違う2人の主人公を通して物語が描かれたってところ。

 シアルフィ公国の公子シグルドが幼なじみを助けるため挙兵する、という物語から始まるシグルド世代は最初こそヒロイックなものですが、段々と雲行きが怪しくなり、最後はバーハラでショッキングな結末に……。

 ですが、セリス世代で多くの味方を得られたのは、シグルドの活躍あってこそ。シグルドが他国と交流をはかってきたことが次の世代で形になる、という物語の作りが新鮮でした。

 また、恋人関係や結婚が初めて用意されたのも本作からです。

 会話イベントを見たり、隣接してターンを終えたりしたユニット同士の好感度が上がって、それが一定値を超えると恋人に。

 シグルド世代でできたカップリングによって、セリス世代で登場するユニットの能力や、ユニット自体が変わるシステムに驚きました。

 今でこそ、どうすれば結婚させられるのかは知れ渡っていますが、ゲーム内では誰と仲がいいかをふんわりと教えてもらえる程度。

 イメージしていたカップリングと違う婚姻関係が生まれたり、特定のキャラクターが未婚のまま世代が進んでしまった人もいたんじゃないでしょうか。

 スキルの概念や剣、斧、槍の三すくみ、炎、風、雷、光、闇の相性が登場したのも本作からと、のちのシリーズにも大きな影響を及ぼしている『聖戦の系譜』。現在はバーチャルコンソールに加えて、Nintendo Switch Onlineでも配信されています。

 往年のファンの方は、当時とは違うカップリングで進めてみると新鮮かも? 『ファイアーエムブレム 風花雪月』で初めてシリーズを知った人もぜひ遊んでみてくださいね!


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。アニメ、ゲームが大好きです! いっっっぱい遊びたいし、いっっっぱい楽しみたいけど、時間が足りないよ~。

※画像は“ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online”のものです。
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キャラクターデザイン:津路参汰(ニトロプラス)

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