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リアル謎解きゲーム『カクレコウモリ』に挑戦。監禁された『AI:ソムニウム ファイル』イリスを救い出せるか?

カワチ
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 6月23日発売予定のPS4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Windows10、Steam)用アドベンチャー『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』の企画記事をお届けします。

 スパイク・チュンソフトのリアルタイム謎解きプロジェクト『Hidden Bats カクレコウモリ』で3回目の失踪者捜索事案が発生。なんと、失踪者のひとりは『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』に登場する左岸イリスであることが明かされました。

 新規コンテンツだと思っていた『カクレコウモリ』が既存作である『AI:ソムニウム ファイル』と関係があったとは! 自分のように驚いている『AI:ソムニウム ファイル』のファンも多いハズ。そこで、ここでは『Hidden Bats カクレコウモリ』の概要やイベントの進め方について解説していこうと思います。

リアルタイムのサイトやTwitterと連動した謎解き

 『Hidden Bats カクレコウモリ』は、5月6日に公開されたカウントダウンサイトがはじまりでした。カウントダウンサイトは9つのブラウン管テレビの画像が並んでいるというデザイン。9つであることから、『ZERO ESCAPE(極限脱出)』シリーズとの関連性を睨むユーザーも多かったです。

 ティザーサイトでは中央の再生マークをクリックすると“Bats489”というタイトルのYouTube動画へ。動物や数字が流れてくる奇妙な映像が確認できました。また、画面左下をクリックすると“SF砂育財団SUNAIKU FOUNDATION”というサイトへ。“私たちは、失踪事件の早期解決に全力を尽くします”というメッセージを確認できました。

 5月8日にはカウントダウンが終了し、翌日9日にはスパイク・チュンソフトから正式なアナウンスが。この“カクレコウモリ”がどういったものなのか、具体的に明らかになりました。

 “カクレコウモリ”は失踪者を救うため、その失踪者とコミュニケーションを通じながら解決を目指していくというもの。失踪された人たちは、とある密室に監禁されており、2日に1度、決まった時間に21分しか起動しないスマホを持っています。

 失踪者はTwitterでこちらに謎の暗号を提示するので、プレイヤーは謎を解いて2日以内にTwitterでリプライ。事態が発展していく仕組みです。

 具体的には、失踪者からの情報と動画“Bats489”を照らし合わせて、
答えである“Nirvana Spell”を導き出して【Answer】に入力。Nirvana Spell が正しければ【9桁の数字】が表示されます。その数字を失踪者に直接伝えることで、この計画は進んでいきます。

 衝撃的なのは“実験”とされているラストの問いかけ。第1回はアイネ、ビナトのふたりの失踪者の各固定ツイートの“いいね+RT”の合計数を比較し、高い方を救出。同数の場合、2人とも救出するというもの。

 第2回はマリハ、ルミナというアカウントのフォロワー数を比較して、高い方を救出。同数の場合、2人とも救出するという内容。

 謎解きというよりは、際どいゲームのようになっています。なお、第2回は見事にフォロワー数を一致させることに成功して2人とも救出させることができましたが、第1回の時はアイネのみが救出されるという後味の悪い結末に……。

 プレイヤーの行動によってキャラクターの運命が変わる。その事実を意識させられる瞬間です。

イリスから送られてきたヒントは?

 さて、ここからは第3弾で登場した左岸イリスのプレイレポートをお届けします。直接的な答えは書きませんが問題を自力で解きたい人は気をつけてください。

 さて、イリスから送られてきたメッセージは以下。

 10×5のマス目に書かれたアルファベットの羅列と、その下にはPick upの文字と“白いキリン=青いカメ=赤いキリン”のイラスト。この式の謎を解くのがカギになりそうですね。最初はイリスから送られてきた画像だけを見て解こうとしたのですが、まるで分からず。

 そういえば動画“Bats489”にヒントがあることを思い出し、チェックしてみることに。怪しくて怖い動画だ……。でもヒントがあるハズ。

 次々と流れる映像を見ていてピンと来ました! 動物の隣に書かれている数字やローマ字を式の場所置き換えればいいのか!

 動画を流してみると、白いキリンがN、赤いキリンが111ということが分かりました。問題なのは青いカメ。表示されているのは記号のようなものなのですが、これがなんなのか検討がつかない。

 仕方がないので知り合いに相談。何人かに画像を見せたところ、有識者から「これは天王星じゃないですか?」と教えてもらいました。なるほどー。たしかに某美少女戦士のマークで見た気がする! 自分で答えにたどり付きたかったけど、まぁ、これは仕方がない……。

 でも、“N=天王星=111”ってどういうこと?(笑) Nと111は検討がつかないから天王星を起点に推理していきましょう。でも天王星って言ってもウラヌスという名称と太陽系第7惑星ということぐらいしかわからない……。

 あれ、そういえば“イリス”も番号7番の小惑星だと聞いたことがあるぞ。もしかして、さらわれた左岸イリスの名前もヒントになっているのか?

 ということは、Nと111もなにかしらの関連性が……。あー! わかったー!! 一気に解けたぞ!!

 キーワードはコレだから、アルファベットをこういうふうに選んで……。よし。選んだ文字をAnswerに入力。

 きちんと正解だったようで、アルファベットが出てきたのでツイッターでイリスに伝えることにしました。

 これでイリスの1回目の謎解きはクリアできました。もうひとりの失踪者である吾志木カイロの情報も追ってみよう……!

 ということでレポートはここまで。これまでの失踪者はリアルタイムでのTwitterのやり取りこそできませんが、どのような謎解きや実験があったのかは各人のTwitterを追うことでチェックできるようになっています。サイトには“これまでの答え”もあるので、自分の推理が正しいかちゃんと確認もできます。

 これまで『カクレコウモリ』を知らなかった人もぜひ参加してみてください。本格的なものになっているので謎解きが好きならハマれますよ!

 また、『カクレコウモリ』と『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』がどのようにつながっていくのかにも注目したいです。

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