【難読漢字】意外に読めない“忝い”ってなに？

　電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。

　この企画は、“杠葉 啓二（ゆずりは けいじ）”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう！

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今日の問題は……

　今回の出題漢字は“忝い”。送り仮名込みでの出題となる。一見簡単なようにも感じるが、読めそうで読めないな。

　ヒントは“〇〇〇〇〇い”。漢字一文字で五文字のかなを使うぞ。

　じつは別の漢字に当てはめることもできる。さて、どう読むかな？

答え

　正解は“かたじけない”！

　別の漢字には“辱い”というものがある。

　ありがたいことに関して、恐れ多いと感じたときに出る言葉だ。筆に手を添えているときも、つい「恐れ多いなあ」と感じながら書いてしまうことがあるよ……。

　昨今では減ってしまったが、時代劇ではよく出てくる言葉でもある。普段使いで「これはこれは、忝い！」と言うと、なんとも仰々しく聞こえるな。

　次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに。