ついに実装“ストナーサンシャイン”! ストーリー振り返り企画もスタート【スパロボDDコラム#67】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第67回コラムをお届けします。

 イベント“信じる心、熱い魂”の開催に合わせて、真ゲッター1専用の“ストナーサンシャイン”とグランゾート専用の“サラマンダー”、2種のSSR必殺技パーツが追加されました! “ストナーサンシャイン”は期間限定排出となっており、6月15日(13:59)に4ステップアップガシャの開催が終了してしまいますので、ゲットしたい方は特急でお願いします!!

真ゲッター1の代名詞“ストナーサンシャイン”がついに実装! グランゾートも新たな魔動力に覚醒!!

SSR ストナーサンシャイン

【ユニットパーツデータ】ストナーサンシャイン



ストナーサンシャインの評価(SS)

 気力上限に加え、気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値が上がります。また、気力140以上のときに必殺威力の増加効果、被ダメージ時の気力上昇量効果もアリ。

 そして最大の特徴は、“必殺技スロット1に装備している必殺技の必要アクション数が1減少する”効果がついていること。基本的にアクション数3の必殺ばかりだった真ゲッターにはピッタリで、特に“真ゲッターチェンジアタック”とは相性バツグン。

 というわけで、満を持しての実装となった、真ゲッター1の必殺技“ストナーサンシャイン”。真ゲッター1の代名詞的な必殺技なだけに「待っていたぜ、この時を!」というファンは多いのではないでしょうか。

 メインストーリー“2章Part10”のストーリー中で戦闘デモが披露されたので「来月には(実装を)期待していいかも」と言っていたら、その数日後に実装となりました(笑)。

 ストナーサンシャインの、原作OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』での初使用は第11話。竜馬たちが號の声に導かれる形で、早乙女博士やコーウェン、スティンガーが乗るメタルビースト・ドラゴンに向けて放たれました。『スパロボDD』での戦闘デモは、この際の演出を忠実に再現したものとなっています。

 続く第12話では、インベーダーの巣窟と化した木星の衛星・ガニメデに対して放たれていますが、この時は質量があまりにも違いすぎて全く効き目がなく、第13話では、ガニメデ内部に突入しての攻撃も敢行していますが、巣食っていたインベーダーによって撃ち返されてしまいました。

 なお、3回目のストナーサンシャインの光弾は、肩にかついでから振りかぶって投げるほどの巨大さでした。『スパロボ』シリーズでもたまに、この3回目を再現した演出になっていることがありますね。

 ストナーサンシャインの歴史的な初登場は、故・石川賢さんが1991~93年に連載した原作漫画版『ゲッターロボ號』。真ゲッターロボの登場からまもなく、ゲッターロボの意思を受けたメシア・タイールの助言により放たれました。

 同作の流れをくみ2021年に放送されたアニメ版『ゲッターロボアーク』では、真ゲッターロボから分離したとされる真ゲッターロボタラクが使っていたのが記憶に新しいところです。

 『スパロボ』的には1995年リリースの『第4次スーパーロボット大戦』の真ゲッターロボ初参戦時から同機の最強必殺技として君臨。最新作『スーパーロボット大戦30』のDLCでは、『ゲッターロボDEVOLUTION~宇宙最後の3分間~』から参戦したゲッター1(適者進化態)の最強必殺技にもなっていました。

SSR サラマンダー

【ユニットパーツデータ】サラマンダー



サラマンダーの評価(S)

 無条件で攻撃力・照準値・運動性、気力10上昇ごとに運動性がさらに強化されます。また、気力140(特性の強化で130まで減少)以上のときには、戦闘時のみ敵ユニットの防御力・運動性を減少させる効果がつきます。

 そしてお馴染みの味方で強化される効果もあり、ガス山本がいるときは照準値、ラビがいるときは攻撃力・運動性がプラス。気力を上げすべて発動させれば運動性はかなりのものになりますが、やや攻撃が物足りず。また、編成が限られ過ぎてしまうのも運用しにくいですね。

 もう一方の“サラマンダー”は、地面に魔法陣を描き、そこから2匹の火トカゲを召喚して使役するグランゾートの魔動力。原作『魔動王グランゾート』第15話で、カニ歩きで高速移動する邪動神ジャンモス3号に対して初めて使用されました。このときは“ドーマ・キサ・ラムーン”の呪文のみで呼び出されたため魔動力の名称が不明でしたが、フレイムボマーやエネルギーボルトを軽々避けるジャンモス3号の動きを封じています。

 第17話では、海戦用の邪動神トリプロス3号に対して使用され、グランゾートの動きを封じたトリプロスアンカーを断ち切ることに成功。この時初めて、この魔動力が“サラマンダー”であることが判明しています。

 第20話では、初登場した邪動王ワイバーストのビーストモード(双頭竜)に向かって放たれて損傷を与えたものの、サラマンダーを利用されて逆にグランゾートが大ダメージを追うという憂き目にあってしまいました。

 3大邪動王にグランゾートたち魔動王が敗れ去った第23話以降は出番がなかったサラマンダーですが、第40話でスーパーグランゾートが再び使用。スーパーウインザートのビートウェイブ、スーパーアクアビートのサーペントクラスプとの波状攻撃で、蘇った暗黒大邪神を襲ったものの、残念ながらまったく効果がありませんでした……。

 『グランゾート』の企画書段階では“精霊の招喚(エヴォケーション)”として紹介されており、グランゾートがサラマンダーを使役できるように、ウインザートがジン、アクアビートがウンディーネを呼び出すことができるとされていました(どちらも本編未使用)。

 現在も人気の某大作国産RPGシリーズの第3弾に、初めて召喚魔法が登場して好評を博したのも『グランゾート』が放送された1990年のことですから、もしかすると当時のムーブメントだったのかもしれませんね。

 ちなみに筆者は、主力として使っているグランゾート用の“サラマンダー”目当てで4ステップアップガシャを回したところ、なんと3ステップ目で“ストナーサンシャイン”が来てしまいました! 4ステップ目のピックアップ確定枠も“ストナーサンシャイン”で、結局“サラマンダー”は入手ならずという……。

 “ストナーサンシャイン”は期間限定排出パーツなので、大変ありがたいのですが、筆者は真ゲッター1関連のパーツの引きが非常に悪く、真ゲッター1が戦闘力4万弱と2軍落ちしているんですよね。これが、いわゆる無欲の勝利というやつなのか……? いや“サラマンダー”は手に入らなかったので敗北? せっかくなので、なんとか真ゲッター1を使えないか検討してみたいと思います。

『スパロボDD』のこれまでのストーリーを振り返る! 『スパロボDD戦記』不定期掲載スタート

 さて突然ですが、今回から新企画『スパロボDD戦記』を不定期連載していきたいと思います。どんな企画かというと、これまでの『スパロボDD』のストーリーをザックリ振り返っていこうというもの。8月には『スパロボDD』も3周年を迎えるということで、さすがに3年も前のこととなると、サービスイン当初からのプレイヤーは結構忘れていることも多いと思うんですよ。というか、筆者自身が結構忘れていたりするので……(苦笑)。

 本企画では、物語の見どころやクロスオーバーなどを詳細に解説するのではなく、大きな出来事に焦点を絞って、箇条書きでまとめる形をとっていきます。詳しくは『スパロボDD』を実際にプレイしてね! ということで、これからの展開を楽しむための情報整理に役立てていただけると幸いです。

 なお“序章”はワールド1~6のどこからでもプレイできるのですが、今回はリリース時に開放されていたワールド1から4までを数字順に進めていくことにします。まずは“プロローグ”と“序章ワールド1”を振り返っていきましょう!!

【プロローグ】
●物語の舞台:西暦2021年 南極大陸日本領 MART本部
●メイン作品:『オリジナル』
●発生した出来事
1:MART(多国籍南極氷床調査隊)によるディーダリオンのテスト戦闘のさなか、アンギルオンとマービュオンが出現。アンギルオンはディーダリオンの存在を「度し難い」として攻撃を加える。
2:ディーダリオン、アンギルオン、マービュオンが共振。トリニティゲートが開かれ、メグたちもろとも時空転移してしまう。

【ワールド1】
●物語の舞台:ワールド1

●メイン作品
『マジンカイザー』
『超電磁ロボ コン・バトラーV』
『デビルマン』
『鋼鉄ジーグ』
『聖戦士ダンバイン』

●発生した出来事
1:Dr.ヘルが再起。甲児が乗るマジンガーZが、機械獣軍団から光子力研究所を防衛する。ディーダリオン、メグ、サキミが相次いでワールド1へと空間転移し、甲児とともに機械獣軍団の迎撃に成功。戦闘後ディーダリオンは消失し、メグたちは光子力研究所の観察下に置かれ、甲児たちの協力要請を受諾する。

2:オレアナおよび大将軍ガルーダが率いるキャンベル星人が侵攻を開始する。メグたちがキャンベル星人を迎撃するなか、南原博士が選んだ葵豹馬らをパイロットとしてコン・バトラーVが初出撃。キャンベル星人の撃退に成功する。

3:女王・ヒミカが率いる邪魔大王国が復活。“銅鐸”を手に入れるべく日本侵攻を開始する。甲児、豹馬らと旧知の間柄である宙が鋼鉄ジーグへとビルドアップ。ハニワ幻人の襲撃が続くなか、デーモン族までもが現れる。

4:了は明にデーモン族の勇者・アモンを憑依させ、デビルマンへと変貌させる。デビルマンは、その人智を超える力によりデーモン族を退ける。

5:ガルーダが、コン・バトラーVに1対1の決闘を申し入れる。割って入ったあしゅら男爵の攻撃により、豹馬は腕を負傷してしまう。南原博士が、後事を招へいした四谷博士に託して死亡。キャンベル星人はDr.ヘルの機械獣軍団と結託する。

6:豹馬は、ビルドベースの技術を応用したサイボーグ・アームを手に入れる。四谷博士は光子力研究所、ビルドベース、南原コネクション、デビルマンによる戦闘チームの結成を提案する。

7:大魔王ゼノンのデビルマン抹殺指令を受け、邪魔大王国と連携した妖鳥シレーヌがデビルマンを襲撃。正体をさらしたディーダリオンの活躍もあり、シレーヌは撤退する。

8:突如として東京上空にオーラバトラーが出現。ショウのビルバインとガラリアのバストールが刃を交える。甲児、宙、明らは旧知のショウを助けるべく出撃し、ガラリアを退ける。

9:メグがディドを発見し、ディドの真意を知る。一方、ガラリアが再度出現。ショウはガラリアとともにオーラロードを開き、バイストン・ウェルへの帰還を試みるも、機械獣軍団と連携したガルーダの介入により失敗。ガラリアのバストールは爆散し、ディーダリオンもまた甚大なダメージを負う。

10:ヒミカ(邪魔大王国)、サイコジェニー(デーモン族)、あしゅら男爵(機械獣軍団)の3者が会談。キャンベル星人を加えた4勢力が結託して、ディーダリオンの時空跳躍能力を狙う。一方、四谷博士が提案した“スーパーロボット軍団”が正式に結成される。

11:デイーダリオンを狙う4勢力の総攻撃を、スーパーロボット軍団が迎撃。ディーダリオンは“仲間”たちとともにこれを退けるが、アンギルオンとマービュオンが出現。再びトリニティゲートが開かれてしまう。

●プロローグ/ワールド1終了時の状況
 メグやディド、光子力研究所、南原コネクション、ビルドベース、デビルマン、ショウらによるスーパーロボット軍団が発足。一方、邪魔大王国、デーモン族、機械獣軍団、キャンベル星人の4大敵勢力も、それぞれの思惑から協力体制を構築した。

 ディドはメグや、ワールド1で共に戦った甲児たちを仲間として認めるが、トリニティゲートの発生により再び時空転移してしまう。


 ……と、こんな感じです! いかがでしょうか? いろいろ検討したのですが、やはり箇条書きが一番わかりやすくまとまるんじゃないかなということで、このような形式にしてみました。

 今後も折を見て、なるべく駆け足で『スパロボDD』のメインストーリーを振り返っていけたらと思っていますので、ご期待ください! それでは、今回の『スパロボDDコラム』はここまで!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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