近接武器アクションでド派手に大乱闘! 新作バトロワ『デスバース』のオープンβテストを最速レビュー

栗田親方
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 ガンホーとスーパートリック・ゲームズによるPS5/PS4向け多人数参加型サバイバルアクションゲーム『DEATHVERSE: LET IT DIE(デスバース:レット イット ダイ)』のオープンベータテスト“Limited Time Open Beta: Destroy the server!”が開催されました。

 今回は、格闘ゲームを中心にさまざまなゲームをプレイしている筆者・栗田親方が、5月29日(日)のAM5時から開催された第1回OBTをフルプレイしてのレビューをお届けします。

 2回目のOBTが1週間後の6月5日(日)PM5時から開催されるので、ぜひ次なる戦いに備えて要チェック!

  • ▲濃すぎるキャラクターが生み出す独特の世界観も本作の魅力のひとつ。

  • ▲プレイヤーキャラの見た目は10種類から選択可能(別途スキンあり)。なお、プレイヤーネームは12文字以内の半角英数で設定できます。

  • ▲キャラやウィルソンのスキンはショップで購入できます。

  • ▲エモートや部屋の装飾品なども、ショップで購入&カスタイマイズ可能。

●ゲームの概要や世界観については、すでに公開されている下記の記事をご覧ください。

⇒ガンホー新作『デスバース』オープンベータ発表。この非人道サバイバルTVショー…ヤバい!

●電撃オンラインの攻略wikiもオープンしています。

新感覚の肉弾戦バトロワに闘争本能が大興奮!

 本作は16人が同じエリア内で闘うバトル・ロワイアル形式……通称“バトロワ”系のゲームなんですが、銃火器で撃ち合うという一般的なFPSバトロワではなく、近接攻撃の武器アクションで殴り合うという特徴を持っています。

  • ▲武器はマチェーテ、刀、ハンマー、アームズ、丸鋸の5つのカテゴリに分けられています。写真はある程度ゲームを進めないと使えない“丸鋸”。

 そんな異色の新タイトルについて、詳しくはこのあとレビューしていきますが、結論から言うと「来週のOBTが待ち遠しい!」ってぐらい面白かったッス!

 6時間という時間限定の開催だったので、最初は「テストプレイなので、2~3時間もやれば十分かな?」と考えてたんですが、気づいたら「うおー、もっと時間をくれ!(もっと勝ちたい!)」という気持ちでいっぱいでしたね(ウズウズ……)。

  • ▲最後まで生き残れば、“WINNER”として勝利を讃えられます。もちろん報酬もたっぷりといただけますよ~!

 ちなみに今回は、最後までプレイして勝ち残りは2回のみ。ほどよい快感とそれ以上の悔しさが残ったので、ぜひ来週の第2回OBTまでに情報を整理して、もっと気持ちよくなりたいと思っております!

 なお、筆者がOBTをプレイしている模様は、下記のYouTubeチャンネルで閲覧できるので、あわせて参考にしてください。

【参考】オープンβテスト6時間プレイ動画

7つの部屋で構成されたさまざまなフィールドで最後まで生き延びよう

 ゲームの概要については、バトロワ系のゲームをプレイしたことがある人ならすぐに把握できるでしょう。

 メインコンテンツの「ランクゲーム」は、怪しい世界に放り込まれて“最後の1人になるまで生き延びる”というだけの非常にシンプルなサバイバルアクションとなっております。

  • ▲選ばれるフィールドは、おそらく毎回ランダム。

  • ▲スタート時はこんな感じ。武器は最初から持ち込めます。

  • ▲マップは左上に表示されています。徐々に禁止エリアが増えていくシステム。

  • ▲最後は周囲を観客に囲まれた“ショーダウンゾーン”で決着をつける形。

 また、接近戦主体のアクションバトルとはいえ、格闘ゲームほど複雑な操作は必要ありません。ある程度まで操作に慣れれば、すぐに闘いに没頭できることでしょう。

 チュートリアルやトレーニングモードも充実しているので、まずは最初に一通り確認しておくのがおすすめです。いつでも再プレイできるので、後でよく分からなくなったら復習することも可能です。

  • ▲トレーニングモードでは、敵の状態を変えながら練習や調査を行えます。
  • ▲フィールドには“ハンター”や“UMA”というお邪魔キャラも出てきます。ハンターからはとにかく逃げるのみ!。

【基礎攻略】基本は「通常攻撃<シールド<特殊攻撃<通常攻撃……」の3すくみ

 基本となる“通常攻撃”は、ハンマー以外すべて3連撃を繰り出せます。攻撃の発生も早いので、先手をとって攻撃する際や、相手の攻撃の隙を突く際には最適な攻撃といえるでしょう。

 ただし、通常攻撃は基本的に“シールド”で防ぐことが可能です。しかも敵の攻撃を防いだあとは、“リバースストライク”で素早く反撃できるので、相手の出方を見るときはシールドを展開しながら移動するのが強い行動となります。

  • ▲トレーニングモードにて、お互いにシールドを展開した状態がこちら。

  • ▲通常攻撃でもシールドのエネルギーを少しずつ減らせますが、なかなか割ることができません。

 ところがシールドに対しては、“特殊攻撃”を当てると一撃で打ち破ることができ、そのまま通常攻撃で追撃もできます。攻撃モーションが大きく当てにくい場合が多いものの、シールドガードを打開できる重要な攻撃方法となっています。

 そして、このやや大振りな特殊攻撃に対しては、素早く攻撃を繰り出せる“通常攻撃”が強いというわけです。

 武器種やスキルの有無などでこのセオリーは変動しますが、まずはこの3すくみを覚えておくのがよいと思われます。

  • ▲刀の特殊攻撃は、相手の攻撃をタイミングよく受けると自動的に反撃できる“当て身技”のため、セオリーとは異なりますね。

必殺技“デスブロウ”や武器の“メインスキル”が明暗を分ける局面も

 武器ごとに設定されている要素に、必殺技の“デスブロウ”と、さまざまな効果を持つ“メインスキル”があります。

 デスブロウは、R1+L1でいつでも繰り出せる強力な攻撃。使用後は一定時間のクールタイムが経過するまで使用できませんが、強力かつド派手な攻撃モーションの技が多いので、ぜひ隙を見て叩き込んでいきたいですね。

  • ▲アームズのデスブロウで最後の1人を倒した瞬間。アメイジング!

 R1+□で使えるメインスキルのほうは、自身の攻撃を強化するバフ効果を持つものや、一定時間の無敵状態を得るものなど、武器ごとに千差万別。フィールド上に設置された“パワーポッド”でエネルギーを補充しないと使えないのですが、それだけに強力な効果が多い印象です。

ステップで回避という防御手段も重要

 シールドは“割れる”という弱点があるので、場合によってはステップで相手の攻撃を回避することも重要。攻撃範囲の大きな技は避け切れないことも多いですが、大技をうまく回避すれば、反撃のチャンスになるのでぜひ狙いたいテクニックです。

5種類の武器を吟味しているうちに6時間が一瞬で経過!

 本作にハマった最大の要因ともいえるのがこちら。使用感の異なる5つの武器種が楽しめるという点です。しかも、同じ武器種でも武器が変われば“デスブロウ”と“メインスキル”が変わるので、まったく闘い方が変わってきます。

  • ▲武器の変更はマイルームで任意に行えます。

 ちなみにOBTの段階では、武器種ごとに2つの武器が用意されていましたが、2つ目の武器をクラフトで作るには資金や素材、武器レベルなどの条件が必要なので、初プレイの場合はどれか1つぐらいしか作成できないと思われます。

  • ▲クラフトで武器を増やせば、闘い方もさまざまに!

 以下、5種類の武器について、私がプレイして感じたことを記しておきます。詳細データを確認したわけではないので、あくまで個人的な主観であることを念頭に置きつつ、参考にしてください。

 なお、クラフト後に使える“アームズ”と“丸鋸”はややテクニカルな武器なので、初期から使える3種類の武器種に馴染んだあとで使ってみるのがおすすめです。

【マチェーテ】バランスのいい主人公的な武器

 初期装備の武器だけあって汎用性が非常に高く、迷ったらこの武器を選んでおけば、おそらく困ることはありません。

 デスブロウやメインスキルも使いやすく、初日のOBTではこの武器で勝利を重ねるプレイヤーも多かったように思います。

【刀】優秀な通常攻撃と当て身はタイマン最強⁉

 マチェーテに比べて通常攻撃のリーチが長く、ダメージも高い攻撃的な武器。

 特殊攻撃が“敵の攻撃を受けると反撃する当て身技”になっているので、シールドを破壊するのが苦手な印象ですが、初期武器のメインスキルは“すべての技でシールドを破壊できるようになる”という効果なので、エネルギーさえあればタイマン最強っぽい気配がありますね。

【ハンマー】豪快に敵を粉砕するパワー型

 力こそパワー! 通常攻撃が唯一の単発技ですが、一撃でほかの武器の3連撃なみのダメージを与えられます。

 しかも、ヒット後に有利をとれるっぽく(3連撃は基本的に当てて不利)、闘いに慣れていない相手に対しては、通常攻撃を連打しているだけで押し潰せるのではないでしょうか。

【アームズ】両腕が武器になる素敵ウェポン

 両手に巨大なナックルを装備した、ビジュアル的にはめっちゃ好みの武器です。

 通常攻撃の3連撃が連続ヒットしない(3発目がつながらない)という弱点がありますが、通常攻撃でシールドを割りやすいという個性もあるなど、玄人好みの個性豊かな武器といえるでしょう。

【丸鋸】チェーンソーにはロマンがある!

 こちらもアームズ同様、玄人好みのテクニカルな武器という印象ですね。私が使った限りでは、丸鋸ならではの強みに気づけませんでしたが、武器の見た目や攻撃時のサウンドエフェクトはロマン満載!

 1つ目の武器のデスブロウ、サーフマニューバー(丸鋸をサーフボードのように操って突進する攻撃)もロマンの塊なので、魅力的な武器であることは間違いないでしょう!!

『デスバース』の今後の展開

 6月5日(日)の第2回OBTが次の大きな動きですが、それまでに【デスバース】DEATHVERSE:LET IT DIE(レット イット ダイ)攻略まとめwikiにて、攻略情報やデータが掲載される予定です。

 武器アクションが好きな人には間違いなくおすすめできる新タイトルなので、次なる闘いに備えて知識を仕入れておきましょう!

「Limited-Time Open Beta: Destroy the Server!」開催時間

第1回
2022年5月29日(日)5:00 ~ 10:59 ※終了済
第2回
2022年6月5日(日)17:00 ~ 22:59

『DEATHVERSE: LET IT DIE』基本情報

タイトル: DEATHVERSE: LET IT DIE
ジャンル: 多人数参加型アクションゲーム
対応機種: PlayStation5 / PlayStation4
開発元: スーパートリック・ゲームズ株式会社
販売元: ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

※ 上記「基本情報」は国内サービスの情報です。
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