『せがれいじり』の発売日。せがれをいじって大きくするゲーム【今日は何の日：6月3日】

　皆さんこんにちは、恩頼ネオン（@Dol_neon）です！

　本日2022年6月3日のちょうど23年前、1999年6月3日に初代PS用ソフト『せがれいじり』が発売されました。

せがれをいじっておおきくしましょう

　『せがれいじり』は、主人公の“せがれ”を操作して“オキモノ”というオブジェクトのもとで言葉作りを行い、CGやムービーを楽しむゲームです。と言っても、ちょっとピンときませんよね。

　例えば序盤のオキモノでは、言葉の前半部分は“ママの”、“せがれの”、“ラブラブの”の3種類、後半部分は“むすこ!!”、“むすめ!!”、“う＊こ!!”の3種類から選べます。

　そして、前半と後半でどれを選んだかで“ママのむすこ!!”から“ラブラブのう＊こ!!”まで3×3の9種類の言葉ができあがり、言葉に合ったCGやムービーが見られるというのが流れです。

　再生されるCGなどは、意味があるのかないのかわからない、一言でいえばシュールなものばかり。選んだ言葉から予想できるものから、確かに合ってるけど……と意外な方向に飛躍するものもあって、どんなものが見られるのかワクワクしました♪

　また、言葉作りの選択肢に“う＊こ!!”がある時点でなんとなくわかると思いますが、下ネタもいっぱい。ズバリ伏字なしの単語が言葉作りの選択肢に表示されたり、CGで“そのもの”が画面に現れたり。う～ん、これはおバカ！（褒めてる）

　ただ、人を選ぶほど過激な下ネタはなく、小学生向けのギャグマンガのような、品のないものはそのままオチというライン。どれだけ大人になっても、下ネタについ笑っちゃう心って残っていますよね？ 『せがれいじり』の下ネタは、そういった心を絶妙に突いてくるんですよ。

　全編に渡って、なんだかよくわからない、お下品、という気持ちが続きますが、なんとなく笑みがこぼれてしまう。言葉にしづらい魅力を持つタイトルです。

　ものすごく変なゲームで、よく計算して作られた“バカゲー”だと感じてしまいがちですが、それと同時に、今改めて考えてみるとシュールとお下品を中心にした“雰囲気ゲー”の一種なのかもしれませんね。

恩頼ネオン：電撃オンラインのライター。アニメ、ゲームが大好きです！　Twitterでも“今日は何の日”やってます♪