カタツムリが主人公!? 令和のネタゲー『最強でんでん』ってどんなゲーム?
- 文
- 紅葉つかさ
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QCPlayより6月8日に配信予定のiOS/Android用アプリ『最強でんでん』をレビューします。
魔神が原因で世界は滅亡寸前
本作は、魔神によって滅亡寸前の世界からやってきた“でんでんむし”を育てて、魔神を倒すアドベンチャーゲームです。
世界は未知のエネルギーによる攻撃で人間などは滅亡しており、でんでんむしなどの下等生物しか生き残っていませんでした。
そんななか主人公である“でんでんむし”の前に地球の意志である“ガイア”が現れて、地球がこのように滅亡しかけている原因が100年前に誕生した8柱の魔神が原因だと語ります。
“ガイア”は、この状況を防ぐために魔神が生まれて間もなく力をつけていない100年前の世界へ行って魔神を倒してこいと“でんでんむし”に命じ、2022年の世界に飛ばされた“でんでんむし”は魔神を倒すために各地を探検して進化していくことになります。
このような感じで始まる本作ですが、ストーリーがしっかりと作られており、どのように魔神を倒すことになるのか、非常に気になるようになっています。
“でんでんむし”などの登場キャラクターはリアルなものではなく少しデフォルメされたコミックテイストなものになっているのですが、そのキャラクターが爆発したり、まっぷたつになったり、ちょっとグロさがあるシーンもたびたび登場するので、気になる方は気になるかなという感じです。
ただ、上述したようにキャラクターは少しデフォルメされたコミックテイストで描かれているので、そういったシーンも少しマイルドになっていると思います。
放置するだけで手軽に遊べる
魔神を倒すために探検することになる本作のゲームシステムですが、いわゆる“放置ゲーム”になっています。
探検する場所を選んだら“でんでんむし”に食料を持たせて出発することで、食料が尽きるまで自動で進行してくれるようになっているので、ずっとゲームをプレイし続ける必要はありません。
“でんでんむし”が探検するエリアは、ゴールのないスゴロクのようになっており、一定時間ごとにルーレットが回って、止まったマスによってさまざまなイベントが発生するようになっています。
そこで敵と戦ったり、アイテムを集めていると入手できる“情報ポイント”が一定までたまると、そのエリアのボス戦に突入します。
ボスは、魔神に忠誠を誓う“使徒”となっており、倒すことでつぎのエリアに挑戦できるようになりますが、ボスの中には手下をつれていて手下から先に倒さなければいけなかったり、一定ターン内に倒さなければいけないといった条件付きのボスもいるので、“でんでんむし”の強化は必須となってきます。
強化すればするほど見た目はでんでんむしからかけ離れていく!?
肝心の“でんでんむし”の強化ですが、いくつもの要素が用意されており、違ったアプローチでの強化が可能です。
手軽に行えるものとしては、敵を倒したときに入手できる“魔神細胞”を使っての強化となります。
“魔神細胞”は、“体”、“捕食システム”、“脳域”、“ニューロン”、“視覚”の5か所に使用でき、レベルがあがることでステータスの上昇やスキルの入手ができます。
レベルがあがれば“でんでんむし”に牙が生えるといった見た目での変化も起きるので、強くなっている実感もわきやすいのではないでしょうか。
また、“特殊器官”を“でんでんむし”に移植すれば、ステータスの強化などと見た目の変化が起こります。
“魔神細胞”や“特殊器官”での強化を行えば、見た目がどんどん見た目が“でんでんむし”からかけ離れていってしまいます。
ほかにも、探検中のイベントなどで貴重品を入手すれば、それに応じたステータスが強化されたり、使用できる個数に制限はあるが永久にステータスを強化できるアイテムなど、“でんでんむし”の強化方法が何個あるのかわからないくらいたくさん用意されています。
とっつきやすいがやりこみ要素も充実した放置ゲーム
本作は、ベースが放置ゲームになっているので、始めるまでの敷居は低めとなっています。
プレイしていたら急に進めなくなるといったこともないので、誰でも遊びやすいのではないでしょうか。
また、豊富すぎるほどの強化方法もあって、やればやるほど“でんでんむし”を強くできるというやりこみ要素もあります。
強化すれば、“でんでんむし”の見た目も変わっていきますが、アイテムなどを使えば、“でんでんむし”の姿をあまり変えずに強化することもできます。
強さを求めていろいろなものが混ざったようなカオスな見た目にするもよし、できるだけ“でんでんむし”の見た目を初期のままにするもよしで、豊富な強化手段があるからこそ、ゲームの本筋とは少し違った楽しみ方ができると思います。
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