精霊の住む森が舞台のサバイバルアドベンチャー『Among The Troll』
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505gamesは本日5月17日に、新作発表番組“505 Games Showcase Spring 2022”を、505 Gamesグローバル公式YouTubeチャンネルにて配信しました。
この記事では、番組の中で公開された『Among The Troll』の情報を紹介します。
『Among The Troll』とは
本作は幻の生き物が住む北欧の森を舞台に展開する一人称視点のサバイバルアクションアドベンチャー。
開発は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』などの大作の開発にも携わったクリエイターも在籍するForbidden studios。
配信では、Forbidden studiosのCEOであり『Among The Troll』のゲームデザイナー兼テクニカルディレクターを務めるVeli Kokkonen氏の解説と共に本作のアートやゲーム画面を確認することができました。
主人公は30代半ばのフィンランド系アメリカ人。両親が亡くなった後、都会での多忙な暮らしに嫌気がさした彼は、長く連絡を取っていなかったフィンランドに住む祖父母と再開するために、幼少期を過ごしたフィンランドへやってきます。
物語は湖から始まり、手漕ぎボートで祖父母の住む小屋に向かうのですが、その途中で巨大な魚にボートを破壊され、湖の底へと引きずり込まれてしまいます。
その後目を覚ますと、あなたは不思議な森の中で目を覚ます。というところからゲームが始まり。トロールなど幻の生き物たちが住む森の中を舞台にしたサバイバルアクションアドベンチャーがスタートします。
基本的なゲームシステムはクラフト要素のあるサバイバルゲームですが、幻の生き物たちが存在する森を舞台にしているため、従来のゲームのようなやり方は通用しないとのこと。精霊と話し助言を貰ったり、お供えをするといった要素が存在し、配信の中でも実際にお供え物を捧げるシーンを確認できました。
何も捧げずに森の木を切ったり、自然の資源を全て採取するようなことは許されず。そのようなプレイをすると森は暗闇に包まれ、恐ろしい生き物たちがプレイヤーに襲い掛かってくる。なんて要素もあるようです……。
しかし、上手く精霊を鎮めながら資材を集めれば、美しい北欧の森の中に思い通りの小屋を建てることも。マルチプレイにも対応しているようなので、仲間たちと共に美しくも危険な森でのサバイバル生活に挑むこともできます。
自然とファンタジーを組み合わせて描く、スタジオジブリが映画で表現しているようなことをゲームでやってみたかった。という旨のコメントもあり、実際にゲーム画面を見ても3Dで描かれた美しい北欧の森からは、ジブリ映画のような不思議な魅力を感じることができました。
また、本作はクラフトできるアイテムも特徴的で、斧や槍などと言ったオーソドックスなアイテム以外に、プレイヤーの助けとなる、魔法を操る生き物“使い魔”などの魔法に関するアイテムが存在するようです。
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