『マイクラ』ワイルドアップデートの古代都市やウォーデン、スカルクセンサーなど新要素を体験!
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- ophion
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『Minecraft(マインクラフト)』で6月8日に実施されたワイルドアップデートを体験。
その模様をレポートします。
マングローブの沼地を見つけるのに大苦戦!
今回のアップデートでは、“マングローブの沼地バイオーム”と“ディープダークバイオーム”の2種類のバイオームが追加。さらに建造物として“古代都市”が追加されました。
これらのなかで、とくに発見に手間取ったのがマングローブの沼地です。新しい木である“マングローブ”や新モブ“カエル”を見られるバイオームですが、バイオーム探しは最終的にどこまでいっても運。
今回のプレイではサバイバルモードで数時間探して心が折れ、追加で3時間ほど“クリエイティブモード”で探索してようやく発見といった具合でした。
一方で、ある程度明確に探す手段があるのが“ディープダークバイオーム”。こちらは洞窟の最奥に生成されるバイオームです。
『マイクラ』の性質上、どこからが洞窟でどこまでが偶然できた窪みかという問題はありますが、大きめの洞窟のうち3割程度でディープダークバイオームの生成を確認できました。
また、古代都市はディープダークバイオームの特定の高さに生成されることがある建造物。
今回のプレイでは、5カ所のディープダークバイオームの真下を掘っていったところ3カ所で古代都市に遭遇できたので、ディープダークバイオームさえ見つかればそれなりの頻度で古代都市を見つけられそうです。
古代都市には、いくつかのチェストが設置されていて、その中身はダイヤモンド制の防具やここでしか現状手に入らないエンチャント本など豪華なものばかり。
さらに新しいレコードをクラフトできる“レコードの破片”や、自分の死亡した場所を指し示す“リカバリーコンパス”の素材となる“残響のかけら”といった新たなアイテムも入手できます。
ちなみに古代都市には、巨大な額縁のような施設の下には隠し部屋が存在。構造によって隠し部屋の扉を開く手段がいくつかあるようなのですが、つるはしで壁を破壊しても侵入できるので自分はつい……。
本アップデートの新要素を体験するなら、まずはマングローブの沼地やディープダークバイオームを探すのが基本になります。
大地を侵食するスタルク
さて、バイオーム及び建造物のなかで探索時に気を付けなければいけないのがディープダークバイオームと古代都市。
これらの場所には“スカルク”、“スカルクカタリスト”、“スカルクセンサー”、“スカルクシュリーカー”というスカルクの名を持つブロックが存在。さらに“スカルクヴェイン”というヒカリゴケのようにブロックの表面をおおうオブジェクトが生成されています。
スカルクカタリストのそばでモブが力尽きると経験値をドロップせず、代わりにスカルクカタリストのそばのブロックがスカルクに変化したりスカルクヴェインが生成されたりします。経験値というエネルギーを吸って、スカルクがほかのブロックを侵食しているイメージですね。
さらに、スカルクシュリーカーとスカルクセンサーは、強力な新モブ“ウォーデン”を呼び出すトリガーになっているのも重要。
スカルクシュリーカーに何度か乗る、もしくはスカルクシュリーカーのそばにあるスカルクセンサーの近くで歩いたり食べ物を食べたりといった振動が発生する行動を何度か行うとウォーデンが出現します。
このウォーデンは、エンダードラゴンを超える体力と攻撃力を誇る危険なモブ。スカルクセンサーとウォーデンは、スニーク状態なら近くを歩いても反応しないのでディープダークバイオームや古代都市ではスニーク状態を維持するのが重要ですね。
ちなみに、ウォーデンはゾンビやスケルトンなどのほかのモブにも攻撃を仕掛けるのですが、さすがにほかのモブを倒してもらうためにあえてウォーデンを呼び出すというのは危険ですね。
レッドストーンなしで信号をつなぐ回路が実現!
さて、今回のアップデートでは上記のマングローブやウォーデンを含めたさまざまなブロックやモブが実装されました。
まず、マングローブと泥は基本的には新しい建材。マングローブからはほかの原木と同様に木材や階段などをクラフトできるので、また新たな色合いの木造建築を楽しめます。
泥は、そのまま建材に使うには万人受けしづらい見た目。ですが、泥4つと小麦4つでクラフトできる“泥レンガ”は今までのレンガとはまた違った色合いに。泥レンガからはハーフブロックや階段などがクラフトできるので、こちらもまた建材に活用できます。
さらに、泥は“尖ったドリップストーン”を利用すると粘土ブロックに変化。土ブロックに“水入りビン”や“スプラッシュ水入りビン”を使用すると泥ブロックになるので、時間さえかければ粘土ブロックを潤沢に入手できるようになりました。
また、ディープダークバイオームや古代都市に出現するスカルクセンサーは、近くの振動に反応してレッドストーン信号を出す性質があります。
レッドストーン回路に組み込める新しいブロックというだけで、一部のプレイヤーにとってわくわくするものですが、さらにスカルクセンサーにドアを隣接させるなど“スカルクセンサーが反応した際に音や振動を起こすギミック”を作れば、実質的にスカルクセンサーから別のスカルクセンサーにレッドストーン信号を飛ばすことも可能。
スカルクセンサーに振動を検知させればよいので、レッドストーンを敷き詰めることなく回路を作れるようになりました。
例えば、スカルクセンサーの前にドアを設置した場合、スカルクセンサーが反応してドアが開閉して、ドアの開閉の振動でスカルクセンサーが反応するため断続的に信号を送り続けることが可能。さらに、センサーが反応したことで別のドアが開くなどの振動を起こせば離れたスカルクセンサーを反応させられます。
なお、振動は基本的にブロック越しでも伝わってしまうのですが、ウールを間に挟むと伝わらなくなります。そのため、特定の振動だけを検知してスカルクセンサーが起動する装置を作ることも可能ですね。
冒険に役立つ新モブ・カエルとアレイ
さらに、プレイヤーの『マイクラ』生活をサポートするモブとして“カエル”と“アレイ”が追加。
“カエル”はマングローブの沼地で見かけるモブ。“スライムボール”を餌にしており、繁殖や誘導に使えます。
また、小さなスライムやマグマキューブに攻撃を仕掛けるのも特徴。マグマキューブを倒した際には“カエルライト”という明かりをドロップします。
どのバイオームで繁殖させたかでカエルの色は3種類に変化。それに伴ってドロップするカエルライトの色も変化するので、華やかな明かりが欲しいなら、カエルの繁殖に手を出してみる価値ありです。
もう1体の“アレイ”は、森の洋館や前哨基地の牢屋に閉じこもられていることがあるモブ。なにかアイテムを渡すと付いてくるようになるほか、渡したアイテムが近くにあると拾い集めてプレイヤーに渡してくれます。
そのほか、チェスト1個分の荷物を運べる“チェスト付きボート”や、ヤギをブロックに突進させると手に入る“ヤギの角笛”といったアイテムが実装。
とにかく大ボリュームのアップデートです。
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