攻略に役立つ『三國志 真戦』1周年振り返り。シーズンの特色や戦況、流行編制まとめ
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コーエーテクモゲームスの『三國志13』をベースにした大規模共闘シミュレーション『三國志 真戦』は、サービス開始から記念すべき1周年を迎え、さらにグローバル版でダウンロード数7000万を突破しました!
本作はシーズン制を採用しており、各シーズンで新要素が導入され、新鮮な感覚でプレイできることが特徴です。
そこで今回は、1周年を記念して振り返り企画を実施。1年間のプレイを通じた各シーズンでの体験を振り返りつつ、本作の魅力について改めて迫っていきます。
シーズン1:マッタリ同盟からまさかの最前線へ!
2021年5月19日、サービス開始と同時に始めた場合は、同日に記念すべきシーズン1がスタートしました。
クローズドβテストは実施されていたものの、基本的には手探りのなかでのスタートダッシュ。
巴蜀という、大陸全体でいえば僻地にあたる場所からスタートした自分は、比較的マッタリとしたペースで勢力を伸ばしていきました。
周囲の土地を占領して勢力を伸ばす→部隊を育成してさらなる高難度土地の取得を目指す→育成が進んだら同盟メンバーとともに城や埠頭の占領へ! という基本的なゲームの流れは最初期から変わらず。
シーズン1では、マイペースに内政を進めつつ、たまに共闘するというマッタリとした方針の同盟に所属した自分。
アットホームな雰囲気で居心地のいい同盟で、攻略情報を仲間とチャットで交換しつつ、のんびりとゲームを楽しんでいました。
最前線で戦いを繰り広げるのも醍醐味ですが、僻地でならマイペースな育成(いわゆる農民プレイ)を楽しめるのも、本作の魅力ですね。
ところが、埠頭を巡る他同盟との争奪戦から状況は一変。
有力同盟との本格的な戦いが勃発し、続々と同盟メンバーが捕虜にされてしまいます。
他の同盟メンバーと離れた位置にいる自分としては、救援にも行けず歯がゆい思いをする日々でした……。
このまま同盟も滅亡してしまうのかと思いきや、ここで同盟の盟主が見事な外交手腕を発揮してくれます。
なんと当時そのサーバーで圧倒的な勢力を誇るトップ同盟の盟主の方に話を通してくれ、希望者はトップ同盟に移籍できることに!
話を通してくれた初期同盟の盟主にも感謝してもしきれませんが、当時全然戦力の整っていなかった、自分含む仲間たちを受け入れてくれたトップ同盟の懐の深さもすごいですね。
今思い返してみても、この一年間で最大の恩人はこの盟主お二人だと思います。
これ以降、自分はトップ同盟に加入。後のシーズンでその兄弟同盟に移籍するものの、縁は今もずっと続いています。
移籍後の同盟では、本格的な城攻めや対人戦も数多く体験することができました。
対人戦では、やはり劉備を中心とした“天下槍”にぶつかることが多かったですね。自分は諸葛亮を中心とした蜀編制を使用していましたが、耐久力の差で大敗することもありました。
城攻めで印象的だったのは、やっぱり最後の“洛陽”攻めです。
“洛陽”とは、ゲームの最終目的地となる最重要の城。初期のシーズンでは、ここを制したものがシーズンの勝者となりました。
洛陽陥落のタイムを少しでも縮めるため、洛陽以外の城で予行演習を行ったりもしました。
兵器部隊の着弾時間をピッタリ殲滅の数秒後にするなどの工夫もして、同盟で足並みをそろえてタイムを縮めていくのが楽しかったですね。
そんな感じで、洛陽攻めという得難い経験ができたシーズン1。同盟の連携の楽しさも、存分に感じられました。
ポイント:同盟間の駆け引きが奥深い!
本作は同盟単位での行動を基本とする戦略シミュレーションゲーム。
同盟メンバー同士の連携や、同盟間の駆け引きが全体で勝利をつかむために重要です。
いかに強大な同盟といえども、同盟メンバー数には上限があり、ひとつの同盟の力には限界があります。
いかに他の同盟と友好を結ぶか、あるいは裏切るかの選択が生む、まさに『三国志』のような熱い駆け引きが本作の大きな魅力のひとつです。
シーズン2:強豪同盟同士の一大決戦! 裏切りからまさかの展開に……
シーズン2でも快進撃を続ける自同盟でしたが、その勢いゆえか、ランキング上位の同盟同士で友好を締結され、ピンチに!
敵対連合は工作行動にも積極的で、自同盟から複数の寝返りも発生していました。
とくに重要な関である“潼関”攻めの際に裏切りが出たのは衝撃的でした。
自同盟で隣接した土地を取得していたメンバーが突如同盟から離脱したので、1同盟ぶんのメンバーが城攻めに参加できないという事態に!
ちなみに、寝返り工作や裏切りはゲームの仕様上はこれはこれでアリ。敵か味方か、プレイヤー同士で腹を探り合うのも、個人的には好きなポイントです。
紆余曲折あり、膠着状態が続く戦況。膨れ上がる敵同盟の勢いに劣勢を強いられることも多かったです。
そこで挽回策として、自同盟は“放浪軍”への転身を決意!
放浪軍とは、シーズン2からの要素で、いわゆる賊軍としてプレイできるプレイスタイルです。戦闘に特化しており、神出鬼没で敵を攻めて戦闘で資源を獲得できます。
ただし時間経過で資源を獲得できないというデメリットがあるので、戦闘にあるていど自信がある人向けではあります。
放浪軍になるかは自由選択でしたが、自分はシーズン1から付き合いのある同盟メンバーの方からのお誘いもあって放浪軍を選択!
今思い返しても、この放浪軍生活が非常に楽しかったです! 戦って負けても失うものが少ないので、積極的に攻めていけるのがいい。
早朝に敵の城を攻めてみたり、幕舎群を一人で一掃してみたりと、とにかく悪党っぽいプレイができるのが楽しい! まあ、敵からしたらたまったものではないでしょうが。(笑)
逆境に陥った仲間たちでしたが、それでも諦めてはおらず、放浪軍として勢力を拡大していきます。
たとえ劣勢であっても、逆に仲間との連帯を感じられるようになるのも、本作の楽しさです。
ちなみにその後、放浪軍はその数を増やし続け、ついに洛陽奪取に成功しました! 大胆な戦略や不屈の精神の大切さを知ったシーズンでした……。
余談ですが、自分の所属した軍勢(放浪軍にとっての同盟)が洛陽にラストアタックを決められたのも思い出深かったです。ちなみに、この放浪軍のときの軍勢のつながりは、今も続いています。
放浪軍など新システムで戦略にも変化が!
各シーズンでは、放浪軍などの新システムの導入で環境が大きく変化することも。
放浪軍の登場はとくに大きく、劣勢からの逆転手段が生まれたことで、シーズンが最後まで弛緩ムードにならなくなりましたね。
新要素の導入でシーズンごとに異なる戦略が必要になるため、長く続けても飽きにくいのが本作のポイントです。
シーズン3:防衛戦の楽しさを知ったシーズン
放浪軍に活路を見出したシーズン2とは逆に、敵の放浪軍に翻弄されたシーズン3。
順調に司隷(※)入りしたものの、敵が放浪軍化し、その防衛に苦戦したシーズンでした。
※司隷:洛陽のある地域。シーズン1~3における最終目的地
また、個人的にはシーズン2までにお世話になった同盟ではなく、その兄弟同盟に移籍したのが大きな変化でした。とはいえ実質的には2同盟は一心同体のようなものなので、縁はシーズン1から続いています。
そんなシーズン3では、戦法“三勢陣”の実装により環境が大きく変化しました。
三勢陣とは、別の勢力の武将3人で部隊を組むことで効果を発揮する強力な戦法。主将の固有アクティブ戦法の発動率を増やすほか、被ダメージを減らすことができるので非常に強力です。
事件戦法で星5武将を4人消費するものの、重複して消費可能なので、多くのプレイヤーが戦法を習得し、採用していました。
とくに賈詡や呂布、陸遜などの固有アクティブ戦法が強力な武将とは相性がよく、採用率が高かったです。
自分もこのシーズンでは賈詡を採用した象兵編制“賈詡三勢”を採用。シーズン終盤、洛陽を占領してからの過酷な防衛戦でも、おおいに活躍してくれました。
防衛戦は駐屯や建築、地形を利用した奥深い戦術が存分に味わえるのが最大の魅力。
重要な関に城で蓋をしたり、敵の行軍を柵で妨害しながら時間を稼げたことで、このシーズンでも無事に勝利をつかむことができました!
ポイント:部隊編制の奥深さ
戦法“三勢陣”のように、強力な戦法の追加により部隊編制の流行が大きく変化することも多い本作。
シーズンごとの変化に合わせて考える編制の奥深さが魅力です。
とくに三勢陣は同勢力で組むのが主だった編制の常識に新たな変化を加えた戦法。今まで注目されてこなかった武将にもスポットがあたり、編制を考えるのが楽しかったです。
PKシーズン「群雄割拠」:PKシーズン開幕! 六大勢力の争奪戦が熱い
PKシーズン「群雄割拠」は、PKシーズンとして、対人戦に重きを置いたシーズン。
従来の出生州が一新され、州と武将ごとに分かれた6つの勢力が登場しました。
各プレーヤーは、曹操、孫策、劉備、劉璋、馬騰、袁紹と、州ごとに分かれた勢力のどこに所属するかを決めることに。
勢力ごとに資源の生産量や兵種へのボーナスなど、多彩な“勢力特性”を得られるため、この選択はかなり重要。
決算ボーナスは勢力ごとに計算されるようになったため、ひとつの勢力が巨大な同盟のようなものでもありました。
自分は同盟の方針によって“劉備”勢力に所属。
戦闘で死亡する兵力が減少するほか、民心が上がりやすくなる勢力特性が有用な勢力です。
民心は、埠頭や城を占領したり軍屯を建てることで築城速度や屯田収益の増加、さらに敵軍の士気消費まで増加させることが可能な要素。
埠頭や城を占領するほど効果が高まるので、戦略的にはいかに他勢力に先んじて城攻めができるかが重要になりました。
体感的には、屯田収益の増加が非常にありがたい効果でした。民心は出生州が上がりやすいので、出生州に支城を置いたままにしておくのもアリですね。
PKシーズンでは、シーズンの最終的な勝者は城の占領で増加する覇業値によって決まります。
洛陽が重要であることには変わりないですが、そのほかの城の占領も重要になったことでさらに拠点攻略の戦略性が増しました。
このPKシーズンでは、勢力ごとに争う形になった影響で、非常に大規模な戦いが序盤から展開しました。
とはいえ、早い段階で他勢力と協調できたこともあって、抜きんでた速度で重要な城を次々と占領することに成功。
シーズン期間を残しつつも事実上の決着を迎え、残り期間は模擬戦の日々でした。真剣な領土の獲りあいももちろん白熱しますが、マッタリと敵同盟の方々と交流半分で戦うのも、なかなか楽しかったです。
ポイント:新要素で変化する環境! 新たな攻略法を模索するのが楽しい
PKシーズンでは、従来の同盟VS同盟から勢力VS勢力の構図に変わったことで、大規模な対人戦を味わうことができました。
シーズンごとに大胆な新システムを導入することで、マンネリにならないのも本作の特徴です。
シーズンを重ねるごとにサーバーが統合され、強敵が増えていく歯応えのある設計も白熱しますね。
新シーズンを始めるときは、常に新しいゲームを始めるときのような緊張感を味わえます。
PKシーズン「天下争奪」:天下二分でさらに戦いは大規模なものに!
PKシーズン「天下争奪」もPKシーズンとして、主なシステムは前シーズンを踏襲。
ただし前シーズンでは地域ごとに分かれていた勢力が、南北に分かれての対抗戦となりました。
北は曹魏陣営、南は孫劉陣営となり、両陣営のボーナスなどは変わらず。シンプルかつ大規模な対人戦が味わえるのが特徴です。
ちなみに自分は曹魏陣営。引き続きシーズン1からの同盟にお世話になりました。
PKシーズン「天下争奪」では敵同盟が強く、なにより速かった!
シーズン序盤で戦いが勃発したため、レベル30くらいで一軍を戦地に送り込まなければならず、正直少しあせりました。(笑)
商店のラインナップが充実していないため、戦功の使い道に困ることもありましたが、そこで助かったのが、PKシーズン「天下争奪」の新要素として実装された“同盟秘策”です。
同盟ごとに使用できるスキルのようなもので、戦況を有利にするさまざまな効果を発動できます。
とくに汎用性が高く使用機会が多かったのは、城を敵勢力が攻められないようにする“兵貴先聲”と、同盟補給で資源&予備軍を補給できる“三軍褒賞”ですね。
“兵貴先聲”によって、今までのシーズンのように城攻めのラストアタックを狙うor警戒することも少なくなったのが、環境的には大きな変化でした。
ほかには、季節の変化により特定のボーナスが得られる“季節システム”などの新要素も。
体感的にそこまで大きな影響はないですが、練兵ボーナスや屯田ボーナスが出たときは練兵や屯田に注力するなど、個人レベルの行動には十分な恩恵がありました。
このように、新要素の導入によって戦略にも変化が生まれたPKシーズン「天下争奪」。
強敵ぞろいのシーズンでしたが、それでもシーズン中盤以降の自勢力は他勢力をしのぐ勢いで勢力を拡大していきました。
放浪軍の出現などに悩まされるも、残り2週間ほどで大勢を決する展開に。
そこで同盟は、新たな目標を設定。“天下帰心”の達成を目指します。
“天下帰心”とは、覇業の最終目標となるもので、任意の陣営がすべての州府を占領することで達成できます。
敵の出生州まで含めて、10ヶ所の州府を占領しなくてはならないので、その難易度はまさに最高クラスです。
敵の出生州では敵の民心ボーナスが大きくなるために苦戦を強いられました。さらに敵勢力が集結するため、とにかく敵部隊が強い!
自分はシーズン終盤で引けた姜維を採用した“麒麟弓”で終盤戦に挑みましたが、敵の工夫をこらした編制とぶつかることもあり、楽しかったです。
ちなみに、最も強敵に感じたのは孫尚香や凌統を採用した“呉騎馬”でしたね。とにかく火力が高く、押し負けることが多かったです。
苦戦しながらも、味方の助力もあって最終的には“天下帰心”を達成! 今まで見ないほどの偉業を達成したとあって、同盟もおおいに盛り上がりました。
ポイント:個の強さよりも物量が重要になる公平性の高いゲームバランス
大規模な戦闘が勃発したPKシーズン「天下争奪」では、より同盟や勢力同士の協力が重要でした。
本作では、一般的な戦略シミュレーションゲームのような、課金による資源の購入や戦力の充実が不可能、または限定的になっています。
そのため、無課金や微課金のプレイヤーであっても、十分前線で活躍することが可能。
公平性の高いゲームバランスだからこそ、一人一人の強さよりも、物量が重要になります。同盟間の駆け引きや戦略の熱さが楽しめる理由ですね。
1年を振り返って最も印象的だったシーズンは?
こうして1年を振り返ってみると、本当にいろいろなことがありました。
エンジョイ勢として始めたはずが環境の最前線で戦うことができているのは、受け入れてくれた同盟の方々への感謝しかないですね。
最強クラスの同盟に加入、というか拾ってもらったシーズン1はもちろん印象深かったですが、戦況面では放浪軍が導入され、戦ったシーズン2がおもしろかったです。
逆境を覆せる可能性が生まれたので、最後まで緊張感のある戦いが楽しめました。なにより、圧倒的な逆境だからこそ生まれた仲間との一体感が楽しい!
勝敗に関係なく、公平な共闘感を味わえるのが、本作の最大の魅力であると思っています。
現在、自分の所属するサーバーではPKシーズン「赤壁の戦い」に突入中! 現在進行形で激戦を繰り広げています。
PKシーズン「赤壁の戦い」ではマップが刷新され、海上戦が導入。今までの常識が通用しない戦いに戸惑うこともありますが、新感覚の戦いを楽しんでいます。PKシーズン「赤壁の戦い」で猛威を振るう“陸遜槍”とはいつも引分ですが。(笑)
多数の新要素が追加され、シーズンを経るごとに進化を続けている『三國志 真戦』。
今から始めたプレイヤーも楽しめる公平性の高さが魅力的なので、ぜひ『三国志』や戦略シミュレーション好きな人はプレイしてみてください!
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三國志 真戦
- メーカー:Qookka Games
- 対応端末:iOS/android
- 価格:基本無料/アイテム課金