『Vガンダム』4話でウッソは初めて人の命を奪ってしまう

電撃オンライン
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 ガンダムチャンネルにて、アニメ『機動戦士Vガンダム』の第4話“戦いは誰のために”が配信中です。

 『機動戦士Vガンダム』は、1993年4月2日から1994年3月25日まで全51話がテレビ朝日系列で放送されました。時系列は『機動戦士ガンダム』から続く宇宙世紀の物語。話数が進むごとに戦争だけでなく、宗教や民族主義などを絡めた物語描写が濃くなり、『ガンダム』シリーズの中でも独特な雰囲気を持った物語へ変化していきます。他シリーズでは見られない独特なマシンなどで『ガンダム』の歴史に残る作品となりました。

 4話では、ウッソが戦場で初めて人の命を奪ってしまいますが……そのシーンが本当にすごいんですよね。ゆっくりと倒れ伏していく敵機には本作の兵器が人型であるがゆえの生々しさがあります。そしてなによりも、絶命していく敵の声を聞いてしまったウッソのリアクションも必見。

 人間生きていると大なり小なり「ああ、これはやってしまったな……」という苦い思いを抱き、お腹の奥が落ち着かないというか、頭がぐらぐらして息苦しいというか、そんな感覚にとらわれることがあるかと思います。初めて敵の命を奪ってしまったウッソは、こういう感覚を味わっているんだろうな、ということが伝わってくるエピソードです。

あらすじ

 リガ・ミリティアの秘密工場のあるウーイッグヘと向かったウッソ。だが、街はベスパのイエロージャケットの攻撃を受けて、火の海と化していた。シャッコーに乗って街にたどり着いたウッソは、憧れの女性・カテジナの救出に向かう。しかし、必死に応戦するレジスタンス部隊にベスパと間違われて、その攻撃を受けてしまうことに……。

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