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それが、いまの成子坂じゃないですか みんないっしょでいいじゃないですか(比良坂 夜露)【アリスギア名言集】

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 iOS/Android/PC向け武装カスタマイズアクション『アリス・ギア・アイギス』に登場するキャラクターたちの名言を紹介する連載企画がスタート。

 今回は比良坂 夜露の名言をお届けします。

※本記事には内容のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

比良坂 夜露【ひらさか・よつゆ】(声優:沼倉愛美)

 成子坂製作所に入所したばかりの新人アクトレス。

 他人の笑顔のためならば自分からどこへでも突き進む、活発で積極的な女子高生。中学卒業を機にアクトレス免許を習得し、より多くの人を助けるためにアクトレスとなる。

 あまり評判の良くない芦原高等学校に通う1年生。

それが、いまの成子坂じゃないですか みんないっしょでいいじゃないですか(比良坂 夜露)

●メインストーリー 躍進編 1章

 『アリスギア』の舞台となっているのは、地球上のさまざまな時代や場所の環境を再現した宇宙船団“シャード”。シャードは“ヴァイス”と呼ばれる生命体の襲撃を受けており、“アクトレス”と呼ばれる少女たちが撃退任務についています。

 と言っても、物語開始時点では、決して人類の危機ではなく、調査や準備を行っておけばなんとかなる程度。ニュースでは、どの企業がヴァイスの撃退に最も貢献したかがスコアとして報じられ、優れた成績のアクトレスはまるでスポーツ選手のようにメディアに出演することもあります。

 隊長(=プレイヤー)や夜露の所属する“成子坂製作所”もヴァイス撃退を生業とする企業のひとつ。ただ、最近の成績は芳しくなくライバル企業の“叢雲工業”への吸収もウワサされていました。

 しかし、叢雲工業の躍進の裏には、上層部の判断でヴァイスを意図的に放置してよりポイントを稼げる大型の個体が増えてから撃退するという不正行為があったことが判明。現実に例えるなら、害虫駆除業者があえて害虫を全滅させずに作業を終え、繁殖しなおしたところで駆除を再度請け負うようなものです。


 不正行為のつけは大きく、シャード内へのヴァイスの侵入を許すことに。さらに注目を集めていた新型装備のデータ不正疑惑も噴出して、叢雲工業のアクトレス部門は売却。叢雲工業が撃退を請け負っていた地域は成子坂製作所の管轄となりました。


 そんな生々しい事情から、叢雲工業のアクトレス“吾妻 楓”、“日向 リン”、“小鳥遊 怜”は成子坂製作所に移籍することに。業務も人員も増えて成子坂製作所としては万々歳の結果となりました。

 ただ、楓たちからすると、成子坂製作所に辛い境遇を強いていた企業からの移籍。さらに、叢雲工業での実績の一部は不正によって得たものとその心中は複雑です。

 叢雲工業がヴァイスを逃がしていたシャード外壁での案件が成子坂製作所に多数舞い込んでいることもあって、なかばけじめのように旧叢雲メンバーだけでヴァイス撃退の業務を受けようとします。


 楓たちの出動願いを受け入れることは、けじめをつける必要性を認めることに通じます。見方によっては、叢雲工業の一連の不祥事に楓たちが携わっていたというスタンスを取ることにも近いでしょう。

 そんな状況に納得できず、夜露は楓に声をかけます。



 「楓さんがいて リンさんがいて 怜さんがいる」
 「それが、いまの成子坂じゃないですか」
 「みんないっしょでいいじゃないですか」

 過去は過去。楓たちのせいじゃない。仲間としてヴァイスと戦いたい。夜露にとって楓はあこがれの存在。

 そんないろいろな想いがないまぜになったまま口をついたこの言葉を受けて、楓は自分たちで請け負おうとしていた案件の担当を「隊長にお任せします」と判断を任せることに。

 楓の心に築かれかけていた壁を崩すことになりました。



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