【難読漢字】つばきごと? “椿事”ってどんなこと?
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電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二(ゆずりは けいじ)”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は““椿事”。“椿”の読み方がポイントになってくる。
ヒントは“〇〇〇”。種類によっては初夏まで咲いている椿。さて、どう読むかな?
答え
正解は“ちんじ”!
これはサービス問題だったかもしれないな。読めた人も多いと思う。意味は、“珍しいできごと、思いがけないハプニング”を指す。
由来はいくつかあって、事柄を指す“樁事(とうじ)”の誤用からというものや、大樹の“大椿(だいちん)”から来たという説もある。
椿寿、椿庭、椿萱……。椿を使った語句はたくさんあるな。
ちなみに、友人のひとりが“椿海(ちんかい)小学校”の出身だと言っていた。これは、千葉県にあったとされる伝説の湖“椿海(つばきのうみ)”に由来しているそうだ。同じ場所を示す言葉なのに、読み方が違うのもおもしろいな。
知り合いの自己紹介で、珍しい苗字、珍しい読み方の地名、学校名などを羨ましいと思ったことが何度かある。ぜひ、読者からも珍しい漢字の情報をいただきたいものだ。
次も難しい漢字を紹介するから、更新をお楽しみに。
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