遺跡にロボに美少女!『エターナルツリー』には男の子の好きなものが詰まっている!【電撃bilibili】

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 bilibiliの新作iOS/Android用アプリ『エターナルツリー』

 先日実施された第2回クローズドベータテストをもとに本作のストーリーや世界観の見どころを紹介します。


遺跡探索に巨大メカ。ワクワクさせるパーツがつまった世界像

 本作の舞台は、神代の時代……つまり大昔の遺跡が多数残っている世界“ティタレッラ”。主人公を含めたシーカーと呼ばれる人々は、この遺跡の探索を生業としています。

 ただ、遺跡といっても苔むした岩壁が……といったものではなく、ゲーム内の現代はおろか令和の世よりも未来を感じさせるもの。

 金属質の壁に近未来的なエレベーター、さらには“機神”や“虚数機構”と呼ばれる巨大なロボットが登場することもあり、遺跡のなかにはSF的な世界が広がっています。

 言わば遺跡やそのなかで見つかる遺物はオーパーツ。ゲーム中の現代にとって有用なものも多く、ティタレッラは遺跡で発掘した遺物の研究によって文明を発展させています。

 つまり、遺跡探索と言っても考古学的なものではなく、手に入れたものによっては一攫千金を狙えるもの。シーカーは、言わばトレジャーハンターといったところですね。

 現代よりもはるかに進んだ文明の遺跡を探索するという本来なら矛盾している舞台設定。それが意図的に組み込まれているために、本作の物語は冒険活劇とSFの両面の性質を持っています。

 そんな遺跡探索とSFが入り混じった世界で、主人公は神代の時代の“機関人形”と呼ばれるアルテミシアという少女と遭遇。彼女と行動をともにすることになり、物語は大きく広がっていきます。

 正直、CBTの段階ではアルテミシアは虚数機構を一時的に呼び出せる力を持っているというゲームシステム面での役割を担う程度で、どういった存在かははっきりしません。

 おそらく物語が進むうちにアルテミシアの位置づけが見えてくるのでしょう。

ライトノベルのようなテキストと豊富な一枚絵によるボリュームたっぷりの物語

 

 そんな遺跡探索とSFの入り混じった世界を描写するテキストは、スマホ向けのゲームとしては地の文が豊富。

 ゲーム中に表示される立ち絵や一枚絵に頼ることなく、文字だけを追ったとしても場面場面を想像できるような内容になっています。

 AVGで定番の会話劇よりも、ライトノベルを読んでいる印象に近いですね。

 かといって、ビジュアル面で手を抜いているわけではなく一枚絵も豊富。

 さらに、立ち絵と背景の組み合わせでシーンを表現する際にも安易にそのシーンでしゃべるキャラクターを立たせるという構造ではなく、画面上の配置に工夫がこらされていたり立ち絵と背景を異なる速度で動かしたりとシーンの演出にこだわりが見られます。

 トレジャーハンター的なロマンに、遺跡や機神の持つSF的な要素、現代の主人公と神代の時代のアルテミシアによるボーイミーツガール的な(主人公の性別は自由に選択できますが)物語が始まりそうな雰囲気と、本作にはワクワクさせる要素は詰まっています。

 ただ、CBTということもあって物語はまだ序章しか読めず。全体的な世界像や主人公の位置づけが見え、これから物語が大きく動き出しそう……といったところでおしまい。

 これらの要素がどう調理されていくか、正式サービスが待ち遠しいですね。


※記事内の情報はCBT時のもので正式リリース時と異なる場合があります。
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