『姫騎士様のヒモ』2巻でマシューが殺人事件の容疑者に!?

　電撃小説大賞“大賞”受賞作『姫騎士様のヒモ』の続巻『姫騎士様のヒモ2』（著者：白金透、イラスト：マシマサキ）が、電撃文庫（KADOKAWA）から6月10日に発売されます。

　灰と混沌の迷宮都市を舞台に、麗しき姫騎士“アルウィン”と、彼女の『ヒモ』である元冒険者“マシュー”が紡ぐ、異世界ノワールストーリー。

　2巻では、迷宮都市の治安維持のために王都から近衛騎士隊が派遣されます。その隊長にマシューが妹殺しの容疑者にされてしまい……。

衝撃再び！　電撃小説大賞《大賞》受賞作、待望の第2弾！

　灰と混沌の迷宮都市。数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯り。その影には、必ず害虫が潜む。

　強者が弱者を食い物にし、運良く生き残っても同じ弱者が群がってくる。

　吐き気を催す『食物連鎖』が起きるこの街で、今日も害虫たちが蠢き嗤う。

　姫騎士アルウィンのため、密かに手を汚し続ける元冒険者マシューも、この街に数いる害虫の一人だ。

　進まない迷宮攻略、改善しない自身の『症状』に焦るアルウィン。静かに勢力を伸ばす太陽神教。マシューの悩みの種は尽きない。

　そんな悪徳の街の日常に波紋が広がる。王都から送り込まれた、治安維持のための近衛騎士隊のせいだ。しかも、その隊長ヴィンセントは、謎の死をとげた妹の事件を調査していた。

　マシューは妹殺しの容疑者としてアルウィンの元から引き離され、不安を抱える彼女を一人にしてしまい……

「もっと私を大切にしろ。お前の宝物なのだろう？」

　一人の『ヒモ』とその飼い主の生き様を描く、衝撃の異世界ノワール第2弾！