『コードギアス 双貌のオズ』のストーリーが展開する“2章Part10”開放!!【スパロボDDコラム#66】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第66回コラムをお届けします。

 さる5月25日に、メインストーリー“2章Part10”が開放されました! ここのところ、1ヶ月に一度のハイペースで、新たなパートが追加されていますね。ストーリーのおもしろさに定評のある『スパロボDD』ですから、毎月新たな展開が楽しめるのはうれしいところ。“2章Part10”では、すでに顔見せ的に登場していた『コードギアス 双貌のオズ』の物語が描かれています!!

『コードギアス 双貌のオズ』主役機ランスロット・グレイルが自軍に参入する“2章Part10”開放!!

 ついに本格参戦となった『双貌のオズ』。2021年4月に開放された“2章 Part1”で敵として登場していたランスロット・グレイルと、そのパイロットであるオルドリンが、実に約1年を経ての自軍参入を果たしました。

 “2章 Part10”では主に、原作『双貌のオズ』コミック版(SIDE:オルドリン)の単行本第4~5巻に相当する後半ストーリーを再現。ブラックリベリオン――『コードギアス 反逆のルルーシュ』最終話――の後に起きた物語が描かれています。

 これで『反逆のルルーシュ』『亡国のアキト』『双貌のオズ』と、『コードギアス』シリーズにおける皇暦2017年の物語は、『スパロボDD』内でおおむね語り尽くされた感がありますね。

 ストーリー上は、まだオルドリンがディバイン・ドゥアーズに合流していませんが、今後参加するような展開になっていくのか、そして『双貌のオズ』のもうひとりの主人公であるオルフェウスと、その乗機である白炎(びゃくえん)もいずれ自軍に参戦するのかどうか、大いに気になるところです。

ランスロット・グレイル&SSR ソードブレイザー


【ユニットデータ】ランスロット・グレイル

【ユニットパーツデータ】ソードブレイザー



ランスロット・グレイル&ソードブレイザーの評価(S)

 ランスロット・グレイルは攻撃特化タイプ、通常攻撃が射程3の斬撃で登場。ソードブレイザーの性能は、無条件で攻撃力・防御力・照準値が上がり、また武装の射程を+1する効果もあります。

 加えて自分のアクション毎に攻撃力・照準値がさらに強化され、気力135以上になると被ダメージ軽減効果と、敵ユニットを弱点属性で攻撃したときの与ダメージ増加効果もつきます。タイプは攻撃特化ですが、防御面のフォローもあり、バランスのいい性能になっています。

 さて、今回自軍入りを果たしたランスロット・グレイルはその名の通り、スザクが乗って黒の騎士団を苦しめたナイトメアフレーム“白カブト”ことランスロットの系列機。ランスロット量産化計画(ヴィンセントプラン)のために、ランスロットの予備パーツなどを用いて組み上げられた、試験機ランスロット・トライアル(通称:赤ランスロット)の改良型となっています。

 原型機であるランスロットがスザクにしか乗りこなせないという非常にピーキーな機体だったため、ランスロット・グレイルでは機体性能や出力などが控えめに。ブレイズ・ルミナスやMVS(メーザーバイブレーションソード)、ヴァリスといった新機軸の武装も廃されていますが、代わりに特殊合金“シュロッター鋼”を使用した装備が採用されています。

 この“シュロッター鋼”で作られたソードは、超高度を誇る上に、ブレイズ・ルミナスを停滞させることができるという特性を備えた武器。ただし試験段階であるがゆえに、ブレイズ・ルミナスをまとわせた“ソードブレイザー”は、一度使うと刀身が崩壊してしまうという欠点ももっています。

 『スパロボDD』でのランスロット・グレイルの最初のSSR必殺技パーツが、まさしくこの“ソードブレイザー”。シュロッター鋼ソードの刀身が発光した後に緑色に変わるのは、ブレイズ・ルミナスをまとわせたからなんですね。

 なお、背面のソードラックにマウントされた全12本のシュロッター鋼ソードは、2本1組で他機種のスラッシュハーケンのようにワイヤー射出することも可能。こちらもSR必殺技“ソードハーケン”として『スパロボDD』に実装されています。

 ちなみに、原作でのランスロット・グレイルは、グリンダ騎士団に配備されたナイトメアフレームのブラッドフォード、ゼットランドとドッキング。それぞれ飛行形態ランスロット・グレイル・エアキャヴァルリー、砲台形態ランスロット・グレイル・チャリオットとなって活躍しています(続編『コードギアス 双貌のオズO2』では、さらなる合体も!)。スーパーロボットもかくやという合体はなかなか衝撃的でしたが、これらが『スパロボDD』で再現される日は来るのでしょうか……。

 ここからは“2章 Part10”の展開をチラ見せ!

  • ▲神の城が置かれたハーザの境界空間が、異世界の一部と重なり合う状態になる“クレバス”が発生した。何者かの意思によるものか、はたまた突発的な現象なのか……?
  • ▲原因は不明だが、ラビルーナと創界山の一部が融合した状態となっていた。傷ついた世界樹を救うため、大地たちはガブリエルの森を目指す。
  • ▲異邦人である大地たちを信じ、打倒邪動族に協力した赤耳族の少女ライム。別れ際に大地がとった行動は、彼女たちにとっては特別な意味があった。
  • ▲大地たちがガブリエルの森への道中で出会ったマジカルゴ。以降は一行の旅の足として大きな助けになることに。
  • ▲世界樹の上には、創界山第1界層のボスであるクルージング・トムの居城が鎮座していた。
  • ▲天空の城をどかすことができる神部の笛を手に入れるべく城内に侵入したワタルたちを、クルージング・トムの罠が待ち構えていた。
  • ▲クルージング・トムとシャマンが連携してワタルたちに迫る。その窮地を救ったのは、赤と青の光だった。
  • ▲コーウェンとスティンガーによって復活した真ドラゴン。ディバイン・ドゥアーズは、GGGのハイパーツールを用いた真ドラゴンの破壊作戦に乗り出すが……。
  • ▲真ドラゴンの中から、取り込まれてしまった號の声がする。「ストナーサンシャインを使え」と。今がその時だ!!
  • ▲対峙する2人の“オズ”。彼らの間に割って入ったウィザードとは何者なのか……?
  • ▲黒の騎士団残党が起こしたテロに対抗すべく、オルドリンはディバインドゥアーズのゼーガペインと一時共闘する。
  • ▲オルドリンと同じ貌(かお)をしたオルフェウス。隠されたその理由が明らかになるが……。
  • ▲再び相対するオルドリンとオルフェウス。2人の戦いの決着やいかに……。

 ついに来ました、真ゲッターロボの必殺技“ストナーサンシャイン”! 『スパロボDD』では、メインストーリーの新パートで新必殺技の戦闘デモが披露され、まもなくSSR必殺技パーツとして実装されるという流れが恒例になっているので、来月あたりに期待してもよさそうですね!!

龍神丸とダルタニアスに新たな力が! “龍雷拳”&“αβγアタック”を解説!!

 一方、イベント“夢を求めて未来に向かえ”の開催に合わせて、龍神丸用の“龍雷拳”と、ダルタニアス用の“αβγアタック”、2種のSSR必殺技パーツが追加されました! ピックアップ排出される4ステップアップガシャは、5月31日13:59までの開催です!!

SSR 龍雷拳

【ユニットパーツデータ】龍雷拳



龍雷拳の評価(S)

 気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が上がります。また、気力130以上かつ陸にいるときにはさらに攻撃力・防御力が強化されるほか、新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化もアリ。

 加えて命中時の気力上昇量の増加、気力140以上での必殺技威力上昇効果もあります。基礎値としては十分で、気力上限のあがる“炎龍拳”と合わせて運用すれば、陸ではかなりの性能になりますね。ただ陸以外では……というのがマイナス点。

 龍神丸が、肩部の龍のレリーフ(龍印肩/ドラゴンショルダー)から雷撃を放つ“龍雷拳”は、原作『魔神英雄伝ワタル』第11話で初使用された必殺技。ワタルの成長に応じて開放されていく龍神丸の技としては、最後に開放されたものです。

 ワタルはこの技で、剣豪ケン・サークが乗る魔神ブドーマスターのセンサーを破壊し、勝利をもぎとりました。その後は第20話で、ドアクダー四天王であるザン3兄弟の魔神ガッタイガーに対して使われましたが、避けられてしまいました。龍神丸の攻撃がほとんど通用せず、結果として龍神丸が死亡してしまった戦いなので、これは相手が悪かった……。

 龍神丸が復活し、龍王丸にパワーアップしてからも龍雷拳は継承され、龍神丸形態のままでも幾度か使用されました。第26話では、煙幕に隠れた魔神コンボスに向けて地を這うようにして放ち、第34話では魔神スケルデビルに照射され、どちらも有効打を与えています。

 ただ、第31話での魔神エレファントム3号戦では、炎龍拳と龍牙拳は効いていたのに、龍雷拳のみが弾かれてしまいました。これは炎龍拳と龍牙拳がエレファントム3号の頭部とボディの合体前、龍雷拳が合体後に使われたことも影響しているんでしょうね。

 余談ですが、当時発売されていた龍神丸のプラクション(プラモデル)には、初期生産版と後期生産版とで若干の仕様変更があり、それが龍雷拳を放つ肩に貼り付けるシールでした。初期版は手で温めると龍の模様が浮き出る、後期版は蓄光塗料により暗いところで龍の模様が光るという仕様だったんです。前者は龍神丸の起動シーンを再現したギミックで、当時小学生だった筆者も、祖母にねだって初期版を買ってもらったんですが、いつの間にか変色が機能しなくなって龍が出たままになっていた記憶が……(笑)。

SSR αβγアタック

【ユニットパーツデータ】αβγアタック



αβγアタックの評価(S)

 気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が強化され、気力140(特性の強化で130まで減少)以上のときには、全ての攻撃の与ダメージ増加の効果がつきます。

 そのほか無条件でスピード強化と、敵ユニットの気力減少効果もアリ。スピードの強化は、もともと遅めのダルタニアスには嬉しいところ。オーブも気力上限を上げるもので、親和性もピッタリです。ダルタニアスを主力にするならば、特殊スキルアタッカー(剣人) のレベルを優先的にあげていきたいですね。

 ダルタニアスに合体する3機のメカによる一斉攻撃が、こちらの“αβγアタック”。なんとなく原作『未来ロボ ダルタニアス』の数年後に放送された、東映の別のロボットアニメを彷彿とさせる名称ですね(笑)。

 原作『ダルタニアス』の作中に“αβγアタック”なる名前の攻撃があったかというとそうではなく、毎回のように繰り広げられていた3機のコンビネーションを必殺技にしたもの。

 『スパロボDD』での戦闘デモ演出は、底部のハンドルにアトラウスを吊り下げたガンパーがミサイルで敵機を牽制。スキを突いてベラリオスが素早い動きで敵機に肉薄して前脚のクローで一閃、さらにガンパーから飛び降りたアトラウスが急降下キックから、ハンドスライサーでメッタ斬りにし、最後はアトラウスのガトリングフラッシャー、ガンパーのミサイル、ベラリオスのベータビームを一斉射撃するというものになっています。

 最後の一斉射撃は、アトラウスのガトリングフラッシャー、ガンパーのミサイル、ベラリオスのベータビームが連続使用された原作第15話がモチーフでしょう。もっとも、この時は敵ベムボーグ・ズルドーに有効打を与えられなかったのですが……。

 なお、原作でもたびたびガンパーとの連携で空中を飛行していたアトラウスですが、『スパロボDD』のように底面ハンドルをつかんでぶら下がるようになったのは後期のこと。前期ではガンパーの上面に格納された、折りたたみ式のパワーハンドをつかんでいました。ところが第29話で、ダルタニアスへの合体(クロスイン)バンクシーンが一新され、毎回アトラウスがガンパーのハンドルをつかんで空を飛ぶアクションから合体するようになったので、その印象がとても強いんですよね。

 また“αβγアタック”の戦闘デモで最初にガンパーが撃つミサイルは、機体上面のダクトから発射されていますが、これ原作では第1話以外で(明確には)ほとんど使われていません。第2話以降ガンパーのミサイルは、“αβγアタック”のトドメの一斉射撃と同じく、もっぱら機体側面に格納されたミサイルポッドから発射されていました。なんてマニアックな描き分けなんだ……。ちなみに、放送当時発売されていた超合金には、ガンパーの上面にちゃんとスブリング式のミサイル発射口があります(笑)。

 ……といったところで、今回はここまで! そうそう、前回「次回は筆者がHGゲシュペンストを完成させたころに……」と言っていたのですが、通販で予約していたHGゲシュペンストと同時に、RIOBOT 変形合体 R-2パワードが届いて、財布が悲鳴を上げました(苦笑)。

 発売延期になっていたRIOBOTのRシリーズも、あとはR-3パワードが発売されれば念願のSRXが完成するので(その後R-GUNパワードも発売されますが)、今からめちゃくちゃ楽しみです!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • 対応端末: Android
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  • 配信日: 2019年8月21日
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