非対称オンライン対戦の初心者も楽しめる『サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ』プレイレポ
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- sexy隊長
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イマジニアより6月14日に配信予定のiOS/Android用チームアクションゲーム『サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ』のプレイレポをお届けします。
本作は、サンリオの人気キャラクターが多数登場し、魔法の世界で追いかけっこ勝負をするというチームアクションゲームです。
話題の本作を、配信に先駆けてプレイすることができたので、どんな魅力があるのか、対戦の雰囲気はどんな感じなのかなどを、一時期はかなりの頻度でサンリオピューロランドに通っていた筆者がレポートしていきます。
なお、画像やゲーム内容は開発中のもので、サービス時には変更になる可能性があります。
基本システムを紹介!
『サンリオキャラクターズ ミラクルマッチ』は、サンリオキャラクターが2人組の“ハンター”と6人チームの“チャレンジャー”に分かれて、追いかけっこで対戦するという、ファンシーなチームアクションゲームです。
対戦はオンラインPvPシステムになっており、全国のプレイヤー同士とリアルタイムでマッチング。カワイらしいキャラクターを操作して、スリリングな対戦を楽しめます。
各キャラクターには固有スキルやアビリティが付与されていたり、足の速さが違ったりと個性がバラバラ。好きなキャラクターで遊ぶもよし、スキルやアビリティでキャラクターを選ぶもよしというのが特徴です。
対戦内容は、制限時間内に“ハンター”はチャレンジャー全員を捕まえれば勝利! 一方の“チャレンジャー”はハンターから1人でも逃げ切れば勝利という内容になっています。
制限時間は100秒のため、気軽にプレイできるのはいいところですね。
操作方法はシンプル。画面左側のスライドで移動、右側のスライドでカメラ操作、ボタンはスキルボタンとハンター専用の捕獲ボタンのみとなっており、わかりやすいです。
ハンターはチャレンジャーに近づいて捕獲ボタンを押すだけで捕まえることができ、チャレンジャーは走る、隠れる、スキルを使ってハンターから逃げきるだけ。複雑なアクションは一切必要とせず、覚えることもそこまで多くないので、ゲーム初心者でもすぐにプレイできると思います。
捕まったチャレンジャーは魔法陣に封印されてしまいますが、他のチャレンジャーがその魔法陣に入ると助け出すことができます。しかも、魔法陣に入る仲間の数が多くなると早く助けられるのがおもしろいところ。1人でこっそり助けるのか、仲間と一緒に助けるのか、悩みどころです。
ゲームはハンターかチャレンジャーのどちらかを選択してからスタートするため、ゲームが始まってから「ハンターだった! どうしよう!」みたいな焦りはありませんでした。
好きな方をプレイできるので、初心者の練習にもなる優しいシステムになっています。
シンプルすぎると、単調さや飽きることを懸念する方がいると思います。下記で紹介するアビリティやスキルを使うタイミング、マップ上で入手できるアイテム“キャンディー”が試合の流れをガラッと変えてくれます。
スキルやアビリティ、キャンディーの使い道
スキルは、チャレンジャー側のキャラクターだと“ハンターにスタン攻撃”や“素早さアップ”といった逃げる能力がメイン。
ハンター側のキャラクターは“捕獲罠設置”、“チャレンジャーの位置表示”といった妨害、索敵能力がメインになっています。
スキルは使用回数が決まっており、時間経過で回復しないのでどのタイミングで使うかが肝になってきますが、そこで重要になってくるのが“キャンディー”です!
キャンディーはマップ上にランダムで出現し、“緑”、“青”、“赤”の3色が存在。
“緑”は一定時間マップに敵を表示、“青”は走る速度上昇、“赤”はスキルの使用回数増加という効果があります。
ハンターとチャレンジャーのどちらも効果は同じですが、キャンディーは1度取ると消えてしまうので早いもの勝ち!
特にスキルの使用回数が増える赤いキャンディーは強力なので、絶対に取りたいんですけど……深追いしすぎると、そこをハンターに狙われて捕まってしまうことも(苦笑)。
アビリティは、パッシブスキルの役割になっており、“ゲーム開始時10秒間は敵の位置が見えるものや、特定のキャラクターが仲間にいる時に発動する能力など、スキルとは違った能力が付与されています。
本作はタイマンのオンライン対戦!?
先ほど、“2人組のハンター”と“6人チームのチャレンジャー”で行うオンラインPvPシステムと記しましたが、配信時は8人で遊ぶオンライン対戦ではなく1vs1のオンライン対戦になっています。なお、マルチプレイヤー対戦は今後のアップデートで対応予定とのこと。
操作できるキャラクターは最初に選択した1人のみ、仲間はCPU操作になっているのでプレイ中に他のキャラクターに変更することはできません。またチャレンジャーでプレイ中に捕まってしまっても他のキャラクターに変更はできません。CPUに助けてもらうのを待つだけになります。
といってもプレイヤーを優先的に助けてくれるようなので、ご安心を。
筆者が数百戦プレイして感じたことになるのですが、CPUに操作させる仲間を誰にするかで、勝率がかなり変わってきます。
最初は誰を仲間にすればいいのか、悩むと思いますが、CPUがどんな動きをするのかが分かってくると、復活を早めてくれるスキル持ちがいいとか、敵の位置を表示してくれる仲間がいいなど、仲間に欲しいキャラが見えてくるかと。
タイマン勝負ゆえにCPUをどう使いこなすかが本作の鍵だと感じました。
カワイらしいキャラクターを紹介!
プレイできるキャラクターは初期から開放されているキャラ以外にもガチャから入手できます。衣装違いの別Ver.キャラがいるのでコレクションすることにも楽しさがありますね。
ガチャでキャラクターが被ってしまった場合は、そのキャラクターの欠片を入手できます。欠片を集めるとそのキャラクターのレベルを上げることができ、レベルを上げると足の速さなどの基礎能力アップ、スキルの強化、そして新しいアビリティの開放に繋がります。
本作は3Dモデリングされたキャラクターを動かすのですが、、この3Dモデルがよくできていて、めちゃくちゃカワイいいのです! しかも360度どこから見てもかわいい出来!
そんな筆者オススメの好きなキャラクターを紹介していきます。
ハローキティ(チャレンジャー)
サンリオのキャラクターでもトップの知名度を誇るキティちゃん。平均的な能力と汎用性の高いスキルを所持しており、初心者から玄人まで使える万能キャラクターです。また、双子の妹“ミミィ”も本作に登場しています!
ちなみに筆者はキティちゃんが大好きで結構な量のグッズを所持しています。
スキルは2.5秒間、速さが50%アップ、なおかつその間はハンターからの攻撃を受けなくなる“ミラクルパワー”。
最初から使用できるアビリティは、双子の妹“ミミィ”が仲間にいると、走る速さがアップする“仲良しツインズ”。キティちゃんを使用する時は、ミミィちゃんを仲間に入れておくだけでこのアビリティが発動するので入れることをオススメします!
ポムポムプリン(チャレンジャー)
毎年行われている“サンリオキャラクター大賞”で安定して5位以内に入賞する人気キャラクター・ポムポムプリン。
速さに特化した能力とアビリティ、そして仲間を守れるスキルを持つ中級者向けのキャラクターです。
スキルは発動時に2.5m以内にいる仲間が2.5秒間、ハンターからの攻撃を受けなくなる“ミラクルサークル”。
最初から使用できるアビリティは、ハンターが3m以内に接近した時、一度だけ2秒間速さが35%アップする“危機一髪”。
これらのスキルとアビリティのおかげで最初の攻撃を受けずに逃げられます。ただ、スキルは仲間との距離を確認しておかないといけないので、使用タイミングが少しだけ難しいです。
クロミ(ハンター)
アニメ『おねがいマイメロディ』に登場する自称“マイメロディのライバル”。サンリオの中では珍しい悪役キャラクターなのでハンター役にピッタリです。
汎用性の高いスキルと相まって、チャレンジャーを捕獲しやすいキャラクターとなっています。
スキルは発動すると5秒間、レーダー(ミニマップ)にチャレンジャーの位置が表示される“マジカルレーダー”。
最初から使用できるアビリティは、マイメロディちゃんが敵にいる場合、走る速さがアップする“ライバルハート”。
初期アビリティは発動条件がありますが、汎用性が高く本作でもっとも便利な索敵を行えるスキルを所持しているので、ハンターの練習をしたい初心者はまずクロミちゃんを選ぶのがいいかと。
バッドばつ丸(ハンター)
いたずら好きで、天邪鬼というサンリオ初の悪役キャラクター・ばつ丸。サンリオきっての悪役ということか、能力はかなり高め、特に走る速さがバツグンに高く、ばつ丸から逃げるのは至難。ただし捕獲能力は高くないため、上級者向けのキャラクターとなっています。
スキルは発動すると3秒間速さが50%アップ、なおかつその間は気絶状態にならなくなる“ミラクルガード”。
最初から使用できるアビリティは、試合時間が残り30秒になるとスキルの使用回数が1回増える“スキルプラス”。
能力、スキル、アビリティと速さ特化のキャラクター。うまい人がばつ丸を使用すると、止められなくなるかもしれないという、最強のハンターです。
試合時間100秒でアツい攻防を楽しめる作品!
実際にプレイしてみた感想としては、シンプルな操作とシステムのため、最初のプレイから迷わず楽しめる作品になっていました。
本作において最大の特徴はシンプルでわかりやすいゲーム性だと思うのですが、その次の特徴として100秒という試合時間にあると思います。
1プレイが100秒というのは、非対称型対戦ゲームの中で短いと思うのですが、チャレンジャーで逃げている時は長く感じ、ハンターで追いかけている時は短く感じるというように、体感時間がチャレンジャーとハンターでまったく変わります。
チャレンジャーで仲間が捕まった時に、助けに行くのか、それともひっそり隠れて逃げ切るのかという判断がかなり重要に。
このように、仲間を無理矢理助けようとして2人同時に捕獲されて負けてしまうことがあるのです(笑)。
ハンター時は、残り1人が見つからず焦ることはもちろん、深追いしすぎてその間に捕獲したチャレンジャーを開放されて負けてしまうこともあります。
短時間であるため、1つの判断ミスをリカバリーするのは至難です。そのため、最初は「カワイー! 楽しいー!」という感想から、「あれ? 奥深いぞ」とダンダン変化してくる作品でした。
多くのキャラクターが参戦していますが、今後もどんどんキャラクターが増えていくと思われます。
サンリオは好きだけど対戦ゲームは苦手という人にこそ、本作はオススメ。あとは気軽に対戦ゲームを遊びたい人にも向いているかと。非対称型対戦ゲームで、ここまで分かりやすく遊びやすい作品はなかなかないので、ぜひプレイしていただきたいです。
また、上記のように今後のアプデで、マルチプレイヤー対戦やルーム形式での対戦機能や協力プレイでのチャレンジャー捕獲などのゲームモードが追加予定だそうです。こちらの続報も楽しみです。
© 2022 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO.S622053
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