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少年ジャンプ+の『悪魔の擬態』は読後感のよさ+もう1回読み返したくなる描き方が秀逸。無料なのでぜひ!

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 少年ジャンプ+で、6月13日に公開された樹村カナミ先生の読み切り作品『悪魔の擬態』が50万PVを突破。大きな話題を呼んでいます。

『悪魔の擬態』ってどんなマンガ?

 『悪魔の擬態』を一言で紹介するなら、“人狼”と“人狼狩り”の物語です。

 人を襲う人狼という怪物を追って、とある村にやってきた人狼狩り。そこには新参者の神父がいて……。と、言ってしまえばテンプレートな舞台と役者がそろっています。

 樹村カナミ先生も“あるあるネタ”とツイートしているので、意図的にテンプレートな構成を選んでいるのでしょう。

 そんなテンプレートな舞台で、マンガや物語へのメタ的な突っ込みを中心にした笑いや人狼とのバトルが展開。そして、最後にタイトルの『悪魔の擬態』がなにを意味するかがスッと腑に落ちていく感覚が気持ちいいんです。

 具体的なことを書くとネタバレのオンパレードなので、とにかく読んでほしい作品ですね!

 また、一度読み終えたあとに改めて読み返すと「このセリフは」、「ここの意味は」と気づきが多いのも大きな魅力。一度読むだけでもおいしいのに、読み返してさらにおいしい……あぁ、好き!

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